みずから書き、みずから滅ぶってこと。

中田満帆 / a missing person's press による活動報告

シングル「kaze-bungaku」発売に寄せて

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 今週からシングル盤「kaze-bungaku / mitzho nakata 5 demo tracks」を販売開始しました。紙ジャケット、全5+隠しトラック、45分、¥1500+送料です。

 

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 30部限定です。購入希望の方は、mitzho84@gmail.com 、もしくはお電話ください。080-5780-6831 。音源の一部はSoundcloudyoutube にアップしています。どうかよろしくお願いします。

新年の手紙(2019)

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 セイコさんから本の返しにとクッキーを戴く
 ぼくはかの女に瀬沼孝彰を貸したんだ
 かの女とはあそこ──文藝投稿サイトで知り合って8年になる
 そしてオノウエからは年賀状
 曰く自転車事故で頭を撲ってしまったという
 かの女がかつての同級生で、
 いまは雅楽師──クラス会で耳にした──というほか、
 ぼくはかの女のことをなにも知らない
 なまえ以外のものを得るにはあまりにへだたりがあるということ
 禁酒して3ヶ月というのにぼくの腕はまだひきつってる
 陸のうえで愉しくやってるmalingererたちみたいに過ごしたいのに
 いつまでぽくはふるえていればいいのだろうか
 とりあえずセイコさん、ありがとう
 オノウエ、どうもありがとう
 ぼくらみたいな関係をうまく表せる辞を知ってる?
 ただの知人?
 それとも古なじみ?
 いずれにせよ、ぼくはあたらしい詩を書くつもりだ
 そいつが手紙と呼ばれようが、
 写真と呼ばれようが、
 ぼくにとってはすべてが詩だ
 凍てついた看板を工夫が地上へ降ろすとき、
 ぼくにはあいにくカメラがなかった
 いまでも惜しくおもえてならない
 だからぼくはこいつのことを写真と呼ぶことにするよ
 おもわず、みずから反省させてくれるあなたがたのようなひとがいて
 ぼくはうれしい、とおもう
 安い紅茶でシアナマイドを呑みくだし、
 またしても宛名のない手紙をばら蒔いて歩く
 あなたがたのように少数のひとびとのために歩く
 

好きなもの(2004) 

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 昼より
 夜が
 愛するより
 恋することが
 なめるよりかみ砕くことが
 カタカナよりひらがなが
 降りる駅よりずっと先にある降りない駅の方が
 関西弁より東北弁が
 太宰治より織田作之助
 文芸よりもアクション映画が
 渡哲也より小林旭
 小林旭よりが宍戸錠
 吉永小百合よりも
 松原智恵子が好きだ
 石原裕次郎なんかきらいだ
 ロックより
 昭和の歌謡曲
 甘えられるから好きだ
 さすらいが
 アカシアの雨がやむときが
 黒い花びらが
 話しかけてくれる唄が
 くさくてキザなセリフが
 だれよりも飛びぬけた感情が好きだ
 つまり愛するってことをまだ知らないし
 やさしさはぜんぶ
 自己愛にとどまって
 どんどんどんどん淀んでいく
 たりないのは愛だとさ 
 あのツラで愛だとよ 
 恥ずかしくないのか 
 いちばん受け取りたいのは愛だってよ
 どうしろというのだ
 どこへいけというのか
 いくら困っても
 おまえらのところにはぜったいに
 いかないいけない
 いきたくない
 いくら一人一人を信じられても
 あつまりはきらいだ
 隣人と隣人とがとけ合うなんて信じられない
 なにもかもに孤立したい
 なにもかもを敵にしてやりたい
 サイクロン号でぶっ走りたい
 ばか高い詩集をぶらさげた詩人さんよ
 あんたたちの本なんて一冊も読みたくない
 きらいだ
 えらそうな子宮を持った女らよ、
 おれは同時にいろんなものを愛することができるのだ
 読者よ 
 天使とはきみたちのことだ
 おれはきみたちが好きだ
 うそだ
 ほんとうはどうだっていい
 ただ少しばかりほめられたいだけなのだ
 見えない夜明けに向かって
 おれのゆめが泣いてる 
 おれはなによりも
 ぶざまでなけれならないのだ
 しかしぼくは
 ぶざまなぼくよりも
 ぶざまなきみが好きだ

