The Storms of Early Summer [jul/'21] - みずから書き、みずから滅ぶってこと。

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07/01

　零時過ぎてプリアンプを買う。酎ハイを買う。眠る。6時半に起きる。酎ハイを買う。必要なものを買って9時過ぎに外出。鶏胸肉3つ、ブロッコリー3つ、オクラ1つ、オイル1つ、あとはパスタソースを買う。コンビニで老女がまちがっておれの傘を持てってしまった。呼び止める機会もなく、そのまま。帰って肉とオクラを喰う。ブログに日記を投稿。ふたたびでかける。図書館や写真館をいく。髪の毛も切った。帰って写真に後悔する。ひどい写りだ。おなじ場所で撮ったとはおもえないほど酷い。ショックマウントや、ケーブルを注文。

07/02

　朝11時過ぎて起きる。朝酒。朝餉を喰う。ショックマウントやケーブルが届く。設置してみる。なんどかまちがえたものの、完遂。ギターと歌を験しに録音。変換プラグは不要だった。マイクに付属してたからだ。2時にサンパルのワクチン接種会場へ。モデルナのワクチンじゃなかった。接種終わって、手紙やらを印刷。森先生へだす。そのあと、役所へ。電子書籍の売り上げをだす。迂闊にも印刷した「遺言状」を見られてしまう。相手は笑った。パンと海鮮丼と牛飯を喰い、酒を呑みながら帰った。Amazonの注文が届く。フジッリに鯖缶、雑巾、掃除水の詰め替え。

07/03

　37歳の誕生日。14時25分に起きる。そろそろシアナマイドを嚥む必要がある。それでも酒が残ってたから呑む。きのうのAmazonでの注文をひとつキャンセルした。しかし、またしても細々な買いものだかりで大きなものが買えてない。せいぜいプリアンプとウェブカメラぐらいで、あとは浪費だ。「ナイルなトトメス」のDVDが欲しかったが、初回版は駿河屋にしかない。￥6,000と来た。まあ、来月だ。映画も「地平線がぎらぎらっ」とか、「パリ、テキサス」が欲しいが、いまはだめだ。作業所にいって金をつくる。作品の宣伝をする。そればかりだ。そういえば賃貸更新の葉書があった。￥8,000はいまできない。電話して来月まで待ってくれるようにいうしかない。
　ブログに刊行物の販売先をまとめる。しかし短篇集の出版で手こずる。けっきょく明日へ先延ばし。ウェブカメラを使ってツイキャス。音声が聞えないという意見があった。途中で直ったが、どうしたものかとおもう。恥を曝した。また酔って眠った。

07/04

　14時半に起きる。残ってる酒を呑む。またしても連続飲酒。短篇集2種類を出版。刊行物のまとめ記事をブログに投稿。大安亭へ。それから漫画喫茶へ。記憶が怪しい。夜になって酔い潰れる。

07/05

　11時に起きる。シアナマイドを嚥む。合計で6千ちかくも酒に遣ってる。CDと本が届く。ジョン・ゾーンと「yawara!」のサントラ。後者はリッピングしなかった。大安亭にいく。スポンジや洗剤、卵なんかを買った。夕方になってグラノーラが届く。まったく無駄な買いものが多すぎる。湯浴みした。服を手洗いした。フジッリを喰い、肉を喰い、グラノーラを喰った。もうずっとまともな食事はしてなかった。スカイプとzoomでウェブカメラを験す。録音の設定を変える。ギターレッスンを受けるつもりでカメラテスト。突きでた腹が目立つ。なんとも恥ずかしくなった。こんな容姿でおれは人前にでてるのかとおもうと、いたたまれない。早く痩せる必要がある。とにかく消費をあげて、摂取をさげるしかない。毎日、筋トレが必要だ。そして来月こそ禁酒だ。22時半に薬を嚥む。あしたは早い。

07/06

　なんども眠った、9時20分に起きた。不在者投票の紙や、収入明細を用意する。11時半に外出。スタジオへ。eastern youth「風ノ中」とエレファントカシマシ「君がここにいる」をやる。次回は験しに作曲講座。役所で期日前投票と収入申告を終えて帰る。湯浴み。それから室を大掃除した。そして尼崎市文芸祭に短歌を投稿。終わってnoteに宣伝を投稿。マイクを調節して録音にかかるもとちってばかり。通して弾いてないからだ。日常的に通して弾く必要がある。局部だけ練習してもだめだと気づく。グラノーラを喰った。2食ごとに牛乳1本かかる。
　けっきょくもの足りずに2杯めのグラノーラを喰った。筋トレ。やたらにガスが溜まる。放屁ばかりの1日。なにかをするということを諦めて、薬を嚥む。22時。

07/07

　長いこと眠る。東映公式の「仮面ライダーブラック」を見逃してしまった。作業所にはいかなかった。ずっと眠ってた。禁を破って酒を呑む。ストロングにニッカ。早いうちに眠ってしまった。

