みずから書き、みずから滅ぶってこと。

中田満帆 / a missing person's press による活動報告

11月 / NOV

11/01

 2時過ぎに眠る。8時15分に起きる。もっと眠っていたかったが、だめだった。朝餉。喰って朝寝。起きて時間潰し。図書館からメール。13時過ぎて外出。14時まえにもどる。「エゼキエル書」と「われら不条理の子」。帰って湯浴み。しばらくして午睡。夕方まで眠る。ボイス・トレーニングの申し込み。書いたものはまるでウケない。動画を観て、なんとか22時まで持たす。それからやる気もないのに手淫。終わってむなしい気分。早めに薬を嚥んで床に就いた。

11/02

 8時5分に起きる。金が入るまでまだしばらくだ。雨が激しい。鬱陶しいこと、このうえない。業務スーパーとコンビニと印刷屋、そして郵便局にいく予定だ。あとはネットで食料を注文、交通量調査の仕事の確認電話。9時になって外出。コンビニへ、各種料金の支払い。業務スーパーへ。粉末ソース、燕麦、味噌汁、オリーブ油、舞茸を買う。それから印刷所へ。作品をだして、郵便局へ。速達でだす。コーヨーで豚肉を買った。帰って湯浴み。用心して着込みすぎた。汗まみれだ。支出をまとめる。豚肉を喰う。あしたの14時にボイス・トレーニングの体験にいくことにする。交通量調査について確認の電話。ぷららに支払の連絡。ぷららは繋がらない。諦めてしまった。
 午睡して16時過ぎに外出。業務スーパーへ。レモン果汁、紅茶、カレー粉を買う。それから医者へ。またしても汗だくだ。ナガサワ文具でボールペンとシャープペンを買う。新神戸へ。トイレットペーパーとTシャツを買い、ダイエーで岩塩をふたつ買った。帰って湯浴み。あした着る服がない。CDはくるりの1STとエレカシの3RD、じぶんのデモを持っていく。食品が午前に届くので、13時半には列車に乗ることだ。
 夜になって鯖缶をふたつ、燕麦を1杯喰う。しばらくうたた寝。PCの音声がでなくなったので対処。なんとなくFBで高校時代に好きだったひとを見つける。あんなにもかわいかった子が様変わりしててショックを受ける。おれだって充分さまがわりしてるというのにだ。なんとも自分勝手な衝動だ。13年以来、もうFBには触ってないらしいが、メッセージを送ってみた。かの女がアプリをスマホに入れてるなら、表示がでるはずだ。
 投稿はまったくウケなかった。
 
11/03

 なんともひどい気分だった。きのうのことも影響してるのかも知れない。何度も寝なおして11時半に起きる。食料が届く。フジッリをひと皿喰う。出掛ける準備、それから掃除をする。雑巾が要る。ボイス・トレーニングの体験が終わったら、洗濯するか。13時15分に出掛ける。三宮で金を降ろす。トレーニングへ。どうやらおれは首や顎に力が入りすぎているようだ。それでに母音に引きずられて、子音の発音がお留守になってる。エレカシの「優しい川」を唄う。普段から話し方を変えるのがいいとの指南。息の量が多すぎて、声を固めるということができなくなってるそうだ。普段から声をつくらなきゃならない。終わってダイソーでデジタル時計を買った。それから漫画喫茶にいった。「鬼門街」の4巻がない。1時間してでた。コーヨーで豚肉を買った。帰って不在票を見つける。再配達の手配をする。湯浴みする。豚肉を喰う。PCがとどく。いろいろと手を入れた。しかしCDを認識しないことで、けっきょくは返送するしかないという段階になってしまった。まったく、急がなくともいいから確かな仕事をしてくれよ。問い合わせのメッセージを入れて、PCを凾に仕舞った。まったくついてない。
 23時まえに薬を嚥む。