 

 

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シングル「kaze-bungaku」、ジャケット・歌詞カード制作

 

あした、入稿予定の「kaze-bungaku」のジャケット、歌詞カードです。歌詞カードは1度印刷して文字の具合を見ます。読みずらければ却下です。

 

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ジャケット

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歌詞カード

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歌詞カード2

 

断食藝人の日記帖2018/Dec

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12/01

 最近寝起きがよろしくない。起きてみれば9時ちょうどだった。眠いし、頭が重い。ついに12月。年の瀬にたどり着いてしまった。茹で卵を喰らう。きょうは10時半に外出、大安亭と炊きだしの予定。ひきつづき短歌を詠み、ギターを弾く。森先生へ手紙を書く。
 外出、5枚入りの麺麭と即席麺を買う。そこから図書館へ。予約の受取、田村隆一「1999」や真鍋呉夫の句集、「モンテーニュ「エセー」入門」など。炊きだしへ。その日は豚汁と飯、茹で卵。小野浜公園をでてすぐに男からべつの炊きだしのチラシをもらう。弁当配布とのこと。いくつか撮影したい場所をみつける。帰って眠り、短歌をさらに詠む。100首に届く。あと30首つくれればいい。ギターを弾く。チューニングを変え、「呼び声」をテストで同時録音する。サビがむつかしい。あとサビのまえの間奏はいらない。声もギターの音量も問題なし。まずまずの出来。麺麭をそのままで4枚喰らう。18:01、即席麺を茹でる。あしたは長い1日になりそうだ。「呼び声」だけでも完成させたい。21:19、モンテーニュを少し読む。短歌はけっきょく12章まで詠んでしまう。あと1章である。今晩は喰いすぎだ。10時には眠ろう。
 
12/02

 零時に荒木氏から電話。1時まで仕事だということ。こちらも眠っているさなかだったのでさっと切りあげる。朝、8時に目醒める。きょうは早く眠りたいので早く起きる。トーストいちまい喰らう。9時になったらふたたび電話をするか。短歌を仕上げ、けっきょく仮眠を採る。それから20分ほど荒木氏と電話。かの女の作品の手助けをすることになった。詩ではなく散文詩とエッセイについてである。わたしがひとの作品にできるのは校閲と助言とレイアウトだ。
 昼餉にリングイネを茹でるが4分もオーバーしてしまう。アルデンテは遠い。鯖罐とオリーブ罐を混ぜてペペロンチーノにする。気づくともう14時ちかい。「裏庭日記/孤独のわけまえ」をまた改稿。ゴールデン街の場面を入れる。「中田満帆歌集◎準備稿 増補版(上巻)」もできあがった。あとは「呼び声」のサビのコードを変更するだけだ。15時半、眠っていると呼び鈴。でると天理教若い女である。神と愛ほどいかがわしいものはない。今回は無神論者とは名乗らなかった。それぐらいに疲れていたし、できるならかの女と一発やりたくなったからだ。もういちど寝ようとおもったが起きる。テスト録音がわたしを待っていた。
 2テイク録っておわり。細かいフレーズの録音とダビングはイヤホンがないのでやめる。もう17:23。即席麺を茹でる。予算がきびしいので「準備稿」は製本しないことにした。印刷してクリップで留めるだけにする。あるいは今永製本に依頼するか。今月は「裏庭日記」のために金がいるというわけだ。もちろん、写真のデータ化にも。 ふたたびみじかく眠る。起きて即席麺を喰う。そしてなにもせずにいる。まだ20:44。あしたは朝9時から食料を買いにいく。それから印刷屋へいく。文具屋へいく。ネット屋へいく。公共料金など支払い、郵便物の発送など、やることは多い。

