みずから書き、みずから滅ぶってこと。

中田満帆 / a missing person's press による活動報告

習作

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 まだ病んでるつもりなのか
 きみはいつだってそうだ、そうやって労働放棄するんだ
 きみのかわりにだれが、 
 だれが見せしめにされるのかも気づかないで
 どうやってきみはある種の諦観、そして倦怠に踊る?
 いつまでもいつまでもぼくが見守ってるわけにもいかないんだ
 クレイジー、キュート、ブロークン、それからインクィズィション
 つまさきからあたまのうえまで天使にかこまれて生きてたいっていうつもり?
 でもなにもかももう遅すぎる、
 きみが内気で、
 感じやすい男だってことはおれがぜんぶばらしてやったから
 きみが通りを歩き、いい娘に出会したらしばらくその子のことでいっぱいになる
 きみが通りを歩き、いい着想を得られたんならずっとそのおもいに自惚れてる
 だれだってほんとうは感じてるんだ、
 きみのように身勝手でいれたらって、
 石のようにただそこに存在できたらっておもうんだよ
 
 かの女はいつまでもおれの手にはとどかない
 せめてかの女のクローゼットのなかで永遠になれればなんておもうけど
 けっきょくは他人の魂しいにうんざりするだけの毎日が待ってる
 おれはだれとも恋に落ちたこともないから、
 荒野とか、世界だとか、
 あるいはCQBだとか、
 つぶやいて、
 次を待ってるだけで終わる
 トランジット、エクスプロージョン、それからフライング・サーカス
 つまさきからあたまのうえまで天使にかこまれて生きてたいっていうつもりさ
 でもなにもかももう遅すぎる、
 おれがグズで、
 まぬけな男だってことはきみがぜんぶばらしてしまったから
 おれが通りを歩き、いい娘に出会えてもアナウンスのなかで諦めてしまう
 おれが通りを歩き、雨季のない町でなにかをふと懐いだして反芻してしまう
 だれだってほんとうはわかってるんだ、
 過古とか、将来だとか、
 あるいはCPAだとか、
 だれだってほんとうは悲しいんだ
 おれのように厄介払いされてしまえばって、
 草のようにただそこに生えていればっておもうんだよ