2020-11-22 夜長の蠅 詩 単純に必要とされないことが ぼくをぼくたらしめる そして単純に求めることが ぼくを苦しめる だれもが知らなかった経験が降る町で だれもが見ないでいた過古が経過する町で ぼくは花を折る ぼくは花を喰う