12/03

 The good lifeで寝落ち。ところが夜中に目が醒める。夢のなかで都築智恵美と話した。祐子は出てこなかった。それからも何度も目が醒めた。8:33になって起きる。きのうの録音を聴く。ギターと歌は別に録音したほうがいい。あとはドラムトラックをつくることだ。最期の即席麺を喰い、外出。まずは電気料金とジャストシステムへの支払い。印刷所へ。森先生宛の書類をまとめ、郵便局へ。それからネットカフェでHDのデータ移管のためにケーブル、「ソング・フォー・ドレラ」を注文。短篇集を夢沢氏のために発注する。作業所にはいかずじまい。小野浜まで写真を撮りながら歩く。しかし巻き上げに違和感。明けてみると最初の数枚がひかかってしまい、千切れてしまった。なんということ。パレットプラザにいっぽんだけ現像にだすも、ロモのため、日数がかかるといわれた。カツミ堂にすべきか?──そもそも軸を取り替えるべきか。
 古本屋で森山大道「犬の記憶」と稲垣足穂「ヒコーキ野郎たち」を発見、金を下ろすも、レコード屋森田童子「ラスト・ワルツ」と松崎ナオ「風の唄」を買って帰る。帰宅して夕餉、鶏胸肉とカット野菜、ブナシメジを炒め、豆乳で仕上げる。CDを聴く。松崎ナオは曲が弱い。森田童子は演出過剰、無用な効果音を入れすぎてる。森先生から瀬沼孝彰詩集貸しだし。これを荒木氏に読ませたくおもう。「裏庭日記/孤独のわけまえ」をまた改稿。不良との悶着を書き直し。退屈のあまりふたたびネット屋へ。「惡の花」の実写化を識る。荒木氏へ助言を送る。「ブンゴク」、わたしの「鉛の塊り」の寸評とコメントを読む。あたりまえのことをあたりまえにいわれているだけで、つまらない。それを至極当然とおもう自身もつまらない。あさってはネットの工事ということで早めにでて、地下鉄で帰った。放屁がしつこい。なんてこった。それでも2時まで起きていた。

12/04

 7:00に起きる。躯を洗い、歯を磨く。横になってモンテーニュを読もうとするも空腹でならず。10:00、役所へ。入金¥21050。自立支援医療受給者証の再発行、申し出。ネット屋で「裏庭日記」3部発注。飲食など無駄な出費多し。またも作業所にいかず、医者にもいかず。サニーデイの「魔法」と稲垣足穂の「ヒコーキ野郎たち」を買う。アマゾンでドアーズのアルバムを注文。床屋は休みだった。18:43、いちど寝てから外出するもダカラとミートパイで済ます。帰ってこいつを打っている。joy divisionを聴きながら、どうにも情緒というものがへばりついてくる。もうやることはない。とてもじゃないがギターを弾く気にもなれない。きょうは暑い。4度も高い。堀川早苗をかけ、寝ようとする、アマゾンの配達がくる、、、、デジャブだ(この日記を書いている光景がだ)。けっきょくHDのデータはとりだせずだ。業者にまかせるしかない。2千が無駄になった。そのまま寝ることした。夢のなかで吉村秀樹と会った。なぜかわたしがブッチャーズに加入することになる夢だった。

12/05

 なんとか7:38まで眠る。起きて身繕い。吉野家へ。牛丼と半熟卵。¥450。コンビニでウィルキンソン。¥95。ギターを録音したい、からだがだめだ。虚脱状態。怠い。NTTはいつ来るのか、午前中と指定したが、最短でも10時ごろだろう。「呼び声」を録音中に電話。かけ直す。10時過ぎに来る。けっきょく午までかかる。ボーカルテイクは没。バッキングの位置がずれたまま録音してしまったからだ。ネット接続してみる。とんでもなく重い。遅い。これでは使いものにならない。
 外出、大安亭へ。業務スーパーで買いもの。シチューの用意。それからややあって幸地クリニックへ。待ち時間のあいだに散髪へ。あまり気に入らない出来になってしまう。まるでカウンセラーの中本氏のようである。今月中にデュタスとミノタブを買うかどうか。帰途、地下鉄に警官ふたり。ひとりは女。なかなか美形だ、棘はあるが。カット玉葱と野菜を買って帰り、調理。PCはあいかわらずおもく、いまは「スタジオ・ワン」の更新中。けっきょく一部だけ更新。ほかにも更新プログラムで時間を喰う。早めに床に入る。

12/06

 朝から茹で卵ふたつ喰らって寝る。10時過ぎに起きるも、それから録音に入る。ギターをピックで弾き、バッキングその1、それから歌。さらに指弾きでストロークを入れる。歌やり直し。ギター、指でアルペジオのフレーズを入れる。口笛は入れなかった。歌、再度やり直し。なんとかミックス。もう夕方。烈しい雨が降っている。ネットをやるも重くてかなわない。何度もフリーズ。余計なことはしないこと。10過ぎに寝る。

