* 手のひらの葡萄の種を温めてやがて来る月占う真午 狼を祭りて濁る水まくら熱を帯びたるパセリ散らばる 岸渉るむこうに過古のぼくがいて怒りにまかせて麦を嚼んでる 豺の血が匂うのは薄原ヘリコプターをいま見喪う やまいだれいろはにほへとちりぬるをいま…
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