11/04

 8時15分に起きる。寒さからか、あまりよく眠れなかった。金に困る夢を見る。あるいは刃物を持った少年少女が侵入してきて、そいつらを捕まえる夢も。朝餉。喰い終わるまでに45分かかった。カシオトーンが届く。鍵盤が小さくて弾きづらい。少なくとも両手弾きはむりだ。9時を過ぎて故障対応の連絡。着払いの集荷を依頼する。13時~15時まで来る予定。15時には眠る。朝寝する。12時に起きる。鯖缶をひとつ喰う。午睡する。14時になって集荷が来る。送り状を書いて、渡した。時計を見る。いまからなら8時間は眠れる。2倍の量の薬を嚥む。すべての電源を落とす。
 18時26分に眼が醒める。スマホを見ると表記が6時26分なので寝過ごしたのかと吃驚した。そのあとも再度薬を嚥んで眠り、11時半に起きる。飯を喰う。フジッリと豚肉。

11/05
 
 0時15分に駅へ。三宮駅南口へ。集合。いったん車に乗ったものの、マイクロバスへ移動。そのまま車内で5時まで待機。あきらかに割りを喰ってる。最初の2時間から仕事に入る。夜が明けた。それからずっと祐子のことやなんかを考えた。小説に使えそうな下りをおもいつく。《かの女はじぶんを守るために髪をそめ、似合わない、ひどい化粧をして、男たちと合瀬を重ねていたのかも知れない》。長篇に追加しよう。昼餉にカルパス2本。暑くなって、やがて寒くなった。23時に終わり。身分証を見せる場面はなかった。金を得て、帰る。地下鉄にゆられて懐かしいわが家へ。鞄のなかを改め、湯浴みして、下着も替えた。あしたは洗濯だ。メールを見る。PC屋から連絡。DVDドライブ問題なしと来やがった。けっきょく返送料を払うことになった。ふたたび問題があったらドスパラにいくしかない。夕餉に燕麦鯖缶の味噌汁を喰う。

11/06

 タイムラインを眺めた。なにもない。とにかく腰と首が痛む。ひさしぶりにトム・ウェイツなんぞを聴く。「裏庭日記」を加筆。祐子についての加筆と、誤字を訂正。そろそろ3時ちかいので眠るとするか。
 なかなか寝つけなかった。埃っぽいし、呼吸が苦しい。なんとか眠ったものの、夢のなかで異常な興奮を憶えて起きた。いったん射精しようとするも眠る。夢のなかで長安と薬物に興じる場面があった。起きて8時26分。あとは午睡でもするか。とにかく返送料の支払いと、電気料金がある。朝餉を喰う。「裏庭日記」を加筆。10時20分になってやうやく駅へ。小銭を預け、返送料を支払う。コンビニで電気料金を払い、図書館へ2冊借りてでる。郵便局へ。ゆうメールのほうが安いといわれたが気が焦ってやめてしまった。そのまま歌集を「現代短歌」に送る。帰る。森先生から葉書。追伸を見るかぎり、好い報せではないようだ。「裏庭日記」数行、削除。ファンテ「ロサンゼルスへの道」を参考にする。出費をつける。先生からの葉書を入力しながら読む。西脇順三郎のなまえがでたので図書館で予約。詩集と随筆。毎日歌壇に投稿。
 少し歌を練習する。森先生に電話するも2時間後にしてくれといわれ、S氏に電話するも繋がらず、うたた寝。2時間後に森先生に電話。話は短歌中心。片手間につくったものを称賛されてしまう。必読の書として武田泰淳ゴッホの手紙、ゴヤの研究、霜山徳爾、シオラン小林秀雄が挙げられる。まあ、短歌は片手間でも秀作がつくられるのだから、余ったエネルギーをほかのジャンルに注いだほうがいいだろう。小説についてもう自由にやるしかない。Amazonでボーカルトレーニングの本と、「talk to her」のサントラを注文。「日本の古本屋」でミラーの「冷房装置の悪夢」を注文。ブログの読者が59になった。S氏についてはあした以降だ。夕餉を済ませた。
 夜9時から1時間眠る。起きて薬を嚥む。

