みずから書き、みずから滅ぶってこと。

中田満帆 / a missing person's press による活動報告

中篇小説

犬を裁け──来月の出版物

来月の出版物です。過去に書いた中篇小説と、いままでエッセイから完成度の高いものを撰んで収録しました。小説『ソクラテスという名のポン引き』は収録見送りです。いつか、だれかがリライトしてくれたらとおもっています。 www.seichoku.com

ソクラテスというポン引き〈'18/nov〉

* ホチーチェルイバってなんのことかな──ブローティガン「ディキンソンのロシア語」 * リュックもギターも奪われた。トートだけ持ってわたしは男の室からでてきた。恐怖とともに。財布と電話はある。そいつはいった、おれから逃げるなら荷物は渡さない!──…

犬を裁け〈'18/oct〉

* おれたち、淡い夢のように糞をたれ齢をとっていくか!──中上哲夫「旅へ!」 * 7月12日 固茹で卵を3つ喰う。パプリカをまぶして。午前はずっとひとりでリハーサル。今回、ビザールを持っていくことにした。いつものチューニング。画材を鞄につめる。大阪…