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いつもいつも年末年始ってのはやることがなくて退屈だ。あしたから6日まで身動きがとれない。3日まえから、6年まえにネームを切った漫画を下書きしている。じぶんの絵がどれほど下手かを思い知らされる。手本を見ないと描けない。今月は金を遣い過ぎた。急ぎでもない買いものをしてしまっている。『横尾忠則遺作集』にしろ、特撮関係の本にしろ、フィルムにしても。今年は楽器を売り払ったり、ギターを2度も買い換えた。ギターを習うか、シナリオを習うかで迷った。どっちもやるつもりだが、今年はここまで。
季節性の鬱なのか、やたら落ち込んだりしたものの、ひとと話すとそれも軽減されるとわかった。しかし肉体的には靭帯の炎症や、上半身の筋肉がやたら攣るので困ったりだった。
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映画『シン・仮面ライダー』の一文字隼人の第2+1号フィギュアを買った。メルカリで分割払い。¥9,300だった。新品未開封。いったい、なんでこんなものを買ったのかと訝る。遅い遅いクリスマスプレゼントか。でも、25日にCDを買ったっけ。それも不要不急だった。今年はトーキング・ヘッズ1色の1年なのに、エレカシの『ココロに花を』デラックス盤を買ってしまった。金を残すか、『Stop Making Sense』のBlu-rayか、LPを買うべきだった。
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来月は12日にヴィンセント・ギャロの新譜を買う。LP1枚に¥9,500超はどうかとおもうが。そして17日には筒井康隆原作・長塚京三主演の映画『敵』を観にゆく。あとはなんにもできない。まあ、水着は買ったし、磯上通の市民プールで、水中ウォーキング&スクワットをして痩せたい。
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歌誌『帆(han)』第4号はようやく始動した。来年の8月締め切りで寄稿依頼を送った。2月から原稿料の前払いをしたい。当初は1年休む予定だったが、気が変わった。実作の人選はあらかた決まったが、批評の人選があまりできてない。寺山修司のテキスト『怪人20面相はもう踊れない──詩のリズムのための覚書』へのアンサーを募っている。怪人二十面相はもう踊れない.txt - Google ドライブ
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と、いうわけでトシヲ!(*良いお年をの略)
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中田満帆/2024年のベスト&ワースト
映画ベスト
第一位『Stop Making Sence 4Kリマスター(リバイバル上映)』ジョナサン・デミ
第二位『Cloud/クラウド』黒沢清
第三位『パトレイバー the Move(リバイバル上映)』押井守
映画ワースト
第一位『雨の中の慾情』片山慎三
第二位『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』阪元裕吾
第二位『箱男』石井岳龍
書籍ベスト
第一位『衣裳哲学』沖ななも
第二位『地平線のパロール(オリジナル版)』寺山修司
第三位『悪魔に委ねよ 大和屋竺映画論集』
第四位『Cloud Book』黒沢清
次点『青空のはてのはて』真鍋昌平
書籍ワースト
第一位『「可能性の文学」への道 織田作之助評論集』*題名、造本、編集に於いて
第二位『私の絵日記』藤原マキ
第三位『音楽のはたらき』デビット・バーン*アカデミック過ぎる
音楽ベスト
第一位『Stop Making Sence』Talking Heads(1984年作)
第二位『タオルケットは穏やかな』カネコアヤノ
第三位『呪文』折坂悠太
次点『Tree』中野ミホ