11/07

 7時に目醒める。朝餉。フジッリ鯖缶を入れ忘れる。気づかずに完食。うまかったからいい。アンケートのポイントをAmazonギフト券に換える。9時54分まで朝寝。午ごろになってヤマトが来る。代引きを請求され、BOOTHの返送かとおもい、あとにしてもらうが、けっきょくPCの件だとわかり、金を降ろす。しかし金を忘れてしまい、また取りにローソンへいく。まったくなぜ代引きで送るといわなかったのか。腹に据えかねたが呑みこむことにした。PCにデータを入れる。ソフトを入れる。いっとき、キーボードが使えなくなるが解決。最期に辞書のデータを移す。しかしテキストの書体を確認し忘れる。まあ、いいや。なんとか、すべてのソフトが揃った。まったく時間がかかったが、たしかな作動をしてる。
CDドライヴも動く。ブルーレイをなにかひとつ買いたい。
 ところがテキストの書体をいろいろと験してるときにアプリケーションエラー。人事不省。再起動して事なきを得る。外出、豚肉とウィルキンソンを買って帰る。すぐに平らげた。夜になって手淫。しかしDVDが再生されないという事態。終わって調べる。どうにもソフトを買わないと再生されないという、救いがたい仕様。¥1,750も払って買う。しかしブルーレイはまたべつだという。なんたること。もう「ポイント・ブランク」のソフトを注文してしまった。あと、探してた倉本安奈「みるスポ」はDplayのサイトにしかなかった。過古にヤフオクにもでてたが、安価で落札されてた。なんともいじましいおもい。
 短歌をいくつか、つくっておしまい。

11/08

 8時50分に起きる。朝餉。朝寝。三度寝して11時40分に起きる。ひどい目覚め。疲れた。あとはなにもない。

11/09

 なにも憶えてない。

11/10

 15時に眠る。それからまた薬を嚥む。3日分だ。

11/11

 零時過ぎに外出。酒を呑んでしまう。中公園で仕事。交通量調査。終わって酒を呑む。

11/12

 ひどい気分で目醒める。16時になんとか起きる。抗酒薬を嚥む。だのに酒を呑んでしまう。夜中に大量に嘔吐。それを2回。

11/13

 なんとか体調を整えたものの、また飲酒。金がなくなっていく。最悪だ。洗濯と買いものを済ました。気分がわるくなって夕方まで横になってた。魚住直子「非・バランス」読了。それから起きて外出の支度をした。抗酒剤を呑んだ。図書館で返却。医者へいく。ひどい気分。なんだかじぶんがすっかり用済みになったような気分。なにもかも可能性を待たず、腐れてしまうという感覚。じぶんには隠者として余生しかないような感じ。帰って飯を喰った。それでも足らずに茹で卵をふたつ喰った。それでも足りない気分。寒い。気分がわるい。最近つくった短歌を見た。どれもひどい代物だ。嘔き気がする。赦されないという感覚。あしたは相楽園の個展「風街ヘヴン」を観にいきたい。20日まで金と食料が保つかどうか。電話のチャージも必要だし、なにかとキツい。からだがわるい。皮膚がひりりとする。胃はどうもよくない。今月はPCの購入で、ほとんど金をスってしまった。まったく、あの忌々しいUSED-PCに引っ掛かってしなければ今ごろ安泰だったのに。4万ちかい出費をして無傷でいられるわけがない。もっと余裕を持つべきだった。
 まあ、今週は引きこもって、来週から活動するか。

