みずから書き、みずから滅ぶってこと。

中田満帆 / a missing person's press による活動報告

2020-06-24から1日間の記事一覧

失われた詩篇たち

ぼくというぼくは幾年もさ迷いつづけてきた 20から27までのあいだ、どれだけ多くの場所にぶっついてきたものか 口入れ屋と、飯場、病院、施設、どんな場所でも書くことを手放さなかった 26のとき、恩師を怒らせて、かれはそれまで送ったぼくの詩篇をすべて焼…