12/07

 10時まえに起きる。カップ蕎麦と茹で卵。きのうのボーカルのみ録音し直したい。take02とおなじマイキングにすることだ。あのときはマイクをギターよりにして胸より下にして録ったとおもう。それを再現するしかない。あとは「kaze-」のバッキングづくりだ。けっきょくどうやってもうまくいかない。じぶんの曲がじぶんの技術では弾けないということに愕然する。夕餉にリングイネを喰らって遅くに寝る。

12/08

 どうにも寒くなると寝起きがよろしくない。きょうも午まで寝てしまう。だらだらしていて、とても気分のわるい眠りである。質がわるいとでもいおうか。茹で卵を喰らう。だらだらとネットなんぞをしてしまっている。必要のないときにだ。ヤマトから製本された長篇と森先生から歌集の返送がある。長篇はやはり本文が読みづらい、文字が薄すぎるのだ。試しにすべてを太文字にしてみる。これでもういちど印刷だ。短歌はだいぶ削られている。じぶんにとってパンチラインと呼べるような歌も、森先生にかかれば落選である。それでも140頁ほど埋まる。いったいつぎの160頁のために何百首が必要になるのかとおもう。あとはとり散らばってしまった歌篇ごとの主題をどう再編成するのかが見えない。いったいこれが1冊の書物になるであろうかと考えるわけである。午后遅く外出。歩いて三宮まで。封筒と安部公房箱男」、鶏肉とペペロンチーノの素、胡瓜を買って帰る。とりあえず封筒に宛名書き。尾上のは失敗してコピー用紙を貼るはめになった。あとは有馬定時制、中島店長にする。持ち込みはつぎの版でやることにした。
 「kaze-」のギター録音。やはりピックで弾いてから指にしたほうが容易いことに気づく。なるべくゆっくりとした曲にしよう。

12/09

 深夜2時になってようやく眠る。午に起きる。茹で卵。「kaze-」の録音。夕方までかかるも、けっきょくは弦が太すぎるということになる。エレキと比べるとアコギは太く、抵抗が強い。ライト・ゲージで弾くしかない。外出、麺麭と鶏肉と香草焼きの素、シェービング・ジェルを買って帰る。帰って髭を落とし、詩を書く。「カセドラル再訪」。ブンゴクにもコメントを入れる。批評なんて柄じゃない。

12/10

 朝、外出。郵便をだし、ヤマダ電機で電話線を買い、石橋でダゲレオのエクストラ・ライト。フィルムをカツミ堂にだしていったん帰る。ファウルの代金払い、詩集と長篇を発注。森先生へ電話するも電源切り中。夕方、また外出、大安亭へ。卵とカットトマト、オイルサーディン、ペペロンチーノの素、即席カレーを買う。次に鶏肉とセロリ、ブナシメジ、見切り品のハーブ、玄米を買う。「りずむぼっくす」でサニーデイ・サービス「NOW」とヨ・ラ・テンゴ「ポピュラーソングス」を買う。現像の写真を取りにいく。けっきょく途中で切れたものは未露出だった。最初のいっぽんのみ現像。値段はやや高くなった。カメラの軸を交換できるかどうか訊く。実機を見せて欲しいといわれる。
 あといっぽんはパレットプラザである。できあがるのは19日だ。なんとも遅い。古本屋で森山大道「犬の記憶」を買う。帰って写真を確認。使えるものだけ、ローカルに移す。そしてスメナ・シンボルについて調べる。装填のコツが書かれてあるものを見る。あとは「ラブ&ポップ」で登場したティアラⅡについて調べる。件数こそ少ないが中古があった。安いので14000、あとは2~3。金がもう¥4000ほどしかない。これを書いている時点で零時を過ぎ、もはや02:03だ。ネットは時間を奪う。よろしくない。眠剤がない。

