みずから書き、みずから滅ぶってこと。

中田満帆 / a missing person's press による活動報告

おれはどこにいるのだろう[Dec./'21]

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12/01

 映画も終わり、0時過ぎて酒を買いにでた。まだ2日しか経ってなかったけど、酒を我慢できない。酎ハイいっぽん買って終わりにする。入金は先月より¥16000多かったが、全盛期だったら¥20000貰えたんだ。チープな国家だ。なにもかが安い。物価も賃金も、ひとの値打ちすらも。
 明けてから食糧を買い、公共料金を払った。¥50000以上もかかった。異常だ。今回も酔ってしまった。カラオケで¥2000も使った。酒を買った。ダウンジャケットをメルカリで買った。アートビレッジセンターでfOULのTシャツを取り置きしてもらって買った。しかしサイズがLL。抗議すると「電話でしつこくLLにしろ」とおれがいったと主張された。なんてばかげたことだ。おれだってなんどもじぶんに合うサイズをLだと考えてきたし、たかが酔っ払った電話でそれを変更するわけじゃねーじゃねえか。けっきょくは仕立屋にいって直すしかない。

12/02

 食糧を買う。酒を買う。  

12/03

 酒を呑み、気づくと眠ってた。

12/04

 ひどい離脱症状。室のなかが荒れてる。

12/05

 ひどい離脱症状。室のなかが荒れてる。

12/06

 ひどい離脱症状。嘔吐。鼻血が吹きでる。

12/07

 抗酒剤を嚥む。なのに飲酒。ひどい気分。嘔吐。

12/08

 夢/車で小さな村にいる。夜、暴行されて女学生に助けを求める。車にもどろうと歩いてると、怒り狂った民衆がおれを追いかけて来る。警察に保護される。車で施設へ。おれは詐欺の片棒を担がされてると知った。男女2名のグループに。以前、住居を探してて、しかしそれが生活苦で破談したことが切欠らしい。村の人間はかれらに身ぐるみ剥がされたらしい。ふたりはおれについて情報を流して去ったらしい。

 車で帰る。どうやら時代は60年代らしい。カメラであたりを撮る。そのとき、道がフェンスで寸断されてるのに出会す。警官が車で追いかける。かれらと話す。カメラを見せる。スメハチが見当たらない。安いカメラを買ってきてもらうことにした。

 若者だらけの小屋に呼ばれる。ひとりの女の子と親しくなる。かの女は「夢 不二子」という名義で漫画をだしてる。モンキーパンチの下手な摸倣だ。欲しい本をくれるというので運ぶ。「NHKに捧げる歌」というノンフィクションを書きたいとおもう。

 起きて肉を喰う。それからまた横になった。気づくと大阪のどっかの駅まえの階段で気を失ってた。ズボンも穿いてない。ジャケットはボロボロで靴にも孔がある。持ちものは奪われてる。恥ずかしいおもいでズボンを穿いた。それから来た道をおぼろげながら辿る。どうやら酔ってるときにリンチに遭ったらしい。酔ってだれかに喧嘩でも売ったのか。おれを知ってるようやつらが声をかける。そのなかのひとりが親切に導いてくれれる。折れた歯が口から零れる。もとに戻すために必要だが、落としてしまう。おれが襲われたという現場、荷物が散乱。壁には「未来少年コナン」のコナンとラナのキスシーンとともに、「くたばれロリコン野郎」と書いてある。いつ買ったのか、愛田瞳か、倉本安奈のDVDが落ちてた。教師らしい男がおれの知能テストをする。化学式を憶えろとか、女が文章を書いて見ろという。文章が書けるのかともいう。立腹する。目撃者の若者とともに施設へいく。じぶんを鏡で見る。腫れ上がってなにがどうなのかもわからない。施設は父方の叔母だがの経営で、おれを怪しんだ老婆が「身内のどこのものか」をかれらに尋ねる。早く風呂に入りたかった。でも、女がおれを見てる。おれは眼をつよく瞑った。これは夢だと。酒はもうやめると。そしてもとの世界に帰ってきた。

