みずから書き、みずから滅ぶってこと。

中田満帆 / a missing person's press による活動報告

特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと」

特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと

 

#わたしの2022年

 大したこともできないまま過ぎてしまった。映画はほとんど観てない。本も読んでない。くだらない消費行動の累積。そして金欠。ベッドをようやく買い、ガットギターを買った。あとはなにもない。秋になってCD–Rを発注したものの、ジャケットの発注がうまくいかず、余計な予算と時間がかかってしまった。本来なら、年内にあたらしいアルバムをつくろうと考えていたものの、上手くいかず、けっきょくは旧譜の再プレスしかできなかった。新曲もいくつかつくってはみたが、未成熟なままで終わってしまった。
 文学についてはようやく歌誌『帆』をだせた。2月から寄稿依頼を始めて、7月25日に発売した。複数の人間とひとつのものをつくりあげることの大変さを思い知った。できあがって数ヶ月はまるで抜け殻だった。いい歌誌になったとはおもう。しかし、これをつづけるのは並大抵のことじゃない。
 金と酒の問題にはいまもずっと悩まされている。6月後半から8月までは断酒できたが、それ以降はまったくだめで、あいかわらず、みずからの放蕩に頭が痛む。なんとかしたい。

#2023年にやりたいこと

 音楽、とにかくライブをやりたい。波長の合うひとと出逢いたい。CD–Rを売りたい。18日からディスクユニオンで『kaze-bungaku』が発売される。少しでもいいから水面へでたい。アコギのサドル剥がれをリペアしたい。金を貯めてフェンダーのギターを買いたい。文学、少しずつ新歌集にむけて準備をしたい。年間、せめて書籍50冊は読破したい。あとは本棚、服、靴やなんかの日用品をそろえたい。

 あとはただただ精神と肉体のことだ。過去への妄執をなくしたい。ひとつの物事に集中できる環境を持ちたい。積年の飲酒癖から来る躰の不調を治したい。内臓はもちろんのこと、体重は適正値にもどす必要がある。ともかく、よりよい人生を送るために。