みずから書き、みずから滅ぶってこと。

中田満帆 / a missing person's press による活動報告

2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

#私を構成する42本

トーク・トゥ・ハー 殺しの烙印 ベティ・ブルー ラブ&ポップ buffalo'66 パリ、テキサス 初恋・地獄篇 酔いどれ詩人になるまえに 大病人 パリの確率 汚れた血 コントロール ポイント・ブランク 殺しの分け前 危いことなら銭になる シティ・オブ・ゴッド ロ…

わが晩年に於ける執筆の企み(2011)

おそらくこれを幼年の、なにも話せなかった自身に 秋が遠のいていくおとが聞える。その響きはどこかしら落下音に似ている。暗い穴がふかく存在していて、そのなかに硬貨がひとひら沈んでいくような、そんな印象を受ける。これはおそらく季節の欠字だ。わたし…

私を構成する42枚

#私を構成する42枚 https://twitter.com/mitzho_nakata/status/1668250258885812225?s=20 以下のサイトにて作成しました。 www.neverendingchartrendering.org Twitterのトレンドに参加するってことは、ほぼないんだけど、この話題にはどうしても乗りたかっ…

『水を呑む男』vocal retake

www.youtube.com 「水を呑む男」capo=1f F7 F#7 G A# AonE CM7-9 G うなだれてうろついて 壁に立ち這いまわる よるべない室のなか はつ夏の窓が舞う 水甕が落ちて来て 花びらがはち切れる カンバスのうえでいま 自画像 ゆれている ちらばった筆をとり あたら…

さみだれ

* 人間という病いは癒えず真夜中の修辞のひとついま見失う 雨季来たり帽子の比喩を探さんとするに紫陽花暗し 道わずか残して来たり夕月のもっとも高き空を見上ぐる わが過去の贖い終えていつの世か役目を終えて退場するか なにもかもさかりを過ぎて萎れゆく…