 で、おれは目醒める。安堵する。けっきょくは業務スーパーへ。オリーブ油と粉末パスタソースを買った。余った金で酒を呑み、帰った。燕麦の炒飯をつくった。猶も酒を呑む。
 ギターはずっと低調。まともに弾いてない。きょうは弦交換をやる。曲の練習については疑問。それよりも全般的な技術を磨いたほうがいいとおもう。曲から入るには弱点が多すぎる。あるいは技術で聴かせられるには、あまりに日数がかかるということ。おれは作詞・作曲だけで充分ではないかとおもう。たとえばいったいだれが大瀧詠一のギターテクを語るのかということだ。いったい、だれが田辺マモルのギターを語るのか。それほどよくないおれでもあまりにうわ望みし過ぎてる。

12/09

 ひさしぶりに手淫して眠る。寒い。起きて12時まえ。なにもやる気になれず、また寝る。14時過ぎに起きる。郵便を見る。役所から精神障害区分がどうの、という申請書が届く。虚脱感が強い。15時になって本を読もうと横になったが、また眠った。起きてフジッリを喰ったが、まったく美味くない。塩辛い出来になってしまった。きのうから顎の右側が痛む。喰うの苦痛だ。
 タイムラインもつまらない。映画を観る気にもなれない。仕方なく、レディオヘッドのプレイリストをつくった。それを聴きながら本を読む。終わると0時と1分だった。

12/10

 3時まで時間の空費。そのあいだに2発もヌいた。ひさびさにカシオのトーンバンクを鳴らした。奇妙なノイズがでて、愉しい。薬を嚥んで眠る。7時半には目醒めてしまった。朝餉。歌詞を書く。歌を録音しようとしたら、マイクを認識しない。USBを抜いてオーディオインターフェイス再起動。認識した。メモ代わりに歌をワンコーラス録る。しかし、収集車の音が入って中断。サビを考えてるうちに歌メロを忘れてしまった。作業ファイルから、さっきの録音を回収。サビはどうやっても生まれなかった。「かくれんぼ」と名づける。しばらくして二度寝
 午に起きる。昼餉に燕麦の炒飯。多めにつくった。半分喰う。作品への反応は皆無。夢絶なるタイムラインを眺める。午睡を少ししようとした。でも起きる。そのとき、眼鏡を踏んでしまった。またしてもだ。右の吊るが歪んでしまった。微々たるものだが、痛恨だ。トーンバンクをSEとして録音。奇妙なノイズは2回録音したところで消えてしまった。惜しいところだ。そのあとも数テイク録った。役所の書類に記入。出かけることにした。書類の提出、図書館、皮膚科のために。時間が差し迫ってたから歩くのをやめて、列車に乗った。1分まえの乗車だ。
 役所の5階。ながく待たされた。封筒に入れた書類を渡せばいいだけのことなのに。書類の確認と来やがった。ばかな役人相手に汗を掻いた。まったく無用なやりとりだった。1階に降りる。福祉事務所に入ると、待合で軍服のようなものを着た男がいる。三角形の帽子にピンバッチの外国人。電話で話してる。知らない言語。なにやら旧共産圏な風貌。まったく、なんで外国人が福祉事務所に居るんだ、てめえの国に帰れよ。社会的に赦されない言辞をぶつくさいいながら、番号札を受けとった。すぐに担当が来た。栄養指導の若い女も来た。皮膚科の医療券を所望した。そして話しかけてくる栄養指導と話した。今月の困窮ぶりを話した。だが、どうにかしてくれるわけじゃなかった。まあ、自業自得ってことだ。担当が医療券を持ってきた。どこがわるいのかを訊く。
 「大きな腫れもの」とおれはいった。
 「どこに?」とかの女はなおも質問した。
 「あーっ、えっと、──下半身です」
 かの女はけらけらと嗤った。おれはまっすぐ図書館へいった。予約した本を取った。もう随分まえの予約だ。さらにそのまま皮膚科へいった。駅前ビルの3階。皮膚科は満員だった。廊下にだって3人もいる。そのなかのひとり、黒服で、ショートカットの少女がおれを上目で睨んだ。おれは慌てて階下へむかった。あれでは、幾ら時間と忍耐があっても足りない。その足で駅へ。ホームへ降りるとき、「存在の耐えられない頭髪」というフレーズをおもいついた。どうしょう、使う場所がない。
 帰ってみると汗だくだった。上半身に水をかけて、拭ってから着替えた。残りの炒飯。きのう、つくったレディオヘッドのプレイリストを聴きながら、「ケーキの切れない非行少年たち」を読む。どうやらおれは身体的不器用がひどいらしい。動作が鈍い、左右があべこべになる、どこの職場でも馴染めなかった。これは治せるのか。ギターのストロークが下手なのもそれらしい。読み終わって、またタイムラインを眺める。こんな時期に詩なんか読む人間がいるのか。そういえば「植物図鑑/最期の戦い」はけっきょく田中修子に送らなかったと気づく。なにもかも遅すぎた。日記を書く。時間の空費。