07/08

　プリアンプにUSB2の接続口を見つける。いままで気づかなかったことに腹が立つが、プリンタのものを流用することにした。これで音がどうなるのか。12時半になってようやく起きる。最期の金で酒を買う。またしてもストロング。中性脂肪の塊だ。作曲講座はやめにしよう。講師とは趣味が合わない。おれがつくりたいのはアップテンポでラウドな曲だ。ダイエーでストロングを買う。これで文なし。グラノーラに使う牛乳も買えない。なにかCDでも売って金をつくるか。支援センターの訪問があるというので掃除をしたものの、来なかった。たぶんあしただろう。
　おれはなにも産みだせずにいる。本も読んでない。録音はまだなにもしてない。尾花マイクを買ってからにするか。それまで通しで弾く練習をするしかないが、きょうも18時になってしまった。できることがない。ブログを見る。もはやひとりしか読んでない。日記なんぞ迂闊に投稿するべきではなかった。でも、いまさらあともどりはできない。
　録音テストと機材の調整を2時間ちかくやる。どうしてもノイズが入る。けっきょくTube MP Project Seriesマイク・プリアンプに問題があるようで、それを外すとノイズはなくなった。￥4500で悪夢を買った気分だ。早々に売り払ってしまうか、来月修理にだすか。どれほどの費用がかかるのかで不安だ。時間潰しにTwitter。マッハ文朱氏をネタにしたら、本人からリプライがあって恐縮した。危ない、あぶない。それからずっと時間の空費。久しぶりに手淫。連続して2度イッた。驚いたことだ。零時過ぎて薬を嚥む。1時40分に床に就く。

07/09

　なんども眠った。夢のなかで恋をした。それを小説にしようとおもった。起きたら内容は忘れてた。しかし相手の女のことをおもって、おれはロリコンじゃねえかと考えたわけだ。朝餉、11時に支援センターの人間が来る。生活の詳細を訊かれるが、まるで尋問を受けてるみたいで気分がわるい。おれ個人の食生活が重要なこととはおもえない。おれが活動してるかどうかが大事だとはおもえない。マイクプリアンプの故障についてメールを輸入会社に送った。ギリギリ時間になって上沢へ。ほとんどなにもやる気分になれない。終わって帰る。輸入会社から返信。指南の通りに接続して録音、改善しなかったので音声サンプルをつけて返す。
　あたらしい曲をつくろうとギターを触る。しかし、ギターのレベルがあまりに低くて諦める。作曲のレッスンも諦めた。まずはギターを習うところから始めるしかない。あと1年間、ギターレッスンと作曲に費やそうか。尾花マイクはどうしようか。Amazonで取引した中古屋からメール。商品に不備があったから返金するという。いったい、どこに問題があったのか。「AKIRA」のサントラだが、盤面に汚れがあったのは憶えてるが。まあ、金が入るのなら、なんだっていい。夕餉にグラノーラをそのまま喰う。それから饂飩を焼いて喰った。
　マイクの動作はまたおかしくなった。片方しか録音できないときた。朝できたことが夜にはできない。だが調べてみると、それが正常だという。けっきょくはマイク二本差しとするしかない。でなければモノラル設定にするかだ。ツイキャスは以前のマイクで対処するか、ウェブカメラを使うしかない。Amazonから返金処理完了のメール。「アカウントの調整」とかいう理由。なにを意味するのかがわからない。

07/10

　マスを掻いて、1時半過ぎて床に就いた。6時半に起きる。朝餉にトマトのフジッリ。眠り足りない。けっきょく眠った。10時半に起きた。またもマイクやスピーカーに異常。手こずる。なんとか復帰。そろそろ作品をつくるために身を入れて本を読むなり、映画を観る必要があった。じぶんに失望を憶えながら、それでもやっていかなきゃならないという現実。キャラ作画は時間のむだだ。手数を増やすには年をとった。もう数年で40になるっていう現実。なんとか音楽と文学に絞って活動するしかない。絵は趣味にとどめたほうがいいような気がする。学びたいことは際限なくあるが、金も時間も圧倒的に足りない。それに作業所で絵を描くのも苦痛になってきた。いまはなにごとにも情熱がない。意志が弱すぎる。刺激もない。なんだか頭のなかに空気の綿がつまってるような感じがする。自由の牢獄のなかで身うごきがとれない。
　気まぐれにじぶんのアフォリズムをつくってみた。昼餉に鶏肉を喰った。時間の空費。くだらない時事にかまけてじぶんを見喪ってる。まちがって発注した、画集と写真集が届いた。これは母校に送ろう。もちろん定時制へだ。森先生からの葉書は来なかった。そろそろ逆破門するべきなのかも知れない。
　16時過ぎて読書。タルホを読む。短歌が浮かんで3つメモ。夕餉に饂飩と鶏肉。喰ってしばらくしてから軽い筋トレ。腹筋のみ。すぐにバテてしまった。中年太り、それも長年の不摂生の賜物をどうにかするには時間がかかる。ながい恥辱の時間がだ。腹だけが異様にでてるから目立ってしまう。恥ずかしいおれの人生、そして存在そのもの。しかし、考えてみればだ、労働から解放されたのだから、もはやストロング系の罐酎ハイなんぞ呑まなくても生きていけるのではないかともおもう。少なくともトリガーとなるストレスは減ってるはずだ。たまにスコッチを嗜む程度なら、中性脂肪の蓄積も回避できるやも知れない。そうだったらいいのだが。
　音声日記をつけようとしたが、頭のなかの雑念がうるさくてやめた。音楽でも聴いてるほうがマシだ。三上寛の「俺が居る。」がアップされてあったから聴く。ボーカルのミックスが小さい。そのあと「仮面ライダーアギト」を観る。

