みずから書き、みずから滅ぶってこと。

中田満帆 / a missing person's press による活動報告

それらしいふるまいをやめる[may/'21]


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05/01

 酒に潰される。いつもの失敗をまた再現する。田中修子から歌集購入の話。サイン入りで誤植があるものを半額で送ることになった。

05/02

 サローヤンの短篇集「ディア・ベイビー」を注文した。

05/03

 「STYLISH COLLECTION ルパン三世パイロットフィルム版」というフィギュアを注文した。われながらどうかしてる。そんな玩具なんて買ってどうするのか。飾る場所もないのに。 

05/04

 ヤフオクでカメラ「olympus xz-1」に入札。シアナマイドが入ってるというのに酒を呑んでしまう。嘔吐してなんとか家に帰って眠った。

05/05

 ヤフオクはだめだった。あきらめてマイクを探す。¥6,600のが見つかる。手淫に耽る。

05/06

 サローヤンが届いた。ふたたび禁酒の誓いを立てる。15時過ぎて外出。まずは予算を決めて金を降ろす。¥6,600が残るように計算する。郵便局で歌集を発送した。計算外にも¥390かかった。¥40の赤字だ。肉屋でバサを5つ買った。それから業務スーパーで冷凍野菜、饂飩、厚揚げ、白出汁、卵、鯖缶などを買った。帰ってとことん疲れ果てた。なんとか饂飩を喰って、残った肉も喰った。湯浴みした。マイクはあきらめようか思案中。けっきょくやめることにした。観たい映画もあったし、焦ってもしょうがない。

05/07

 零時過ぎて床に就く。寝つけずに数時間。ようやく眠って9時まえに起きる。洗いものにとりかがるも、排水がつまってて、水が退かない。ごみ取りの汚れがひどい。パイプユニッシュを験す。それがだめなら漂白剤を使う。それでもだめなら買い替えるか。けっきょく¥100均一で探すことにした。朝餉。ギターの練習を始めるも強烈な眠気でだめになった。眠る。13時半に外出。寒いので上着、マスク、曇り止め、たびたび忘れてしまう。みなと銀行で口座開設。けっきょく3時を過ぎてしまう。そのまま三ノ宮へ。医者にいった。シアナマイドを追加。新神戸で薬局。室に帰って、湯浴み。夕餉にカレー饂飩を喰う。それから豆腐も喰う。映画「ロング・グッドバイ」のブルーレイを買おうか思案。音楽でなにか対抗馬がないかとおもう。はちみつぱいあたりか。あるいはファウルの1stか。後者はカードが使えなかった。PayPal経由で払うしかないのかも知れない。けっきょくはまた時間の空費。読書と映画が待ってた。短歌をつくった。

05/08

 2時過ぎて手淫。またもだ。それから3時過ぎて床に就く。二度寝して10時過ぎに起きる。朝餉。11時を過ぎるころには強烈な眠気でフォール・アウト。眠る。姉殺しの夢を見る。実に些細な描写がつづく、どうしようもない夢だった。親兄弟がおれの室に越して来るところからはじまって、車での家族旅行。姉の変貌と狂気。最後は松阪牛とともに焼かれる姉。歪なエリート意識に固執し、それを手放せないなかで死んでった。殺したおれをみながねぎらう。警官さえも。服にかかった灰を室で落とす。母でさえも「あれはもうだめだった」という。おれは肯きながら心のなかでは「そりゃ、たいそうな投資をしたからな。定時制のおれとはちがう」と突き放す。
 小説のネタになるかも知れないが、ひと殺しの話を私小説にように書く気にはなれなかった。少なくとも、おれはひとを殺すほどの愚か者ではなかった。愚かにはちがいはないが。これは設定を変えて、「無限回廊」などの事件サイトのように淡々と書いたほうがいい。ただ1行、《便所の昏い廊下や、椿の樹にとまった夜光虫がなんだか、ひどく大きな意味を持っているかのような気がして瞑目した》という一節は入れたい。妹の視点で書くのもいい。あるいは継子のそれでもいい。とにかく、現実固有なものから離陸したい。
 もう14時だった。図書館へいったほうがいい。郵便が来てる。森先生からだった。やはり詩はウケない。でもけっきょくは電話してしまった。ポンティの引用をして詩を批判される。そのあと、おれのかつての詩には「皮膚感覚があった」といわれる。「テーマを絞れ」といわれ、終いには「エロスを描け」といわれる。薔薇の香りで女性器の香りを包めといわれる。終わって15時半に外出。図書館へ。不要不急の本ばかりを借りた。帰って酒を呑み、いくらかの随想に耽る。よし、今月は「エロス」をテーマに小詩集を編もうとおもった。詩を書いて、朝があける。午になる。夕方に薬を嚥む。

