みずから書き、みずから滅ぶってこと。

中田満帆 / a missing person's press による活動報告

to deep inside me

きょうで3月も終わり

貧しい生活も終わりにしたい

朝になってH氏からメール、

歌誌の原稿に訂正の指摘、

さっそく直してだす

あしたには見本刷りを発注する予定なので、

時間があまりない

H氏からの反応はまだない

無為であるしかないさもしさ

臨在感的把握にやられ、

躰のあちらこちらが痛む

さっさと作業を完了したいが、

返事がなくては動けない

おれはおれの畦に釣り糸を垂らすだけ

水禽は穏やかだ

流動体によって支配された区域で、

おれは帽子を失った

配列の確かさとか、

車の色だとか、

電装系の故障だとか、

そんなものはどうでもいい

なんとか今夜中になにもかも完成させて、

あしたの金を計画的に遣うことが、

おれの切なる夢なのさ

クレーンが一回転する最中、

アイス最中が解剖され、

使用済みの基盤が

発見されるとか。