07/11

　ネギ式のダイエット動画を観る。おれはグラノーラではなく、MIKAパンを買うべきだった。カロリー計算をする。朝食は問題なかった。それ以外は見直したほうがよい。それにおかだクリニックを再受診する必要もあった。2時過ぎて床に就く。　

　夢：おれは警備員をやってる。寝床に制服とバインダー。あるとき、ふたりの少年少女が瀕死になって、おれは助けようとする。おれはひとつの幼い命が消えようとするのを助けようとゲーム端末を握って、医者を病院に誘導しようとする。必死になって病院内をかけずる。鏡のなかに老人になったおれがいる。レントンとエウレカ、ふたりの命が救われる。そしてもうひとつの命も。おれはふたりのゆく末を案ずるが、別のプレーヤーが「結末はもう観た」といって、おれからゲームを奪い取った。おれは惜しみながら去る。室には制服とバインダー、そして安全靴。邪魔くさい、それらを掻き分けて眠る。窓のむこうが明るくなり、垂れ幕が黒くなる。一瞬の光り。もはや物語が終わったと気づく。
　おれは酒屋を迂回して帰る。なにかいやらしいイメージ。おれにとって扇情的な画像。だれかを助けようと足掻く。けっきょくは母と家に入る。じぶんの室には一室しかないことに気づく。トム・ウェイツの音楽がかかる。演奏中に来客の呼び鈴が鳴った音源ばかりのレコード。そしてだれかがおれのそばに立ってる。

　6時半に起きる。朝餉。「BLM運動は図らずも黒人の差別意識を裏書きした」というフレーズがおもいつく。それを活かしたいが、論理を組み立てる自信がない。

　気づくと銀行まえの建物にいた。それから警官に署につれていかれた。おれの服はあちこちが破けてしまってた。ズボンのなかになぜかセータを着てる。歩きづらい。帽子はもうだめだった。警官はおれの通院歴と逮捕歴を知りたがった。おれは幸地クリニックのなまえをだした。それから車に乗せられた。車にはほかにも連行されるやつらがいた。おれの眼鏡には片方、ユウコの姿の映った30センチ角のガラス板が入ってる。おれは眼鏡を棄てた。セータも棄てた。ズボンはサイズが合わなかった。太った年増女がおれのポケットから莨10個を見つける。買った憶えもないし、金はないし、莨はずっとまえに辞めてる。それを伝える。ほかの不良たちがおれをからかう。ジャケットのサイズを年増と確かめる。なんと「F」だった。着られるわけがない。やがて道路から線路に切り替わった。裸の女が絶叫してる。実家のまえを過ぎる。不要物が撤去され、だれも棲んでない状態。おれは声をあげる。これは夢だと。
　11時半に起きた。昼餉。喰ってからだらだらと過ごす。ブックス・カーリーズの中島氏からDM、作品集2冊に「最高」とのこと。13時過ぎて図書館へ。またしても英語発音の本だった。いまは用がない。帰ってしばらくは時間の空費。16時になってから読書。じぶんにとっておもしろくないものは容赦なく切り捨てた。タルホもほとんどつまらない。けっきょくはじぶんの道をゆくしかない。「詩文集」読了。ほとんど飛ばした。魅力的でない。衒学的に映ってしまう。夕餉に饂飩と鶏皮を喰う。最期の鶏肉を解凍にまわした。18時13分。あとは短歌をつくる。もう、反応についてごちゃごちゃ考えるのはよそう。19時48分。グラノーラを2度喰う。時間の空費。もうじき22時だ。頭のなかから妄想を消した。いつもの観衆妄想をだ。頭のなかが静かになった途端、虚しさと寂しさがやって来た。おれはなにをやってるのか、いつもいつもいつも過去の人物を並べ立てて、かれらかの女らに勝った気でいる。でもほんとうはだれにも勝てない。おれは負け犬だ。みじかい手淫を終えた。まだ22時1分だった。いつもは音楽と妄想でまぎらわしてるが、それがなくなると、いまがひたすらに耐えがたいものになる。自我を保つためには延々とひとり語りをするしかない。それがADHDの脳味噌だ。心底じぶんに幻滅してしまう。心血注いだ作品さえも安売りしてしまうじぶんに。そうおもってひとまず、電子書籍の値段をあげた。おれの本にたった千円ぽっちも払わないやつに読んでもらわなくともけっこうだ。こっちには暮らしがある。いくらインディーズの作品だって、矜恃がある。価値のわからないやつに読まれても迷惑なだけだ。どうせ買うのは初めから最少数なのだから、金だけはきっちり払ってもらうことだ。おれはまたしても学んだ。でも、それきり、意志も気力も失せてしまった。本を読むのはまたでいい。薬を嚥む。そして眠ることにした。冷房装置がなければ、とても眠れない、暑い夜だ。いまは切ってるが、それだけで頭が熱膨張しそうになる。22時46分。