12/11

 0時40分、就寝。6時まえに目醒める。なんとか、もういちど眠った。7時47分に起きる。朝餉。作品に反応なし。すぐに床に就いた。なかなか眠れなかった。なんとか12時半まで眠った。物足りない。いらいら。ずっとひとりでいる。このままでは自己認識できなくなってしまう。来週はなにがなんでも作業所へいくしかない。ひどく居心地のわるいことはわかってる。やれることがないのもわかってる。しかし、なにか発見するしかない。ギターにまったく手を触れなかった。身体的不器用さについて考えてしまう。昼餉にフジッリ。ひどく不味くおもえた。食事が愉しくない。
 15時を過ぎて散文を書き始める。「砂漠936」という掌篇になった。各所に投稿。もちろん、土曜日なのでウケるわけがない。読まれるわけもなかった。作中で錯乱することが多いが、それはブローティガンの影響だ。ただしかれの場合は作品全体が軽い錯乱のなかにあるか、最期に錯乱させるかだ。おれは途中、じぶんの文章が退屈になったときにそうさせる。狡い引き延ばしだ。夕餉に蜆汁。アンケートサイトのポイントがAmazonギフト券になったから、まえにも呑んだことのある、米焼酎を注文した。あした、届く。夕餉の追加に固茹で卵。岸田秀原田純の共著「親の毒」を読む。途中で退屈してしまった。なし崩しに手淫
 とにかく厭な記憶、厭な連中ばかりが浮かんで来る。小中のやつら、教師に同級生、父兄たち。きょうはおれを苛めてた女のことばかり。テラオレイナとタケウチサヨ。あるいは理解のない両親。22時過ぎ、薬を嚥む。眠くはないが、床に就くことにした。

12/12

 眼が醒める。朝かとおもって、調理し始めたものの、まだ2時だった。喰って寝る。7時に目醒める。朝餉。しばらくしてまた眠った。12時過ぎて起きる。焼酎「吟醸しろ」が届いてた。ロックで呑む。物足りない。ほんとはウォッカが欲しかったが、一本売りをしなくなってしまった。焼酎にはまだやってる品もあったから注文しただけだ。好きではなかった。
 酒の力を借りて掌篇「薬物と植物」を書きあげる。書き終わって鶏肉を焼いた。喰ってまた酒。そろそろ眠くなってきた。腹が減って来た。ツイキャスやる。夕餉にして、寝る。20時に起きる。ツイキャスを忘れてた。久遠恭子氏からいわれて気づく。ツイキャス。終わってfrance gallを聴く。Spotifyには初期のアルバムがない。youtubeで探して聴く。肉を喰う。また眠くなる。一旦眠ろうとするが、できなかった。起きてしまう。またぞろタイムラインを眺める。それからまた床に就いた。