12/11

 朝から「呼び声」のボーカル再録音。ふたつ録る。しっくり来ないままミックス。昼餉にカレー。正直黒カレーはうまくない。量だけが取り柄だ。夕方になって出掛ける。森先生から電話。魚を求めるが値段が高い。カツミ堂でスメナ・シンボルを視てもらう。どうやら下部のボタンを押さないでフィルムをもどしたのがよくなかったらしい。しかしまた生野くんだりまでいって撮る気にはなれない。あと4千しかない。過古のフィルムをデータ化したほうがいいようだ。帰ってだらだらと過ごす。伊丹十三タンポポ」のメイキングを見る。

12/12

 ひどい夢を見た。肉親についての夢だ。どうにも頭が重い。「kaze-」のバッキングを2テイク録って外出。業務スーパーで食品。それから図書館。予約を受けとる。小林よしのりの「新・堕落論」と「茶の本を読む」講談社学術文庫。デジタルウィングへ。またも商品画像の編輯。終わって医者。一時間以上も待つ。帰宅、「kaze-」の指弾きを2テイク録る。とりあえずミックス。まあまあか。それから夕餉にカレーと茹で卵と蜆汁。届いたファウルの「ファル・フル・オブ」を聴く。あとはだらだらとネット。これではいけない。時間の配分を決めなくてはならない。あとリアクションばかりに気をとられるのもいけない、とにかく作品をつくりつづけるしかない。

12/13

 曲を録っていてデジタルウィングにはいかず。早めに眠る。

12/14

 「うまくやりおおせればいい」をやろうとしたが、リハーサルが足りないのでやめる。ヘルパー氏来る。おれは寝てばかりいた。クオカードをもらう。コンビニで弁当、サラダチキンを買う。

12/15

 このところ妙な夢ばかりで気分がわるい。朝、大安亭へ。卵と胸肉なんかを買う。帰ってリングイネを喰う。寝る。16時すぎに「縁日の世界」を再録音。今回は指弾きを入れなかった。力がでない。

12/16

 「うまく-」のコード弾きのみ録音。ネットでなくした時計を探す。9千ででてるのを注文したが、在庫なしでキャンセル、1万半のもおなじくキャンセル、1万少しのを注文。

12/17

 けっきょくきのう最期に注文したところは詐欺のサイトだった。電話番号は不動産屋のものだ。事業主のなまえもおかしい。メールが送れてきた。もし着払いに変更していたらどうなっただろうとおもう。eBuyで出品されているのを発見。入札。いまのところ、5千代。しかし終わるのは6日後だ。勝てそうにない。そもそも世界的に稀少で、付加価値のついたものになってしまってる。いい加減、再発すればいいものをこのありさまである。
 有馬高校への郵便をだす。それから業務スーパーにいって帰る。「裏庭日記/孤独のわけまえ」を校閲。4時まえに外出。まずはデジタルウィングへ。それからカツミ堂へ。フィルムを¥3000ぶん、データ化にだす。帰ってひきつづき長篇の改稿作業。終盤の内省部分を削った。それでも1頁のちがいでしかない。あした筑摩に電話して持ち込みが可能か、訊くとしよう。短歌は現代短歌の100首に限定することにした。今週は横尾忠則現代美術館と映画「メアリーの総て」を見にいく。あとは新作の写真を撮りたい。あとは「うまく-」を仕上げてしまうことだ。

12/18

 朝、湯浴みをして髭を剃る。茹で卵ふたつ。それからずっと録音。歌のマイキングのコツが掴めて来る。「うまく-」の指弾きは妥協してエレキでやるも、しっくり来ない。あした試す。どの曲も歌を再録音した。夕方になって外出。写真屋へデータをとりにいく。帰宅して写真を整理。使えるものは少ない。ほとんどが'03年のものだった。ポートフォリオには近作をつかうべきだ。完成されたスタイルを見せたほうがいい。夕餉に茹で卵、エリンギとセロリのペペロンチノーノ。「裏庭日記」も再校閲。でも入稿をやめる。まずは持ち込み先をリストにする必要がある。あしたは「縁日の世界」にも指弾きとコーラスを入れる。もうじきデモは完成する。

 "kaze-bungaku/mitzho nakata 5 demo toracks"