11/14

 8時40分に起きる。朝餉。喰って午後まで眠る。高橋恭司の「写真は世界の終わりを続ける」、霜山徳爾「素足の心理療法」が届く。午睡。なにもやる気がしない。ボーカル・トレーニングの本を少し読んだ。平日に実践してみよう。寝起きで「うまくやりおおせればいい」をやる。ほぼ1発でぜんぶやった。歌の練習、高音で顎を突きあげないように発声する。ネットに短歌を投稿。やれることはないし、なにかネットで発言するようなこともなにもない。高橋恭司の写真集はつまらなかった。もうかれの作品を追うのはやめよう。じぶんの評価についてきのうから考えてる。短歌なんかおれは褒められてもうれしくない。やはり散文と詩でやっていきたい。もはやそれらを森先生に見てもらうのはやめたほうがいいような気がする。だって、いっこうにかれが望むものをおれは書けないからだ。でも、ネットにだしたおれの小説も相手にされたものとはいえない。なんともくだらない。じぶんがとんでもなく凡庸で、凡人でしかないという事実に倦んでしまう。だれにも求められていない。おれ自身だけがただただ四六時中、他者を求めてさまよってるだけだ。以前読んだことのある、歌人の木下龍也が「天才」などと名乗って本をだしてた。あんなものより、マシなものをおれは書くことができるのに、それを表現する場所がない。新聞歌壇はいっこうに採用されない。やはり結社に入るだけしかないのか。

   *

  discard man

 希望的に見えても、
 それは見せかけ
 そのじつ、うらがえして、
 たくしあげた、生地の、
 膚のような、裏地
 もういちどと、
 求めて、
 53を4に喩え、
 2時を洗にくわえて、
 なお、ひらくのはきみ
 なお、閉じるのはおれ
 ひたいのうしろに気をつけて奔る、
 機体のあたまに気をつけて跨がる、
 すべてが黄身色の髪のなかにつつまれ、
 すべてが繋船のつながりに搦まれ、
 やがてうつろになった水禽の檻に
 みずいろと名づけられた犬が
 ぼくを呼ぶような気がしてるんだ
 黄葉の道を歩く子供たちの声

 希望的に見えてた、
 あなたのことが
 すべて、望みのなかにあったように
 ひらき、そして閉じる円環のつむじにさえ、
 驚いたり、手放したりもした
 咎のような、裂けめかから、
 ゆっくりとしたたる、
 音楽、
 苺、
 ベーコンエッグ、
 ぜんぶスクランブルして、
 ぶちまけて、
 咬む
 きょうはなにもできない
 充ち足ることを厭いて、
 荒れ野をゆく群れたちのように、
 危機に純心してほむらをかかげたい
 もしいまだ希望的に見られるのならば、 

  *

 即興で詩を書いた。ブンゴクの最期にこれを投稿するか。いろいろな文章アプローチを身につけたつもりだったが、いまではなにも役には立たない。個人的快楽としてしか、たぶんおれの文学はないのだろう。いまのところ書けることはない。カーヴァーを再読しようか。へたな真似ならできるかも知れない。
 豚肉とウィルキンソンを買った。豚肉を卵と炒め、燕麦のうえに乗せ、湯をかけて喰った。なにもする気になれない。本でも読んでるしかないか。腹ばいになって西脇順三郎村上隆の「芸術闘争論」を途中まで読む。あまりに寒くて立ちあがった。リモコンがポンコツで暖房に切り替えできない。来週中に解決しよう。あとは株式会社ホットロードの件、20日の仕事までにべつの現場を紹介してくれないと訊く必要がある。自意識が鬱陶しい。もはや、いつものように空想で、現実のなにかを補うことはできないかった。寒さと空腹。

  *

 過古をなかったことにはできないとしても、
 いつかに分けて捉えることはできる
 
 ピンボール・マシンのとっての夜が
 ベンダー・マシンにとっての午よりも長いか、 
 さすがにぼくもわからないけど

  *
 
 ブローティガンの真似をしてみた。どうだっていい。映画「新宿アウトロー」を途中まで観た。23時を過ぎたから寝ることにする。 

11/15

 三度寝して9時40分。睡眠外来にいくしかないような気がする。朝餉。朝寝。ひどい眠気。倦怠感でなにもできない。コンビニでチョコクロワッサンとウィルキンソンを買った。前者はサイズが小さくなってた。どこもひどい商売のやり口だ。救いがたいほどに辛辣な作家になりたい。午睡。またも起きられない。16時過ぎて、きのうの映画のつづきを観る。あっけなく終わった。うたた寝をくり返す。湯浴み。熱いのでウィルキンソンを買った。金がねえ。あしたは段ボールを始末、ホットロードに電話、どっかの会社と電話面接、管理会社に電話だ。頭が重い。