07/12

　ずっと眠れなかった。ようやく寝ても、4時まえには起きてしまった。二度寝、5時半に起きる。空腹。引きつづき、妄想は切った。眠くてならない。けっきょく喰ってから眠った。9時に目醒めるも、もの足りずに10時まで眠る。それでも眠かったが、あきらめる。みじかい驟雨。郵便はガス代の請求だけ。代金は￥1984と来た。金は入ったが本の代金だけだった。世界があまりにも静かで大人しい。それでも恥辱のトリガーが何度となく、引かれてしまう。11時過ぎて昼餉。またしばらく眠った。起きると14時過ぎ。作業所へ。知らない女がひとりいた。文章を書いてた。おれのほうはもう絵をなぞるのも上手くいかない状態だった。あきらかに退化してる。終わって帰る。牛乳を買う。間食にグラノーラ。楽器屋からプリアンプについて回答があった。ゲインをあげて設定とのこと。験す。やはりノイズが乗ってしまう。諦めた。また眠る。起きると19時まえ。饂飩を茹でる。スープが薄かった。喰って放屁しつづける。やたらにガスが溜まって苦しい。中島氏はまだおれの作品を紹介してくれてなかった。DMに余計なことを書いてしまったのかも知れない。時間の空費。アニメ数本を観たあと、マスを掻いた。

07/13

　零時過ぎて薬を嚥む。床に就く。二度寝、三度寝して11時20分に起きる。金が入った。朝餉。喰ってからまた時間の空費。年金についての郵便が届いてた。午過ぎて役所に電話。障害年金について問い合わせ。話をすることになった。外出。業務スーパーへ。肉と野菜を買った。帰りに酎ハイを呑んでしまう。帰って横になる。16時にでる。図書館と役所。収入申告。年金は医者にいかねばならないと聞く。医者へ。長い時間待った。年金の申請はまず、いままでの入院歴・通院歴を明らかにしなくちゃならないといわれた。手続きは役所でするそうだった。帰って湯浴み。服を手洗い。また酎ハイを呑む。いままでいった病院をメモする。夕餉にグラノーラと鶏皮。深尾氏から「和音の会」の誘い。中島氏から拙作の紹介の報せ。
　9時から薬を嚥む。もう眠ろうとしたが、叶わず、11時に起きる。深尾氏に返信。ミラー・ビールを買いにいく。￥160もした。帰るまえに呑み終える。室にもどる。また深尾氏に返信。おれは小野十三郎賞なんかには興味がなかった。

07/14

　薬をふたたび嚥む。眠る。二度寝して11時過ぎ。それでも眠い。シアナマイドを嚥む。なんとか朝餉の支度。喰ってから少し眠る。雷鳴がひどい。13時過ぎて外出。室の電気をすべて切っておく。作業所は諦めた。図書館、区役所へ。5階で手帖と自立支援の更新手続き。7階で障害年金の話をする。発達障碍の二次障碍としてアルコール症があるということをうっかり医者にも話してなかった。まずは'99年に心療内科を受診したということを証明しなければならない。帰りに酎ハイを買ってしまう。神戸アドベンチスト病院に電話。すでにカルテなしということで、7階の担当者に電話。相手は年金事務所に相談するといった。またえらく日数がかかりそうだ。抗酒剤がよく効いた。薬を嚥む。まったく効かない。けっきょくは嘔吐した。夕方に眠って22時に起きた。氷を入れて牛乳を飲んだ。もう金がない。饂飩をふた袋買うぐらいの金しかない。あとはキャッシュバックと、25日の工賃まで待つしかない。

