みずから書き、みずから滅ぶってこと。

中田満帆 / a missing person's press による活動報告

2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧

うまくやりおおせればいい

soundcloud.com www.youtube.com 「うまくやりおおせればいい」 1) 岐路を過ぎて いまだ いまだ運べない自身 不退転 遠く 遠く 遠く だれも いやしない できることなら いま できることなど ない できることなら 告げたい もしも瞞したければ 声をかけてくれ…

年賀状なるものを久しぶりにつくった

もうじき今年も終わりというわけで、年賀状を20年ぶりぐらいに自作した。上の猪はかつての同級生に送り、下は森忠明先生に送る。スキャンした画像ではわかりづらいけれど、表面に銀の岩彩を用い、きらきらと光るようにした。

おれのノート/来年の予定とともに

* デモ音源の録音は終わった。全5曲。あとはCDの原盤とパッケージづくり。たぶん来年になるだろう。音源は30枚ほどつくって、半分を売り、もう半分をオーディションに送ることにした。ベルウッドか、フォーライフあたりがいいなとおもってる。来年、まずは…

断食藝人の日記帖2018/NOV

画像は画像です。 11/01 朝、ドトールにて朝餉。チキン・カポターナとアイスティー。楽器屋にてあのギターを取りにいくも「ない」といわれる。型番も品番も不明らしい。悩んでいるとややあって店員があのギターを持って来る。値段が高くなっている。頭金とし…

kaze-bungaku

ボーカルにも演奏にも不満はあるが、とりあえずミックスして公開です。 soundcloud.com kaze-bungaku / 中田満帆 - YouTube 「kaze-bungaku」 悪態の果て みずからを抱き 黙りこくって 見送った車窓 見知らぬ背中 降り立った駅が 遠くかのひとの おもざしを…

チューイン・ガム

おれたちがいままで読まされてきた詩っていうのは、ほんとうの人生をおれたちから隠蔽してる。それをおれは信長書店というアダルトショップのグッズ・コーナーで痛感したんだ。ローションを撰びながらね。とりあえずは、そのときの気持ちを一篇の詩に込めた…

カセドラル再訪

冬のあいだずっと アルコールという月光液から遁れようとして 嫌酒薬を呷って、 星々との口唇期を愉しもうとしてた 藁を葺くひともないふるさとの、大聖堂 そいつは父のつくりあげた家という夢の汚物 そいつは父のつくりあげた家族という夢のむくろ おれはど…

When you're growing up in a small town

* 卑語にさえたじろがないきみの眼に見つめられつつ過ぎる葦原 日本語の孤愁へひとり残されて犀星の詩を口遊むのみ 再会を遠く夢見て老いてゆくいっぴきのわれ死せるその日よ 「ふるさとは遠きにありておもうもの」ひとり立証せし一夜 死せし犬縄の終わりに…