 縁日の世界
 うまくやりおおせればいい
 声/夏の夜
 呼び声
 kaze-bungaku

12/19

 明け方になってようやく就寝。一度起きて尿する。けっきょく12時半になって起きる。調子を整えてレコーディング。朝餉に茹で卵。長篇の売り込み先を探すが、どうもだめらしい。「文藝」の編集長宛に送るしかなさそうだ。あるいは枚数さえ良ければ文藝の新人賞に応募するかだ。写真は賞や雑誌にだしたほうがいい。またしてもロモのフィルムを注文した。出版社はどこもお硬いみたいだ。デモの送り先はいろいろ見たが、ベルウッドとフォーライフが魅力的におもえる。ジャケットの制作まで進む。まえとおなじように紙ジャケットにするつもりだ。サンプリントに相談が必要だ。夕方になって外出、ダイエーで半額弁当を見つけるも大安亭へ。サーディン、トマト罐、卵を買う。コーヨーで鶏胸肉を買う。帰ってみると、その鶏肉がない。忘れてきたのだ。慌ててレシートを見つけ、電話。あした、トリニーク。しかたなしにまた茹で卵、それからトマトのリングイネを喰らう。ツイキャスで田中修子の声を聴く。おもっていたよりもずっと若いみたいだ。
 この日も作業所にいけず、医者にもいけず、役所にもいけずで終わり。そしてこの日記を書いているのは実際は20日の午前1時まえなのだ。あしたはスマフォの画像を頼りにふたつの警察署で時計を探すしかない。                                         

12/20

 またしても肉親にからむいやな夢を見た。ひとが交通事故で死ぬ場面まである。朝湯をして茹で卵。きのうの残りのリングイネを喰らい、また録音。「縁日の世界」にエレキ・ギターをダビング。演奏にとちるがそのまま。けっきょくトレモロやなんかでごまかした。ボーカルも再録音。ダブル・ボーカルにする。手拍子を入れようとしたが、力不足で却下。3時過ぎにでかける。役所、コーヨー、郵便局──荒木せい子氏に瀬沼孝彰詩集を又貸し──それから葺合警察へ。けっきょく生田警察署にいくしかないとわかった。袋麺と、トマト罐、リングイネ、ペペロンチーノの素、ブナシメジを買って帰宅。「呼び声」にもエレキの短音弾きを入れようとおもいつくも、けっきょく録音は一旦終了することにした。このままでは終わらないとおもったからだ。きょうもドアーズはとどかずじまい。父から電話。どうも電話の具合がわるい。着信音がちゃんと鳴らない。不在になってはじめて鳴るのだ。ついでにまたしても父の吝嗇病について聴かされる。健康保険に入ってないという。それも保険をけちるために。なんとも、惘れる。わたしは一点豪華主義で創作については惜しみないが、それでも業者にまかせられるところは任せている。父の建築はまったくそうではない。平気で廃材など使っている。なんとも、気鬱にさせられる。
 夕餉に鶏肉のサラダをつくって喰らう。デモを通しで聴く。わるくないが、隠しトラックは必要なのか。それにどの曲も長い。ぜんぶ聴いてもらえるか、不安である。あとは時間の無駄遣いで終わる。

12/21

 ひどい目醒め。胸が痛む。どうやら冷えたせいで胸の金属バーが縮み、胸骨を締めつけているらしい。茹で卵を喰らい、外出。時計はけっきょくだめなようだ。帰る。ヘルパー来る。幻冬舎に電話。けっきょく自費出版の話だった。わたしはかれらに原稿の改善点を聴きだせればいいと考えた。荒木さんに助言を送る。外出。センター街てまえのファミリマートで焼き鳥を買う。店員は去年からごくたまにいる、おなじ性の女の子。まえよりも化粧が濃くなった。でもなかなかいい。ただそれだけ。幸地クリニックへいき、帰る。茹ですぎたリングイネを喰らう。そろそろ食事制限と筋トレがいる。
 「呼び声」にギターとカリンバを足したいとおもう。できるだけ音数を削ってだ。「裏庭日記/孤独のわけまえ」をまた修正。調子づいたものいいはやめたほうがいい。