07/15

　工賃まであと10日。きょうとあしたは通う。1時過ぎに床に就いた。なんども目が醒めたものの、6時40分に起きる。朝餉。雨が降ってる。天気予報は外れた。本に手を着けたが、眠ってしまう。電話。7階の担当者からだ。受診歴の確認。湊川病院について触れなかったのは手落ちか。12時半に起きて昼餉。それでも空腹だった。でかける支度をした。また電話。'99年の受診歴や証明がどうしても必要といわれた。実家にも電話した。しかし埒もなく、終わる。父はいまだに尼崎の物件に拘ってる。そしてじぶんの人生訓になんの疑念も持ってない。阿呆だ。けっきょく年金はだめなようだ。
　外出。いって絵を描き、早引き。あきらかにズルをしてる。そしてバレてる。図書館を経由して帰る。湯浴み。「和音の会」のために作品やプロフィールを送る。間食をする。夕餉にグラノーラ、肉。時間の空費。手淫をして、23時には床に就く。

07/16

　なかなか寝つけなかった。朝10時に起きて朝餉。作業所にはいついくか。またうたた寝。電話。7階の担当者から。けっきょく押し問答。丹比荘病院から受診証明をもらうことにして、電話するも、数日かかるといわれた。どうにも望み薄だ。また眠ってしまう。けっきょく時間を過ぎてしまった。あきらめてギターと歌の練習。来週は3日間しかいけない。なんとか3日通していって、金を工面したい。電気料金の請求が来る。おもったよりも安い。賃貸保証料を8月2日に延ばした。月末に金なんかあるわけがない。もちろん電気だって払うのは月頭ということになる。減額されてなければ、こんなことにはなりはしない。
　ネットでは小山田圭吾の過去が問題にされてる。鹿川君自殺事件のドキュメンタリーを見る。加害者のひとりの零落した暮らしぶりにぞっとしてしまう。もうひとりは家庭まであるが、言葉が軽く感じる。小山田圭吾の「point」はきらいではない。だが20半ばで、ギャラをもらって悪行をわるびれもなく告白し、ネタを提供、雑誌社による被害者への追い討ちを赦した以上、なにをいわれようが、いつまでいわれようがこれは仕方がない。だって本人は黙ってるということもできたからだ。それを故意に曝けだしたのは自己責任としかいいようがない。いじめのドキュメンタリーを見てて、おもったのはかつて師匠がいった。「あんたはタフだ、普通だったら自殺してる」という言辞だった。だがおれは幸運なほうで、大した苛めや虐待でもなかったし、空想癖と行動力がみずからを救ったというほかはない。ただ過敏な人間だったというだけだ。いまでは鈍感な人間になってしまったが。けっきょく、時間の無駄づかいで日付が変わった。わるい妄想癖が復活してしまってた。

07/17

　5時過ぎてようやく眠る。8時過ぎに起きた。朝餉を喰う。たった3時間しか眠ってない。膚が痒い。湯浴み。急性鼻炎。くしゃみをくり返す。シャツを変えた。それにしても最近、タイプミスが多すぎる。指がうまく動かない、思考と動作が一致しない。耄碌した憶えはないが、あまりにも目立つ。いや、憶えがないのが耄碌だよな。午過ぎてさすがに眠くなった。昼餉はあとにして眠ることにした。
　けっきょく眠れなかった。なにかが不愉快な記憶のトリガーになってるはずだ。たとえば音楽とか。降伏して昼餉を16時に喰った。それからまた眠ろうとしたが、あきらめた。からだは疲労困憊してるし、ところどころ痛かった。これでも眠れそうにない。ひどい睡眠障碍だ。またしてもきつい夜を過ごさねばならない。眼球の根っこが痛む。呼吸もつらい。それでもほかに拠り所がないというありさま。もう17時半だ。夕餉について考える必要がある。疲れた。きょうはなにもしてない。短歌を投稿したほかにはなにもしてない。ひたすらタイムラインを眺め、情報のジャンクを喰らってた。茫漠たる無為。できることがなにもない。夕餉にうどんと鶏肉。短歌はウケなかった。休日はどうにもならない。22時過ぎて「仮面ライダーアギト」を観る。つづけて「ブラック」を。

07/18

　1時過ぎて手淫。今井つかさでイクつもりだったが、べつのネタで、しなびたパーティ・クラッカーぐらいの発射だった。薬を多めに嚥んで眠った。12時55分に起きる。PC起動せず、再起動。デバイスに問題で再起動、なんとか起動。朝餉。喰って、またタイムラインを眺める。15時過ぎて昼餉を喰い、眠る。17時に起きる。またタイムラインを眺める。なにもやる気にならない。