11/16

 なんとか起きて、朝餉を喰って、朝寝。眠り癖が酷すぎる。薬の量を減らしたほうがいい。これでは仕事にもいけない。夕方になって起きた。豚肉を買って喰う。それからウィルキンソンも買った。酒井里美の写真集が届いた。ひどい内容。今宿まことと一緒に棄ててしまったほうがいい。抜けもしないし、きれいでもない。あしたは相楽園にいきたいが、どうしよう。ヴォーカルのハウツー本のCDをPCに移す。一瞬ライブラリのデータが消えてしまった。自動的にデータ回復。19時まで歌のレッスン。なんだかしっくり来ない感じ。なんにもうまくいかないような気がする。だらだらとネットを閲覧する。愉しいことはなにもないのに。メールを見る。こんなタイミングでBOOTHの返送と来やがった。しばらく取り置きしてもらうしかない。あとはブックオフの発送。ムーンライダーズのDVDだ。無軌道な買いものでじぶんの首を絞めてる。
 じぶんの作品について考えるのをしばらくやめにしたい。書評でも、映画評でも書くか。わが世の春を謳ってる歌人たちをtwitterで見つけ、短歌についての散文を書く。またしても自己言及。おれについて書くのはいつもおれだかりだ。それにしてもまえのPCでつくった文書データに「──」の乱れが見つかる。「一太郎」が古いせいなのかも知れない。

11/17

 10時40分になんとか起きた。またも薬が効きすぎた。朝餉。茹で卵もつける。郵便はなし。きのうの歌論を書きあげて投稿した。30半ばを過ぎてもいまだ負け戦をやってる男の自画像のようなものだ。まあ、どうだっていい。午を過ぎて外出。図書館へ。帰りにカティ・サークを買う。ダイエーで牛乳を買う。これで1万を切った。帰って汗だく。コップを漂白剤に浸ける。スコッチ・アンド・ミルクを呑む。牛乳は低脂肪でなく、特濃にするべきだった。ケチると碌なことにならない。そのまま泥酔して、森先生に電話。坂口恭平氏にも電話。前者ではなにをいったのかをおもいだせない。後者は用事があるといわれてしまった。

11/18
 
 またも眼鏡を毀してしまった。しかたなく予備のフレームちがいを使う。ムーンライダーズのDVDが届く。田中修子氏への詩集がとどく。サインをする。あとは着払いで送るだけだ。森先生に電話、きのうの非礼を詫びる。かれは「絵を売って金をつくれ」という。準備だけはする。ひどい泥酔。飯もろくに喰わずに眠る。

11/19

 このままではあしたからの仕事にいけない。湯浴みした。酒を買った。ビニールシートも買った。生田警察に電話。道路の使用許可をいうが、だれにも受けつけてないという。無断でやるしかない。カラオケなんぞをする。遅くまで呑む。昼餉のためのサンドを三つとも喰ってしまった。

11/20

 ずるずると眠ってた。そのうちアラームが鳴らなくなってて、気づけば8時26分。慌ててホットロードに電話。岡場へいくことになった。残りわずかな金で朝餉を喰い、昼餉を買い、谷上へ。岡場に10年以上ぶりに立つ。公衆電話を探す。役所のなかにあった。バスターミナルのやつは故障中だった。迎いフィアットに乗って現場へ。30分は遅れる。作業に入る。冷凍室から肉をピッキング。12時35分に前半終了。昼餉にハムを喰う。ハム工場でハムを喰うおれ。午後はずっと段ボールを片づけてた。終わってバスに乗った。17時50分に三宮。急いでATMへ。小銭を預ける。それから大安亭へ。27日までの食料を買う。残金¥990。買って湯浴みをしてるところへ電話。かけ直す。ホットロードの担当者だった。おれはたった1日で首になったと報された。まぎれもない社会生活不適合者だ。べつの求人に応募した。来週金が入るか、入らないかが分かれ道になるだろう。金がなきゃ、来月まで口をひらいて待ってるだけだ。ようやくブログの読者が60人に達した。