12/13

 なかなか起きられなかった。気づくと12時、15分まえ。起きて朝餉。久遠恭子氏と話す。スコッチを贈ってくださるとのこと。グレンフィディック12年だ。なんという代物だ。そんな酒、これまで呑んだこともない。詩集「point break」をお買い上げ。13時過ぎて作業所へ。たった1時間で帰る。あしたのギターレッスン、気が重い。なにも練習してない。三浦氏からDMが来る。車で広島までいかないかとのこと。承諾する。酒を持参するというので銘柄を指定までしてしまった。またしても他人に集ってしまった。これでは長安を非難できない。
 早々と手淫。夕餉に燕麦。動画を数本観る。TwitterのDMでまた久遠恭子氏からKindleリーダーを送るとのこと。お言葉に甘えた。なんとも上向きになって来た。そうおもっていたのだがFBを覘くと、このまえの主宰人から「薬物と植物」にクレーム。消した。やや図に乗ってしまってたようだ。さすがに筆が走り過ぎた。かれはアカウントを停止してるし、Twitterのほうは消してしまってた。遅かったようだ。ましても失寵。おれはなんて馬鹿なのか。よくよく考えないで書き散らして、ひとに実害を与えてしまった。胸糞がわるい。だが薬を嚥んで眠ることにした。あしたになれば、なんとかなってるかも知れない。23時31分。ふと電話番号のことをおもいだしてかけてみるが、もう使われてなかった。

12/14

 5時44分に起きる。地図を調べる。かれのアパートを探す。それらしい建物を探すも断念。文藝同人のアカウントはまだ生きてたからメッセージを残す。しかし、そのアカウントは3年も使われてない。朝餉。二度寝。8時に起きる。反応なし。また寝る。11時40分に起きる。反応なし。そもそもたった数時間でアカウントを閉じてしまう、かれにも問題があった。あれでは反応のしようがない。せめて1日は待つべきだった。それに迂闊にもおれは売れない作家で、うそは平気で吐くし、ありのままを書いてしまうことのある人物だ。そこに注意がいかないのは残念なことだ。わるいのは圧倒的におれだが、それにしてもやりきれない。おれはもっとかれがタフだと思い込んでた。おれに会いに来るくらいならそうだろうとおもってた。またしてもじぶんの擁護者を喪ってしまった。残りはあとふたりだ。いくら辞を尽くしても、もう終わってしまったんだ。諦めてじぶんの表現と対峙するしかなさそうだ。
 昼餉にまた鶏肉を喰った。郵便受けにNHKから受信料の手紙が来てた。ふざけるな。14時半を過ぎた。郵便も反応もなかった。腹いせに森先生にでも電話しようか。でも、そのまえに栄養士に電話した。適正体重にもどすための食事について話す。予算は¥20000前後。けっきょく16日の15時に訪問があるということだった。掃除をせねばいかん。森先生は不在。午后16時、ギターレッスン。折坂悠太「坂道」、オリジナルとはちがう奏法で弾くことになった。「風をあつめて」をストロークアルペジオを使う曲をといわれ、おなじ折坂悠太の「朝顔」をあげる。あとで考え直したのだが、くるりの「虹」のほうがよかったかも知れない。次回は28日。夕餉に燕麦。けっきょく講師にメール、「虹」にしてもらった。
 19時、スコッチが届く。なんとも得がたい高級感。ツイキャスの準備。B-REVIEW出身のひとが聴いてくれた。21時、さらにツイキャス、3人が聴いた。

12/15

 鯖罐を喰う。スコッチが心許ないのでお開き。8時19分に起きる。朝餉。酒を呑む。眠たくなって眠った。けっきょく午前中に作業所にはいけなかった。12時半にでかける。まずは図書館へ。1冊借りて上沢へ。13時過ぎて通所。キャラ作画ドリルをやる。途中から職員から話しかけられる。今後の予定、師弟関係の発端などを話す。「おもしろい」といわれる。15時に帰る。帰って残りの酒を呑む。Kindleリーダーが届いてた。中古ながら、なかなか美品。感謝。燕麦を喰う。そして眠った。18時50分に起きる。空腹なので、フジッリを茹でることにした。茹でたものにパスタソースとタバスコをかけて喰った。辛すぎた。
 22時過ぎて茹で卵とスープを胃に入れた。早めに薬を嚥む。なにもすることがないから寝ることにした。