07/19

　零時過ぎ。維新のやつが知事選に勝ったと聞いて落胆する。またぞろ行政の黒字化とか抜かして破壊活動に勤しむのはわかってる。噫。1時過ぎてようやく床に就く。8時過ぎに起きる。寝不足だったが、きょうは早くに作業所にいくから起きた。朝餉。そして外出。10時半に到着。ブログを開設して記事を書くことになった。URLをcityrightsにし、ブログ名を「回転草の日記帖」とした。短篇を途中まで書いて午。切りあげて帰る。またもタイムラインを眺める。昼餉。電話があったものの、無言電話だった。そして夕餉。ある人物のブログをずっと読む。じぶんの浅学さを思い知る。そして焦る。いくつかの本を予約した。夜、燕麦を喰う。小山田敬吾辞退の報せ。そして、それに付随する発言たち。──ネットの有象無象を見るに、立ち止まって考えられない人間が多いことであらためて学ばされる。
　そこへ来て、おすすめtweetに平川綾真智の詩集出版の報せ。思潮社からだった。おれはかれのセクハラとブンゴク放棄の話を投稿。さらに《詩の世界がいまだ手帖とユリイカの権力・権威づけで成立してるのがひどく滑稽に映る。城戸朱理は新聞の詩集評で思潮社と書肆山田しか取りあげないし、田中宏輔は「詩と思想はクズ」と発言。繊細ぶった選民思想の群れ。たかが詩なんか書いて、詩人だの呼ばれるだけで陶酔感に脳味噌から突っ込んだバカども。そこへ来て、平川を激賞する思潮社。もう笑うしかないな。》とも書いた。さらに《詩人だけしかいない場所で、詩人にしか歓迎されないことの無意味さに日本の詩人は気づくべきだ》ともいった。先走ってしまったのかも知れない。でも反省はしない。

07/20

　0時半、床に就く。8時50分に起きる。きのうから左足首あたりが痛かったのだが、とうとうひどくなった。10時に森寺内科へいくことにした。作業所はそのあとだ。朝餉。喰ってタイムラインを眺める。きのうの3つめのtweetはウケた。10時になって森寺内科へ。ところがボルタレンの坐薬をだしてもらえなかった。仕方なく帰ってロキソニンを嚥む。10時半は過ぎてしまったし、作業所には2時にいくことにした。また年金担当者から電話。2度も。けっきょく13時以降に役所にいって1階の年金担当者と会うことになった。うたた寝。肉を喰って外出。役所と図書館へ。けっきょく年金の話はなしになる。「得にならない」といわれてしまった。そのまま上沢にいこうとしたが、足の痛みと渇きでやめる。
　帰ってキャッシュバックの金で酒を呑んだ。twitterの投稿を整理する。いちばん最古のものは、イカイカによるおれへの言及だった。10年もまえに《中田満帆やればできる子じゃん。》とある。あの頃は酒に酔ってひとを攻撃ばかりしてたから、なにが《できた》のかがわからない。やつの投稿を辿っていくと、おれのツイキャスを聞いたらしい記述もあった。夕餉。ツイキャスの予告をしたが、だれが聞くのか。配信、終わって虚脱感。もはやタイムラインを眺める気にもなれなかった。Amazonでジョニ黒のポケットを注文。
　手淫。あっけなく終わる。もう22時だった。中貝というひとがおれのtweetからリンクに誘導してるので踏んだ。するとツイキャスの最中。とりあえず、挨拶。するとイカイカが「ダメ人間来たw」という。少しまえにおれの話題になったそうで、コメントを追った。イカイカと少しやりとり。珍しくおれのことを褒めてた。なんとも複雑な気分にさせられる。配信終わると、23時。もう眠る時間だ。PCを切って床に入った。

07/21
　
　二度寝して9時過ぎに起きるも、猛烈に眠い。きょうは朝から作業所だ。10時過ぎてでかけようとする電話。セールス。AIを使ったホームページの運用のモニターになってくれという話だった。17時以降にしてくれといって切った。でかける。作業所へ。また小説にかかろうとしたがネタがない。だから散文詩をふたつ書いて終わった。帰ると12時32分。書いた詩を各所に投稿。15時、うたた寝。ヤマトから酒が届く。しばらく生で呑んだ。ネット料金の請求が来る。￥6,600というから以外に安い。森忠明に2度も電話した。しかしでなかった。いよいよ不安になる。音信不通だ。なにかあったのではとおもう。ここで師匠を喪ったら、おれはどうしていいのか、わからなくなる。園田英樹のtweetを探った。森先生についての記述はない。旅行にでもでかけてるのか。酒は水割りで呑み干した。夕餉を済ました。モニターの話は断った。19時9分、無言電話。1分ほどだ。こちらも黙っていたら切れた。つまらない。創意工夫もあったもんじゃねえ。いっそ人生相談でも罵声でもかましてくれたほうがおもしろい。たぶん、かけて来たのは数年まえにGoogleのフォーラムでおれの投稿を見て電話したやつとおなじだ。そのときも無言電話だった。そしておれのtwitterをフォローしてきたから、ブロックしてやった。いまだに根に持ってるらしい。憐れであるよな。そうおもって当該の人物のアカウントを見たが、おれをブロックしてる。わざわざログアウトして閲覧したものの、'17年以降の書き込みなしだった。不在着信に折り返しの電話を入れる。管理人だった。塵だしで注意を喰らう。
　22時になって折坂悠太のインスタ配信を観る。「トーチ」と「坂道」を披露してた。23時。すっかり疲れてしまった。twitterで電話番号を曝したが、なんの反応もない。「イタいやつ」だとおもわれたかも知れない。でも消すつもりにはなれなかった。あしたは朝から饂飩を買いに業務スーパーへゆく。残金で3玉は買える。音楽、スピーカーの具合がおかしい。町田町蔵の「浄土」やエレファントカシマシの「石橋叩いて八十年」など、科白の部分が聞えなくなってしまった。接触不良らしいが、どうにもならない。もうちょっといいものを来月買うしかないようだ。薬を嚥む。23時半、床に入る。