11/21

 6時過ぎて起きることにする。紅茶を呑みながら時間を潰す。朝餉。物足りない。きのう仕事がなくなって、やることがない。図書館からメールが来てるけど、借りたばかりの本を読んでない。本を片づけて図書館へ。ウェストレイクやエリスンを借りる。そのなかで「すぐに歌がうまくなる新常識」を読む。午睡。酒で気分がわるくなって、夜まで眠る。起きて酒を呑む。金はなくなった。

11/22

 酒が抜けずに呻吟する。9時50分に起きるが、朝寝。そのまま13時50分まで寝る。きのう借りた本はどれも興味深いものだったが、いまは集中して読む気になれない。金曜日の顛末をネタにして小説を書くか。1時間半ほどかけて「アルコールはもはや、」を書く。あした、投稿することにした。それから動画を観る。どうにも頭が重い。映画を観るほどの体力がない。けっきょく持てあましてるあいだに22時ちかくになってしまった。「みな殺しの拳銃」はあしただ。寒くて落ち着けない。正直マスを掻く気にもなれない。髪の毛があきらかに減ってる。艶も腰もない。プロテインをやめたせいか。来月はデュタスでも嚥むか。
 あしたはボイス・トレーニングをやる。短詩をひとつ書いた。買う予定の本を調べた。あとは23時まで時間を潰すしかない。けっきょくだらだらと過ごして、零時過ぎてから手淫

11/23

 夢:倉庫街を車で走る。怖ろしくゆっくりと。老婆が軽自動車のがわをつけた原付に乗ってる。気づくと、父の車にいる。妹もいる。父は眠ってる。ぶつかりそうになって叫ぶ。父はもうすでに老いてて、とても運転できる状態じゃない。
 じぶんで仮面ライダーのデザインを趣味でやる。甲冑をモチーフにした悪のライダーだ。マスキング液をつかう。色は黒いにちかい銀にする。ベルトはない。緑川博士の実験体07号をベースにしたライダー。変身時の記憶がない。職業は心理学研究員。変身のたびに多額の金がどこからか与えられ、葛藤する。

 6時44分に起きる。それ以上、眠れそうになかったからだ。小説を投稿。朝餉を喰う。でも9時には床に就く。12時過ぎまで眠る。いくつか夢を見た。燕麦を喰う。だらだらと時間を潰した。映画「みな殺しの拳銃」を観る。途中、イズムというソフトバンク光の代理店から電話が来る。料金が下がるというが、通信速度が気にかかる。事業者変更番号は聞きだしたが、それ以上のことはしなかった。小説はおもった通り、ウケなかった。あした投稿するべきだった。ネット上にはだれもいない。金のないおれは室に閉じこもってるしかない。ともかく気分がくさる。今後の予定を書く。それからカップ麺を喰った。糖質のせいか、腹が減ってしょうがない。中毒だ。
 もう10日もUSED-PCから連絡がない。まともな品物も金もむこうだ。今月は4万ちかいPCの代金でだいぶ参ってる。来月こそ仕事を得たい。ガットとベッドが要る。きょうはボイス・トレーニングをしなかった。平日にするべきなんだ。そのあと勢いで手淫。つまらないものでイってしまった。音楽を聴きながら時間潰し。横になってウェストレイクを読む。書きたいとおもうが、いまは雰囲気ぐらいしか書けそうにない。行動も出来事もなしだ。起きて2回めをやって寝ることにした。
 キーボードを掃除したものの、完全にはよくならず、買い替えることにした。乾いたあともべとつく。不快だ。

