みずから書き、みずから滅ぶってこと。

中田満帆 / a missing person's press による活動報告

またしても、


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 またしても波乱だ。予備に使っていた富士通が使えなくなってしまった。きのうの朝、ボタンをおしたものの、画面は真っ黒のまま、再起動すると動きだし、起動メニューが現れた。BIOSの設定は変えず、ハードディスクから起動。その一日はもった。終わるときも一度再起動させて様子を見た。ところが今朝になってまったく起動しなくなった。なにやってもむだ。モニターのボタンを押すと、「PCからの信号なし」とでるだけだ。まったく忌々しい。BIOSの設定を変えるべきだったかも知れない。
 ともかくこんな調子ではなにもかも破綻してしまった。ギターレッスンも受けられない。土曜日の配信もできない。なぜ、こんな人生を送っているのかがいぶかしくなる。おれはいったい、なんのために奉仕しているのか。来る日も来る日も望みのない人生に翻弄されつづけている。あと10日、耐えねばならない。あまりにも長すぎる。
 音楽もない室のなかで、おれはたったひとり横たわる。ほかにできることはなにもない。おれの人生はどうしようもない浪費だ。失敗のなかで閉じ込められ、身動きがとれない。いまは作業所で対応を模索している。どうなるかはわからない。とにかく験すしかない。

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