07/22

　9時過ぎに起きる。支度をして朝餉も喰わずにでる。業務スーパーで饂飩を3玉買って帰る。殺人的な暑さだ。帰って水を呑む。しばらくして朝餉。タバスコが切れてしまった。午まえにはなにもすることがなくなる。けっきょく14時ちかくまで断続的に眠った。昼餉。喰ってしばらくして湯浴み。しばらく頭を洗ってなかったから油っぽい。髪がだいぶ抜けてしまった。ポロシャツを洗う。水を呑む。しばらくギターと歌の練習。声がだいぶでるようになった。16時半。タイムラインに飽き飽きした。映画「骨まで愛して」を観る。キャストは「東京流れ者」に「紅の流れ星」を足したような感じ。浜川智子がフラメンコ・ダンサーとしてでてるのが、おれにとっての見所だった。ひさしぶりに映画を観た。
　19時に夕餉。もう野菜はオクラしか残ってない。少しずつ喰って凌ぐしかない。やれることは本を読むか、映画を観るかだった。憎悪や蔑みでいっぱいのタイムラインを眺める気にはなれない。アニメを数本観る。そして0時になった。

07/23

　塵だしの日だが、夜にだせなくなったから8時に目覚ましをかけた。二度寝して8時まえに起きた。塵をだして朝餉。映画「カフカ『変身』」を観る。飛ばし飛ばし。一旦眠る。11時に起きる。時間を潰して昼餉。映画「人間失格」を観る。ジャニーズのやつらは役作りよりも髪型のほうが大事らしかった。森田剛が中原中也というのも致命的に合ってない。劇中に「日中戦争」という語があるが、「日支事変」ではないのか。クレジットを眺めて、浦沢義雄が脚本に加わってることに驚く。こんなくそ真面目な作品も書くのかと。あとは劇中絵画に寺門孝之が参加してた。退屈な2時間だった。昼餉。14時から17時過ぎまで眠った。不愉快な眠り。顔に蠅がたかってやるせなかった。
　18時過ぎ、饂飩をつくった。つくって観る映画を決めて、器に移そうとしたら、俎板が流しのほうにずれてて、そのまま重みで器ごと、流しにぶちまけてしまった。せっかくの饂飩がパァ。あとは日曜日までの分しかない。仕方なく作り直す。映画「サウスパーク無修正映画版」を観る。おもしろかったが、ややくどい。エリック・アイドルらしき声がしたので、クレジットを確認したらゲスト出演だった。夜食に燕麦。本を読むが、頭に入らない。腹も減って来たから寝ようかとおもう。23時過ぎた。そしてうっかりワクチン接種の2回めを忘れてしまってたことに気づく。痛恨の極み。まあ、明日電話するしかない。
　0時まえに床に就く。

07/24

　二度寝して9時15分に起きる。すぐにワクチン接種のコールセンターに電話。日曜日に予約。朝餉。10時半にやることがなくなって朝寝した。ひどい眠り。12時13分に起きた。昼餉。鶏肉はあと一切れしかない。罐詰は4食、饂飩は6食、フジッリは1食足りない。卵だって要る。来月はもっと厳しい生活になるだろうし、よく考えて金を遣うことだ。夕方にまた眠った。またもひどい気分だった。手放したポルノについておもう。読書。けっきょく飛ばし読みで終える。「ルトワック日本改造論」。夕餉に饂飩。鶏皮なし。そして燕麦。夜になって「仮面ライダーアギト」を観る。湯浴み。時間の空費。

07/25

　0時過ぎて床に就く。二度寝して8時半に起きる。朝餉。寝足りない。顔面がむずむずする。しかし、また眠ってしまうと、接種に間に合わないとおもい、我慢する。「エスパー魔美」を観て、時間を潰す。外出。11時きっかりに到着。ワクチン接種。どうにも首の左側に違和感や鈍痛があったが消える。図書館に寄ってから帰る。湯浴み。昼餉。「短歌研究社」から来た郵便をひらく。年鑑になまえを載せるかどうかという話、あとは地名の入った歌を挙げろということだった。ネットで回答することにする。
　本を読もうと腹這いになる。数ページ読んだところで眠くなった。13時半から16時過ぎまで眠る。起きると、副反応で腕が痛む。17時に夕餉。饂飩と茹で卵、蜆汁を頂く。室内が暑くてならず、なかなか落ち着かない。映画「学生野郎と娘たち」をギター片手に観る。「大学が就職予備校になってる」という指摘が半世紀以上まえからあった。終わってしばらくして鯖罐を喰った。これであした金が入らなかったら、スープでも呑んで凌ぐしかない。youtubeでくるりの闇録を見つけたので聴く。ふたつとも'01年のもの。23時まえには草臥れて、眠くなってた。
　23時過ぎて床に就く。
　
07/26