11/24

 8時に起きる。食事用にもうひとつ椅子がいる。もうひとつの机をきれいに片づけてしまうことだ。朝餉を喰う。それから一眠り。しかし気分がわるくなって起きる。郵便をとりに地階へ。注文したCDと短歌研究からの封書があった。後者は年鑑への掲載の報せだった。作品の抜粋も載せたとあった。興味はない。USED-PCにメールを送る。販売価格の半分で手を打とうと提案した。これで沙汰止みだったら、電話をするしかない。物憂い気分。なにもする気になれない。きょうは医者にいく。それまでの時間をどう過ごすのかがわからない。金がないとなにもやる気になれない。創造性を根こそぎやられてしまう。佐川から電話。BOOTHの返送分の保管期限が26日で切れるといわれる。残念なことに金が入るのは27日だ。無理矢理に寝た。苦しいだけだ。起きて夕餉を済ます。17時まえに地下鉄に乗るろう。最近ずっとタイピングしづらかったのだが、よく見るとキーボードのスタンドが片方なくなってた。おれの言語能力の劣化もあるが、これではだめだ。ボーカルレッスンの講師にメール、日時の変更と練習曲の選定について。森先生にも手紙を書こうとしたが中断。ともかく短歌をつくり終えてしまわないと。けっきょくトレーニングをしなかった。CDのリッピング作業に熱中する。5時を大きく過ぎて外出。遅れて医者へ。すぐに終わって帰る。ふたたびリッピング作業。つくづくおもうのはいま所有してる音楽はひろくて浅い。いろいろと買うたびに喪ってしまったのもあるし、興味が移ろいやすかったのもある。ビジュアル面で好きな作品もあるし、これからもうちょっと掘り下げて買おう。
 歌篇を完成させた。投稿の準備をした。それから夜食に燕麦を喰った。ボーカル講師から返事あり。平日の午後に変更したほうがよさそうだ。

11/25

 8時45分に起きた。朝餉。詩集にまちがいを見つけて直す。罫線がめちゃめちゃになってるのが厄介だ。しかしすでにある在庫を嘔きだせねばならない。誤植についてうしろめたいが廃棄するわけにもいかない。11時半から14時半まで眠る。トレーニングをしてみたがしっくり来ない。あまりに退屈。夕餉を喰って寝る。起きて映画を観ようとしたが、気分になれず。USED-PCのHPからクレームを入れ、音楽を聴き、やがて手淫。ようやく23時てまえまで来た。驚くようなことはなにもない。

11/26 

 7時35分。実家にいる夢を見た。朝餉の支度。喰ってしばらくして朝寝。電話で起こされる。またしてもイズム。用事を片づける。坂口恭平氏に電話する。作品を見てもらおうとするも、「切りがない」と断られる。またじぶんの孤立や過古の自殺企図については話し忘れた。かれに電話したことが、なんの意味もない行為と気づき、散文を書く。他者の助言で孤立がどうにかなるわけでも、不安が消えるわけでもない。だれかと繋がりたいとか、話をしたいとおもってる人間には有効だろうが、おれはちがう。じぶんがじぶんでおもってるほどには愚かでもなく、他者全体がおれがおもってるほどに聡明でないことに気づかされる。坂口氏の文章にも絵にも正直惹かれるところはないし、そういう相手に電話をかけることこそが愚かしい、恥ずかしいことでしかなかった。
 職場の見学が決まる。30日の12時半に西灘だ。バスでいければいいのだが。検索したが、なかった。「一太郎」の不具合についても調べる。罫線が横に表示されてしまうのだ。結果見つからなかった。手打ちで直すか、アップデートで直るかを験すかだ。おれは文章に「――」を使い過ぎる。漫然とした不安感のなか、午睡。16時40分まで眠った。苦しい眠りだった。またしても家族の話だ。どうしようもない。夜になって夕餉。喰って少し寝る。ようやく20時。室を暗くして映画「ロープ 戦場の生命線」を観た。意外にも明るい映画だった。エンディングはルー・リードだ。22時過ぎ。けっきょく時間を潰しただけだった。ブログの読者はひとり増えた。
 
