みずから書き、みずから滅ぶってこと。

中田満帆 / a missing person's press による活動報告

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

a house

"a house" a house is bone, a house is meat, a house is not a mother, other is autumn my hometown is nihility I'm a sad man I'm a funny man my five sisters was put alienation to me. they played video game without me. mother and they talked …

yo-su-ga

www.youtube.com * 妹をかぞえるすべも見つからず陽だまりのなか帽子をなくす 谺する子供時代の口惜しさを書きためて猶わが詩篇ならず まぼろしの歌集がひとつ空へ帰す文学以後の暮らしのために 育つの樹の内部の夜よ雨ざかる丘のうえより見下ろす町 海に倦…

花に嵐

* ハナニアラシ 花にまつわる文法についての挿話 送り火がまわる芒原の果てでホールデンを幻視する鰥夫の男 発熱のやまない室で、氷水が爆発する深夜 仔牛の肝臓を輪切りにする作業のなかで、淋病患者の呻きが聞えた 惑星は消える 失われた12使徒を妄想する…

korekala-dohshiyoh?

* これからどうしよう? このところずっと、いいや去年の終わりからずっと散文詩を書いてる。行分けの自由詩というものが書けなくなった。これはたぶん、おれが演技をできなくなったということだろう。行分け詩は演技を要求する。本来、詩とはほど遠い文章…

gloomy days

* ないがしろにされた帽子がいじけている パンクしたはずのタイヤが蘇生する秋 右手から左手までの距離で運行される靴が交通渋滞のせいで凋んでいる 解体工事の終わり 道が霞んでしまってよく見えない 町がひるがえるところで生活が始まっている 当然のなり…

green hill hotel

* 星の所在がわからないばかりに、だれもいなくなった室で銀鮭を輪切りにする もはや秘密を持たないからだが鬱と躁のあいだを駈巡る 天文学と植物学を結合したあの手が 男の内奥に侵入して帰って来ない夜 ヴィジョンは討論されないまま、かれの脳に移植され…

星の子供たち

www.youtube.com * インタープレイの遊戯が終わったあとに立ちあがった少女が潜水病にかかってしまい、ぼくはとても悲しい グラスにウォッカを注いで、熱い氷を入れる たったいまはじまったばかりの喜劇が悲劇でなかったというだけの理由で撃ち殺される 兎…

a vision

www.youtube.com * すべてが星に還るとき、射貫かれた魂しいが歩き去ってしまう 駅のポスターが燃えながら笑むとき、女工たちが波のようにゆれる かたわらに犬を連れた男が空中散歩を試みる夜 できそこないのじぶんを正当化したいがために、電柱を登る たと…

ひとびとぼくが通り過ぎたとき [Aug./'21]

www.youtube.com 08/01 零時半に床に就く。二度寝して11時26分に起きる。朝餉。喰ってしばらくして眠った。妹と争う夢。14時40分に起きる。昼餉。16時まえにまた眠る。18時47分に起きる。きょうはなにも手につかない。夕餉。曲をつくろうとするが、うまくい…