　寝苦しい夜だった。9時まえに起きて、朝餉。喰って少し横になる。買いものをメモ。コンビニで工賃の入金を確かめ、地下鉄に乗る。三ノ宮で金を降ろし、業務スーパーへ。必要なものを買って帰る。それからダイエーでアイスと酒を買った。ツイキャスをやる。ブラックニッカを呑む。いつのまにか眠ってしまった。

07/27

　7時半に起きる。膵炎の予感がする。それでも酒を買った。すきっ腹で呑む。酎ハイじゃあ、満足できずに25％の焼酎を買った。室で呑みながら、ブログ記事を考える。短い文章を投稿。身体の具合がわるい。冷蔵庫をあける。食いちぎられた鶏肉がある。どうやら生で喰ってしまったらしい。どうりで体調がよくないわけだ。夕方、幸地クリニックへ。帰って22時には眠った。

07/28

　朝、起きられなかった。作業所は休んでしまった。また酒を呑む。連続飲酒。酔ったまま手淫。23時に眠った。

07/29

　どうしても起きられなかった。14時に起きる。もう金がない。作業所を無断で休んだ。家計簿をつける。今月は￥17,500、酒に遣ってる。それだけあればマイクが買えたのに。まったく眼も当てられない。肉を喰い、フジッリを喰った。それでも空腹。今月は食糧に￥30,600も遣ってる。1万多い。7月3日にHさんから￥5000入金があることに気づいたものの、どういった名目の金かがわからない。今月、作品を送ったことはないし、もしかしたらおれが作品の発注を怠ったのかも知れないとおもい、不安になる。電話してみるも、繋がらなかった。留守電に伝言を告げるに留まった。
　数時間経ったものの、かの女から返答はなかった。森先生とも音信不通だし、なんとも気分が落ち着かない。水無田気流の記事を読む。小山田圭吾の件。そして男性性をめぐる論考。「男らしさの終焉」をおもいだした。そしてじぶんの長篇が露悪的になってないか、過去の犯罪を自慢するようなものになってないかが気にかかった。いつか出版するときのために懸念事項をまとめておくことだ。寝るまえに映画「ロボコップ」を30分だけ観た。
　
07/30

　8時40分に起きる。塵だし。朝餉。野菜があと、ひと袋しかない。金があったのに買わなかったからだ。「ロボコップ」を観る。終わって外出。上沢へ。作業所にいったものの、ほとんどなにもできずに帰る。昼餉。13時半から少し眠る。それでも14時半には起きる。間食。今月は8回しか通所しなかった。来月は15回を目指したい。夕方からずっと曲をつくろうと呻吟したが、なにもでてこなかった。夕餉。終わっていろいろ音楽を聴く。やはり音楽理論をやったほうがいいとおもった。22時過ぎてHさんから電話。入金は誕生日祝いだそうだ。そして森先生の様子を伺う。元気だという。そしてかれに送った絵が、どうしたわけか、Hさんのところにあるようだった。なんともなしに不安になった。なにもできないから、手淫することにした。23時半、早々とことを済ませた。あしたからも作品づくりに挑もうとおもったが、自信はまるで湧かなかった。理論についての動画を片っ端から観るしかなさそうだ。

07/31

　零時半に床に就く。二度寝して9時に起きる。朝餉。すぐに眠くなって12時まで眠った。昼餉。午睡。15時12分に起きる。カーテンをあけてたから、室がひどく熱い。起きて間食に肉を喰う。それから音楽理論についての動画を見始めるも挫折。また寝てしまう。18時過ぎに起きる。夕餉。どうにも頭が鈍くて堪らない。なにかをしようという気分になれない。気落ちする。21時、「仮面ライダーアギト」を観る。そろそろ、終盤だろう。それにしても、前作といい、ああいったシリアスな路線はもはやウケないのか。キャラクターの多点売り、そして作風の不気味な明るさに息がつまる。「リバイス」の予告も観たが、いまの時代の退行的な姿勢を垣間見ただけだった。
　23時、またも足が傷む。薬を嚥む。図書館で音楽理論や作曲の本を予約。とにかく3ヶ月はつめこみでやっていくしかない。本もネット動画もだめなら、オンラインレッスンを受ける。いまはタダで手に入る情報を手当たり次第に喰っていくしかない。とりあえず、手淫して眠ることにした。

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作者:本田桂子
永岡書店