11/27

 7時50分に起きるも、二度寝。9時30分に起きる。給与の振り込みを確かめる。手数料がさっ引かれた額が入ってた。なんともシケたやつら。そしておれもシケた気分。仕事なんざ、まともにやる気になれない。先立つものは金しかないということだ。コンビニで馬を買って呑む。来月2日まで食料を買っておくとしよう。
 酔ったまんま相楽園へ。寺門孝之の個展「風街ヘブン」を観にいく。スタッフの女性と話す。おれは寺門氏が町田康氏と物別れになったとおもいこんでた。12月に合作の本を出すらしい。ポストカードをいちまいきり買った。恥知らずにも自著を渡してくれるように頼んだ。帰って酒を呑みつづけた。業務スーパーにいった以外は、ずっと酒を呑んでた。けっきょく金をむだにしただけで終わった。

11/28

 反省はなんの役にも立たない。カティ・サークを買った。深夜まで呑んだ。

11/29

 5時に目を醒ます。記憶がない。残った酒を呑み、ふたたび眠った。15時45分に起きる。それから売るものを鞄につめてでかけた。ブックオフで「毒婦 プアゾン・ボディ」とボイストレーニングの教本を売った。900ちょっとになった。腹があまりにも空いてた。コンビニでおにぎりとアイスクリームを買って喰った。ふらふらになりながら帰った。ダイエーウィルキンソンとチューハイと栄養ドリンクを買った。身体がへとへとだ。帰って夕餉をつくり、酒を呑む。
 夕餉を半分残して外出。さらに酒を買う。帰って呑む。時間の経過が非常にゆっくりに感じられる。音楽を聴く。

11/30

 1時ちかくになって眠る。統合失調症になる夢を見た。酒が残ってて起きられない。けっきょく14時45分に起きる。目覚ましをセット。飯の支度をする。ひどい疲労感。シアナマイドを嚥む。あしたから禁酒だ。飯を喰った。森先生にむけて作品をまとめる。それから時間の空費。18時まえになって燕麦を喰う。メルカリのアカウントについての問題、あちらから来たメールに回答。おトクでんきの書類不備を訂正。ホットロードの契約書にサイン。
 室が寒くてならない。腹ばいになって本を読むとか、そんな気分になれない。時間の空費。あいかわらず、つまらない過古について考えてしまう。だれか、おれを見つけてくれないかとおもう。くだらない劣等感に苛まれる。現実での餓えをどうにか埋めようとして、現在を見喪う。あしたから、うまく立ち回って生きなければならないというのに。疲れた。記憶にふりまわされながら、へたばってしまった。あしたは職場見学。食品倉庫らしい。今度こそ、まともに仕事ができればいいのだが。

 

鬼門街 KARMA(4) (ヤングキングコミックス)

鬼門街 KARMA(4) (ヤングキングコミックス)

 
非・バランス (講談社文庫)

非・バランス (講談社文庫)

 
WOrld's End 写真はいつも世界の終わりを続ける

WOrld's End 写真はいつも世界の終わりを続ける

  • 作者:高橋 恭司
  • 発売日: 2019/08/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
素足の心理療法 (始まりの本)

素足の心理療法 (始まりの本)

 
芸術闘争論 (幻冬舎文庫)

芸術闘争論 (幻冬舎文庫)

  • 作者:村上 隆
  • 発売日: 2018/12/06
  • メディア: 文庫
 
斧 (文春文庫)

斧 (文春文庫)

 
ロープ 戦場の生命線 [DVD]

ロープ 戦場の生命線 [DVD]

  • 発売日: 2018/12/04
  • メディア: DVD