みずから書き、みずから滅ぶってこと。

中田満帆 / a missing person's press による活動報告

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

夜になると鯖は・・・(ツイキャス反省会)

* 今月もあと2日で終わる。それでも自粛要請はつづく。もはや自粛とはいえず、強制と相互監視のなかに巻き込まれてしまってる。あるところでは県外ナンバーの車を攻撃したりして、まったくぶさまな国に生まれたものだと痛感させられる。とりあえずは残り少…

ひとりでに寂しいままで

* ついこのあいだ、フィッシング詐欺サイトに個人情報とカード情報を入力してしまった。iphoneが当たるというやつだ。以前にも引っ掛かったことがある。口座に金がなくて助かった。今回も口座には金がない、なにせ、月末だからだ。金は現金にして財布のなか…

きみに読む物語はない。

* きみがどこでどうしてるかなんて、おれにはわからない。ただ多くの物事が中止や延期にやられ、たった1年の見通しすらも立たないということだ。だれかが呼び鈴を鳴らしてくれることを待ちわびながら、ここにいる。果たしていつになれば、檻の犬みてえな生…

無題(即興詩)

かたちづけられないもの、 なづけられないもの、 それらの熾きにあってただ立ってるものたち ガーゼがかぜにたなびき、 マスクで眼鏡がくもるというひとりの老夫 薄曇りの8時26分 霧を吹いたみたいな窓のなかで、 わずかな酸化を怖れ、 レインコートをかぶる…

群青《今月の歌篇ⅱ》

* つらいことも淡いことで中和できればいいと水源の水脈猶も逆らう いくつもの葡萄の繁る高みよりわれにふりかかる怒りの果肉 ただおもうことの恥じらい遠泳の犬のいっぴき波に消えゆく 定めより欲しかりし永久よトラクター赤き真午のそのまままにゐて 空砲…

婚姻以前《今月の歌篇》

* 父を呼ぶ納屋のくらがりばかりありだれも見えない婚姻以前 靴を失う――ときとして死後のことかのような息切れ 革鞣す男のひとり頭蓋にて転落せし夕まぐれ 父を殺す――わが夢なれば善き人生悪しき母なる星の最果て ひとづてに磯暮れなずむひと日あり石のひと…

3月/March

03/01 食料を買いに業務スーパーへ。帰って早い時間に眠る。 03/02 出勤2日め。新港の現場。電動鋸で角材を伐る。腰が痛い。つぎに六甲の現場へ。大きな荷物にブルーシートを貼る。16時に終わり。水道料金と電気料金を払う。文学フリマの出店料を払う。 03/0…