12/16

 5時40分に起きる。朝餉。しばらくして眠る。10時40分に起きる。少しギターを触る。荒木さんから荷物が届く。中身は食糧、ジン、手紙だった。感謝。さっそくパック米を温めて喰う。ツナ缶を和えて。午になって午睡。呼び鈴。栄養士が来る。1時間ほど話す。助言を受ける。体重を量る。84キロだった。終わってギター練習。アルペジオとミュート。指から血がでた。中断。夕餉。ラーメンを喰う。なにもすることがなくなった。森先生に電話したが、6日に発送されたはずの製本がまだ届いていなかった。「これからは受け身でいけ」といわれた。製本直送に問い合わせの伝言。時間の空費。湯浴み。
 映画「爆破3秒前」を観る。後半、やたらカット飛びが目立つ。

12/17

 6時40分に起きる。朝餉、きのうの助言に従って肉を半分にする。喰って投薬。眠くなって寝る。10時半に起きる。残りの肉を喰う。通風で足が痛い。PC、デバイスの問題で強制終了。作業所へ。きのうの森先生とのやりとりなどを話す。「おもしろい、ユーモアがある」といわれたが、よくわからない。12時に帰って、夕方まで時間を潰した。ところがまた強制終了。いろいろといじくり回してしまった。けっきょく初期化を択んでしまい、Cのデータが消えてしまった。

12/18

 WIN10を入れ直す。メモ帳がインストールできるようになった。マイ・ソクミルも。だがDUGAから買ったふたつの動画がなかった。設定を見ると保存先はCになっていた。配信停止の作品なのでどうしようもないとおもってたら、fanzaにあった。ローカルで見られないのは惜しいが、仕方がない。来月買おう。ピクチャーの画像もなくなってた。ぜりか丸と、ブコウスキーの気に入りの画像はなかった。もう消されてしまってた。まったく初期化なんて択ぶべきではなかった。更新を削除したあと、様子見でよかったんだ。またしてもグロッキー。21時まえに床につく。寒くてならない。

12/19

 3時20分に目醒める。早すぎたから二度寝。8時半に起きる。朝餉。PC、またしても起動に手間取る。オペレーションの選択画面がでた。マシンが不安定で、こちらも落ち着かない。修理にだすべきか。まったく、とんでもないことをやらかしてしまった。Twitterを見る。きのうから通知が多い。ケムリこと借金玉について書いたことが、やたら読まれてる。もう3年まえの投稿なのに。朝寝。12時に起きる。昼餉にラーメン。詩集に手を入れる。跋文と奥付を書く。あとはやることがない。
 ギターの練習をやった。また右中指を裂傷したので中断。郵便口座に¥1000だけあることに気づく。6時半、慌てて外出。三宮のATMへ。金を下ろして帰る。ダイエーで¥900のウォッカを買おうとしたが、ほかの酒も呑みたいからやめて、¥606のウォッカを買う。これは失敗だった。けっきょく酒をちゃんぽんした挙げ句、悪酔いしてしまった。

12/20
 
 起きられなかった。15時55分まで眠る。起きてキャッシュバックをおもいだし、ダイエーで酎ハイを買う。呑んでから食事。そして寝る。20時過ぎに起きる。夕餉にパック米を温める。味噌汁に混ぜる。カネコアヤノのインタビューを読む。来年のツアーにいこうかとおもう。
 キャッシュバックのことが念頭にあったら、きのう酒を買ったりはしなかった。その分を足してウィルキンソンを買ったはずだ。なんとも残念な脳味噌をしてる。23時まえに床に就いた。

