みずから書き、みずから滅ぶってこと。

中田満帆 / a missing person's press による活動報告

2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧

精神的児戯としての俳句

* 林間を逃げるけものや霜来たり 遠吠えの声もむなしく焚火跡 日もつまる寒空ばかり万華鏡 暮易し町の遠景窓は描く 枯野抱くおもいで遠い師走哉 冬人参かじる音する男去り 寄る辺なく少年ひとり夜咄 ラグビーや土塊みたくひと沈む 藁を編む夜なべが長い寒椿…

おれの徒然〈24〉「AIとの接触」篇

いつのまにやら、CopilptというAIがwindows 10に実装されたから遊んでる。いろんな質問をしたのだが、いちばんよかったのはダイエット計画だった。現在83㎏のおれが70㎏まで減量するまで、どんな食事が必要なのかもをだしてもらった。 1日の献立例(節約版)…

自分にとってお守りのような曲5選

お題「自分にとってお守りのような曲5選」 わが師、森忠明原詩によるロック・コーラス。 www.youtube.com 松崎ナオ『正直な人』より、アルバム・ラスト曲。 www.youtube.com これもアルバム・ラスト曲。『腹ふり』より。 www.youtube.com ポスト・パンクか…

blow down(オリジナルTシャツ販売)

★ じぶんで水彩画でTシャツをつくってみた 色はオートミールに指定 なかなかのできなのでだれかに着て欲しい suzuri.jp きょうは『白痴美人』という歌をつくって録音したものの、 精彩に欠ける出来になってしまった もっとギターを掻き鳴らすような、 勢いの…

火を放つべきか?──短歌について

* 20年ほどまえ、「新アララギ」の掲示板で短歌を投稿していた。たびたび撰者のほうから、かれが改作・添削した歌を押しつけられたことがある。最初のほうはおれもじぶんなりの改稿をだしていたのだが、あるとき、とある人物から「おれがもう添削したんだか…

おれの徒然〈23〉「くたばれ歌会」篇

* きのうの21時から歌会ということで配信したものの、けっきょくだれも短歌を詠まないという事態。ほぼ全員が詩人だ。詩はかったるい。他人の詩を読むのは苦行に近かった。恥ずかしい歌会だったとおもう。おれは歌人との繋がりが乏しい、そしてそれを告白し…

おれの徒然〈22〉「悲しき夏バテ」篇

www.youtube.com www.youtube.com ………というわけで、あしたは歌会なのだけれど、躰のほうは本調子になってくれない。夏バテだ。毎日、冷房装置のやっかいになっていたら躰が怠くなってしまった。眠りの質もよろしくない。毎日、横になってぐーたらをやらかし…

inflection

★ たしかな手応えもなく、 おれはおれの溝を掘ってる きのうはレコードが届いた 映画『殺しの烙印』のリマスター盤だ '18年にもLPがでたものの、 今回はリマスター且つ、 真理アンヌのインタビュー付きということで買った インタビューは短かった メルカリで…

おれの徒然〈21〉「酷暑奮闘」篇

* 連日の買いだしやんなんで躰が壊れてしまったのか、どうにも調子がわるい。とにかく怠い、眠りの質がわるい。悪夢をよく見る。足腰が弱っているとおもって、ひさびさにスクワットをやったら、関節を痛めてしまった。冷房を使ってはいるけど、室にいるだけ…

刈り取り

夏のあいだじゅうずっとおれは父の命令で草を刈ってた 前庭、裏庭、通路、そして隣の空き地、まえの空き地を あらゆるものごとは、あまりにもたやすくおれを突き落とす 汗だくになって、へたり込んでるおれに父が罵声を浴びせ、腕をふりあげる 毎年、ずっと…