12/22

 ひどく眠い。残ったリングイネを喰う。外出。大安亭へ。帰宅して飯。胸肉とレタスのサラダ、焼き豆腐を喰らう。荒木さんへメール。創作にまつわる本を薦める。

12/23

 午后4時まで寝る。夕方、外出。食材を買い、ツタヤへ。「シャーロック」と「コーヒー・アンド・シガレッツ」を借りる。帰ってリングイネ

12/24

 朝、起きてオークションをチェック、まだ9千円のまま。それから何度か寝直して、いざ入札。あと7分というところ。しかしなぜかオークション終了。逃してしまった。必死になってほかをあたる。けっきょくアマゾンの¥44000しかない。カートに入れる。外出、ATMへ。またしても荒木さんから入金があった。8千円。5千下ろして電気料金を支払い、鮨を喰らう。¥1300ほど遣う。小野浜へ撮影にいく。その途上、「神様の教会」の信者の勧誘を受けてしまう。「ノアは人間を滅ぼすべきだった」とおれ発言。陽がだいぶ傾いてしまった。けっきょく撮りたいものすべては撮れずにフィルムが終わってしまった。鶏肉を買って帰宅。サラダをつくる。そのあと、即席ラーメンを喰らい、あとはネット。ニコニコ動画にも曲をあげる。
 横尾の展示がきょうまでであったことを識る。なんともぶざまな気分。借りた映画はまだ観てない。このままではいけない。1日の予定を考えなくては。あしたは映画「メアリーの総て」を観たい。あとはあ、アマゾンで買いものだ。 

12/25

 茹で卵を喰らい、3時までぼさっとしていた。区役所から電話。支給日がきょうだったという。もっと早く電話をくれよ。外出、小野浜へ撮影のつづき。それから鶏胸肉とズッキーニを買う。帰って夕餉。借りた映画も観る気がしない。ブログを更新、ニュースレターを送信。もはやだれも読んではいないのではとおもう。ニコニコの再生数はあがったが、たったひとだけのつコメント。淋しいものである。時計については3ヶ月かけて金を貯めることにする。もちろん、そのあいだ売れないという保証はないのだが。
 あしたはユザワヤにいって年賀状の準備をしよう。尾上と森先生だけに送る。
  
12/26

 ぎりぎりの時間まで眠って役所へ。¥13000ほど入る。所持金¥30000。食材を買い、ユザワヤで葉書を買う。幸地クリニックへ。帰って茹で卵とサラダを喰う。絵葉書2枚つくる。ひさしぶりの絵。「ドキュメント「ラブ&ポップ」」を注文。あしたは葉書をだし、CDの原盤をつくる。

12/27

 所持金はあと¥20000ほど。だいぶ遣ってしまった。きょうは14時に起きた。それから外出。図書館へ返却、CWに写真を撮ってもらおうとしたが不在。郵便局で絵葉書をだす。CD-Rを買ってWAVデータで原盤作成。帰宅して届いていた三輪姉妹の写真集「ラブ&ポップ」を見る。美品である。しかしこれといっていいとおもえる写真はない。「短歌のための文語文法」も届く。CDのコピーを注文。肛門が痛むので早くに寝る。

12/28

 CDのコピーを発注。盤面の文字・書体も指定する。槇原先生のために本2冊発注(あと3冊いる)。眠気を我慢して映画とドラマを見る。10時過ぎて返す。高樹マリアで抜く。

12/29

 11時に起きる。そろそろ眠剤をやめたほうがいいようにおもう。今宿まことの写真集が届くも、つまらない出来。外出、手持ちの金をだいぶ減らした。「どんぶりキッチン」でカツ丼を喰うも美味くない。あいかわらず、店内BGMがひどい。ミントでスパゲッティを喰らうほうがよかった。時間を潰しながら映画館へ。「メアリーの総て」を観る。尿意で集中できず。大した映画じゃなかった。夕飯はパンと握り飯と茹で卵で済ます。吉原有希「ドキュメント ラブ&ポップ」が届く。そして「アニメージュ」の「ラブ&ポップ」特集号を忘れていたことに気づく。ネットで倉本杏奈の動画を買う。

12/30

 オークションで高樹マリア「max cafe」を落札しようにも失敗。おしいところだった。午后過ぎても眠っていた。時間を空費するだけで終わる。

12/31

 またも時間の空費。あしたは出屋敷だというのに朝方まで起きていた。

 

 

 

ドキュメント『ラブ&ポップ』

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角川短歌ライブラリー  短歌のための文語文法入門

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ヒコーキ野郎たち (河出文庫)
 
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