12/21

 8時50分に起きる。朝餉。三浦氏からDM。ウィルキンソンウォッカを3本、送ったという。さすがに3本はきついような。呑んだくれないように気をつけねば。10時41分の電車で上沢へ。作業所で1時間過ごすもなにもできなかった。帰って昼餉。フジッリを喰う。少し午睡。夕方、早めの夕餉。パック米と味噌汁。そして軽く筋トレ。未収録の詩を詩集に移植。ZIPにして三浦氏のDMに送る。それからギターを少し触った。なんとか裂傷せずに弾く方法を見つけねばならない。腕時計のベルトの交換を販売元に申し出たが、¥4250もする。しかも代引き以外の選択肢がない。これは痛い出費だ。
 夜食に茹で卵ひとつ。久しぶりに手淫して、薬を嚥む。眠ることにした。

12/22

 8時35分に起きる。朝餉。ネット上にはなにもない。すべてに厭いてるといっていいくらいの気分。あとふつかの辛抱だ。あしたは休む。明後日は健康診断を午前に受けて、それから金を降ろし、作業所だ。 朝寝。10時36分、外出。12時に帰る。帰って三浦氏にDM。あたらしい住所をいってなかった。もしかすると酒は届かないかも知れない。
 昼餉にフジッリ。夕餉にラーメン。夜食用の茹で卵を用意する。鶏肉は金曜日まである。その日の朝に業務スーパーに電話して鶏肉を取り置きしてもらう予定だ。森先生に電話。送った田中修子詩集について話す。曰く「文体がない」とのこと。最後に「独学で量子物理学について勉強するべきだ」といわれた。「終夜営業」を一太郎でひらく。消えてしまったフォントを探す。一部は「一太郎2016」にあるが、このまえ棄ててしまった。ゴミを漁るも、すでにだしたあとであると気づく。もとのデータを復元するのは困難だ。諦めた。おもわぬ落とし穴ばかりだ。
 夜になって持て余す。映画「ネオン警察 ジャックの刺青」を観る。終盤、カット飛びが目立つ。歌集の校閲をしようとおもったものの、またしても主要な書体がなかった。「はんなり明朝」は公開停止してる。運がない。M夫人への手紙を書いた。つづけて映画「千夜一夜物語」を途中まで観る。23時過ぎたので薬を嚥む。23時28分、床に就く。

12/23

 5時まえに起きる。朝餉。終わって机を片づけてたら、写真屋の伝票が見えた。迂闊にもデータCDでの受け渡しにしてなかった。今時プリントだ。しかもこちらのなまえがナガサワになってしまってる。10時になったら電話で訂正しよう。朝寝する。8時に一旦起きる。それから9時に起きる。3時間半眠った。気分がよくない。10時半まで待ってカメラのナニワ神戸元町店に電話。なまえを訂正。フィルムは現像のみ、DVDに記録だった。CD-Rではだめなのか。いずれにせよ、誤解が消えた。
 短歌を少しつくる。11時42分、昼餉を用意する。パック米と味噌汁。夜食のために固茹で卵をつくる。夕餉は燕麦にする。歌篇をひとつ仕上げた。詩集のデータをGoogleドライヴに入れ、共有リンクをブログとnoteに貼った。17時過ぎて、まず卵を喰った。それから燕麦、最後に味噌汁。あとは長い夜があるばかり。映画「千夜一夜物語」を見終える。サントラはspotifyにあった。
 ふたたび詩集の校閲。10回も繰り返した。それから森先生への手紙を書き、USBメモリに保存した。M夫人への手紙と合わせ、あした印刷・発送する。背嚢に封筒を入れる。手淫して薬を嚥む。

12/24

 0時半に床に就く。5時過ぎに起きる。朝餉。二度寝。9時過ぎに起きる。10時に外出。検診を受ける。それから銀行で金を降ろし、印刷屋へ。道をもどって郵便局へ。2通だす。本屋でバーナード・サムナーの自伝を問い合わせ。西宮にはあるという。それから上沢へ。チーズケーキを喰う。終わって帰る。それから業務スーパーへ。事前に電話で取り置きを願ったが、「本格オートミール」はなかった。食料を買って帰る。ジュンク堂西宮店に電話。本を取り置き。28日まで。夕方、酒を買う。あと30分だったが、待つ気分になれないのでダイエーカティサークを買った。それから家でチャップブックの編輯をした。気がつくと酒の氷は溶けてしまってた。

