2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧
* ついに登場、35歳の壁 * アンリ・ミショーは「ぼろ屑」で《わたしのような人間は、隠者として生きねばならぬ。その方がましなのだ》と書く。シオランは「告白と呪詛」で書いてる、《人間は、年を取れば取るほど、回心すべき目標がなくなっていく》と。 …
* 歌集に3つの注文が入った。心ある物好きなひとがいるもんだとおもう。けっきょくひとつの歌集を編むのに15年もかけてしまった。まあ、あまり真剣でなかったとううのもあるし、おれが晩生で、歌をちくることに理知的なにもかが欠けていたのかも知れない。…
けっきょく放りだしてしまった、 借りてきた本のすべてを おれという痴聖のなかにあった知性はすべて、 赦されず、癒やされず、どっかへいってしまって、 パークサイド・モーテルのいかがわしいマネキンたちと一緒になって、 灯りのなかに突っ立ってるかも知…
* 今月は、あと¥23,000しかない。というのも見栄を張って歌集を50部も刷ってしまったからだ。短歌なんざ、売れるわけがない。しかも価格設定は¥2500と来る。いまの世にそんな酔狂なものに銭をやれる人間などいない。けっきょく歌集のほとんどは歌誌にむり…
火柱を跨ぐ少女や秋白し 夜ぴって書き終わらないト書きある 訓戒受けまっすぐに蛙喰う ぬばたまの夢よ凾にてわれひとり 支那人の店員われを着服す けもの草質草旅草草枕 パセリ散り屍肉のうえを湯気あがる 花々を弔いながら楡死せり 暗がりの読経の声と夕餉…
中田満帆歌集「星蝕詠嘆集」、販売開始しました。よろしくお願い致します。ご入金確認後発送します。御購読ください。 連絡先:078-200-6874 / mitzho84@gmail.com振込先:三井住友銀行:藤原台支店(396)普通:7489267¥2500+送料¥350
ためらいのなかでぼくはやっと鍵盤を叩く そしてぼくを見限ったかの女を さらにぼくが見限る なんにせよ、だれかの下した判断ならばどうしようもないこと できることはなにもない、他人同士のできごとだ 相互フォローが終わって、 ぼくはかぼやく、 あんな女…
森先生から指摘され、スペルちがい、そして振り込み先の記載がなかったので作り直ししました。(10/7)
今月、半ばに歌集「星蝕詠嘆集/Eclipse arioso」を出版します。つきまして宣伝用のフライヤーをつくりました。図書館などで配布する予定です。