12/25

 気づくとひどい悪酔いをしてた。もうスコッチは呑めない。何時に起きたのかもわからない。ただ体調不良でなかなか眠れなかった。朝餉。仮眠。13時26分の列車で大倉山まで。湊川神社でライブを観る。「港町ポリフォニー2021 EXTRA」。出演は、折坂悠太とオオルタイチ。後者が前半だった。つくづく酒を呑んだことを後悔した。利き腕の痙攣がひどかった。けつの穴もゆるかった。頭痛と悪寒に襲われながら観た。折坂悠太はやはりよかった。ギターの技術、声の使い方が巧い。ルーパーを使ったSEもよかった。

 セットリスト:
 坂道
 爆発
 心
 春
 新曲(火山)
 炎
 星屑
 鶫
 馬市
 鯨
 さびしさ 
 
 アンコール/沢田研二カバー(オオルタイチと共演)

 終わってから、神社内を撮影。足許が怪しいなか、帰った。カメラのナニワから電話。現像完了。3本、〆て¥4700也。痛い出費だ。夕餉にフジッリ。そして茹で卵。来年こそは断酒しようとおもった。徐々に減らして呑むのをやめよう。レイ・カーヴァーはそうやって酒をやめた。酒でギターが弾けないとか、そんなことはまっぴらだった。おれはプロになるんだ。これ以上、遅れるわけにはいかない。21時17分、薬を嚥む。寝ることにした。

12/26

 なかなか寝つけなかった。眠っていると夜中、足音がした。だれかが近づいておれの枕をとうろする。「だれだ?」とおれはいった。だれもいなかった。9時に起きる。朝餉。きのう書いたセットリストに洩れがあった。2曲も忘れてた。5chのスレッドに訂正の書き込み。新曲の題名は「火山」だという。10時過ぎて朝寝。寒くてなにもできない。12時7分に起きる。昼餉の支度。パック米と蜆汁。そして茹で卵。特撮ものを3つ観た。「アギト」と「ジェットマン」。チャップブックのデータをブログにあげた。ほとんどやれることがなかった。寒さと飢餓感、そして失望の念が絶え間なく、おれのなかに流れてる。仕方なく、風呂掃除をした。それから洗濯物を袋につめた。すると籠のなかから冷凍ピーマンのなれの果てが見つかった。どうりで見なかったはずだ。そいつを棄てた。森先生からもらった服も棄てた。そのあと流しと食器、フライパンを洗った。これでよし。
 17時15分に夕餉。燕麦と茹で卵。喰ってしまうと、ほんとうにやることがない。ドノヴァンを聴く。ten years afterを聴く。うたた寝してしまった。起きると19時50分。Cap'n jazzを聴く。ボーカルは、Joan of arcと同一人物だ。声でわかった。調べてみるとJoanよりもまえのバンドらしい。聴き終わったら映画を観ることにした。
 映画「赤い荒野」を観る。卵スープをつくって飲んだ。寝ることにした。23時24分。

12/27

 まるで眠れなかった。4時半に起きて朝餉。二度寝しようとしたものの、すっかり目が醒めてしまってた。5時27分に起きる。寒くてかなわない。夏物のズボンなんか穿いてるから余計に冷たい。音楽をかけて、蒲団に入る。7時にならないと、口座に金が入らない。それもでも眠れなかった。6時半には起きあがった。あとは時間の空費。
 7時になって口座を見た。金は入ってなかった。前回、前々回の入金を確かめる。きょうには入ってるはずだった。どうしたものか、残高はそのままだった。もしかしたら役所が開いてからなのかも知れないが、それでもあと2時間もある。なんてこった。怒りと不安とで綯い交ぜになった心が暴発しそうだ。なんとか時間を潰した。9時1分、口座を見た。金はなかった。けっきょく役所に電話。前回は月曜日だった、前々回は金曜日だった。なぜきょうではないのか。ケースワーカーはへらへらした声で、火曜日だといった。その理由はいなわかった。追いつめられた気分で、溜め息を吐いた。あと一日待たねばならない。
 作業所にいく気分にはなれなかった。幸地クリニックに電話して「いまからいく」と告げる。そして三宮へ。さっさと済ませて帰った。帰りの電車は途中で信号待ち。3分遅れた。それから混み合った薬局で薬を受け取り、室へ。管理人に電話して暖房器具を持って来てもらうことになった。昼餉にパック米と味噌汁。管理人から電話。遅れるという。16時か17時に来るということだ。それまで起きてなくちゃならない。そして13時半、寒くてどうしようもないおれがいる。郵便を見ると、森先生から往復葉書。新作出版の報せ。長原啓子氏の出版社からだ。¥2000だというので買っておこうとはおもう。
 2時過ぎて予定より早く管理人が来る。ガス・ヒーターを設置してもらう。ただ長く使うとガス代を喰うと釘を刺された。そして一定時間が来ると自動で切れるとも。現在23度で稼働させてるが、あまり効果はないようにおもえる。まったくツキがない。16時から21時まえまで眠った。途中、電力会社から電話。またしても安くなるプランだという。今度は「ハイリスク・ハイリターン」とはいわなかった。2ヶ月間の無料期間を申し込んでしまった。
 起きると、夢沢那智氏からDM。豚肉のパテとハンバーグを送ったとのこと。いまはあまり肉を喰う気分じゃなかったけど、感謝だ。今年はなにかと恵まれてる。室温はどうやっても15度以上にはならないようだ。遅まきながら夕餉。前言撤回して鶏肉を喰うことにした。ウェイパーと燕麦を混ぜて蒸し焼きにする。喰ってからうたた寝。気づくと23時40分。時間の空費。あしたは16時にギターレッスン、それまでに片づけなくちゃならない予定が多すぎる。朝は買いだし、午は西宮、写真屋だ。それに酒が届く。朝9時には出発だ。

12/28

 酒を買った。ブラックニッカ、ストロング、割り材にリアルゴールドAmazonで食料と、三上寛「峠の商人」を注文。自作「わらべ」を録音。うまくいったので投稿。しかし動画作成ソフトがうまくいかず、べつのソフトを入れることになった。エロサイトで動画を買う。〆て¥3000ほど。さらに出かけてカニカマと酎ハイハーフを買った。これで眠れる。
 朝9時に起きる。宿酔い。なんとか起きた。業務スーパーに電話。取り置き。出かけることにした。西宮のジュンク堂でバーナード・サムナーの自伝を買った。公共料金と写真の現像代を払った。夕方、ギターレッスン。記憶がほとんどない。三浦果実氏からウォッカ3本が届く。森先生に電話。「ブログをやめるまで弟子に紹介できない」といわれる。日記は今月かぎりにしようとおもった。詩集の編輯をした。

12/29

 朝7時に起きる。ゲータレードを買う。酒に混ぜる。夕方、酔って森先生に電話。「酒呑んで電話するな」と叱られた。そのあとも見当違いの時間に電話してしまう。完全にきらわれたかも知れない。あとでレシート見ると、刺身を買ったのがわかった(1月1日)。

12/30

 記憶なし。それまでの記憶もおもいだせなくなっていた。

12/31

 朝7時に三浦果実氏が来る。まずは広島へ。ひどい気分だった。完全に3日酔いだった。広島で石村氏利勝氏に会う。やたらに便所にいった。またも切れ痔だ。お好み焼きを食べた。話は盛りあがった。でも、おれの心はうつろだった。夕方、一旦神戸に帰った。ガスが使えなくなってた。しかも、どこのガス会社かもわからない。仕方なく二宮温泉へいった。それから舞鶴までいった。完全にグロッキー。寒いバアで帆場氏とうたたね氏と会った。雪がひどかった。もうそのころには体調はだめだった。完全に上の空。まったく会話に入っていけなかった。けっきょく年越し蕎麦のまえに車にひとりもどった。寒さで厳しかった。帰って寒いなか、薬を呑んで眠った。もう深夜2時だ。最悪な正月。