05/09

 眠った。

05/10

 起きた。作業所は休んだ。大安亭で買いものをした。ブルーレイ「ロング・グッドバイ」の代金だけを残して、Amazon primeの分も呑んでしまう。まったく酒は地獄だ。昼餉にパスタ、夕餉に饂飩を喰った。

05/11

 「ロング・グッドバイ」をまたもキャンセルした。

05/12

 酒が入った状態で作業所へ。けっきょくすぐに帰る。酒にまみれる。

05/13

 気がつくと眠ってた。室は散らかってる。迎酒を呑んで、大安亭へ。饂飩が品切れだった。かわりに焼きそばやフェットチーネを買った。バサも買った。帰って時間の空費。発注してた自作の写真集と画集が届く。あした、作業所で見せたら、Kさんに送るつもり。かの女とはもう絶えてたけど、'17年の個展でのこともあるし、送ることにした。せっかく来てもらったのに会場が開いてなかったんだ。暑くなり始めた空気が鬱陶しい。陰鬱な気分。金がなくなった。散髪も電話のチャージもできない。映画もだめだ。なにもかもが厭になって夕方には薬を嚥んで、横になる。なかなか眠れず、悪夢ばかりを見る。
 
05/14

 11時に起きて朝餉。12時過ぎて外出。なんとも気分がわるかった。離脱症状かも知れない。作業所で絵を描いてた。キャラ作画を会得できるか、正直怪しい気分だ。じぶんの意志や慣れとはちがう線を書くのは正直苦痛以外のなにものでもない。帰りに図書館へ。2冊返して、2冊だけ借りた。室に帰って湯浴み。シャツとパンツを洗って乾した。iherbから返事が来ないのでサイトを見る。きのうの発送だった。時間の空費。2度の手淫。くだらない時事と過去に悩むだけで終わってしまった。ブログのほうは最新記事のせいで読者がまたひとり減ってしまった。いまのところ、おれを心づけてくれるものに出遭いないでいる。魂しいは不健康だ。でもべつにだれかがおれを非難してるわけじゃない。そういう意味では望みがないわけじゃない。

05/15

 なんども眠って11時過ぎに起きる。朝餉。食糧が持つのかは怪しい。借りた本を仕分けた。読めるものと読めないものに。午睡して14時半。だらしのない午后。詩を投稿した。エルロイ「わが母なる暗黒」を読む。夕餉にブロッコリー鯖缶と茹で卵。無為、そのものに疲れた。サローヤンを数篇読む。
 絵について少し考える。室井康雄の本をやり終えてもモノにならなかったら、どうすればいいだろうとおもう。金を払って、オンライン講座を受けたほうがいいだろうかとおもう。いまのところ商業イラストを描けるようになるには数年はかかりそうだ。まったく、いままで時間をいかにむだにしてきたかをおもう。まったくなにも進展してない。詩誌への作品送付すらなにもしてない。過去の手帖を買って、コロナ以前の詩人たちに作品を送りたいのに、酒なんかの浪費で金は毎月足りない。欲望が多すぎる。これを克服しないかぎりはどうにもならない。

05/16

 2時まえに床に就く。12時まえに起きる。朝餉。午睡。さらに夕方にも眠った。とにかく、なにもやる気が起きない。夕餉に鶏肉。プロテインは通関で手間取ってるらしい。そもそも、そんなものは買わずに冷凍肉を買ったほうがよかった。
 映画「銭と女に弱い男」を見終える。それから「帰ってきたヒトラー」の吹き替え版を飛ばし飛ばし見た。つぎに「メカニック」を見ようとしたがやめる。筋トレして湯浴みしてマスを掻いて眠った。

05/17
 
 7時過ぎに起きる。朝餉。ふたたび眠る。起きて作業所に電話。休む。それから饂飩を喰った。電気とガスの請求書が来てる。詩を投稿。いくつか新作を書いてもみたいが、パッとしない。意欲が感じられない。映画はだめだった。代わりにアニメを数本観て、時間を潰してしまった。

05/18

 10時過ぎに起きる。朝餉。朝寝。昼餉。きょうも雨。少し弾き語りをしてみるも、高音がうまくでない。まったくじぶんの不出来にゲンナリさせられる。散文詩を投稿。ソフトバンクに電話した。分割払いはだめだった。まとまった金ができるまで待たせるしかない。保健福祉にも電話。夕方になって外出。役所へ。書類提出。自立支援の受給者証は今週あたり届くという。帰って湯浴み。愚鈍な時間の浪費。おれはどうにも選択肢を増やしすぎてる。的を絞って書く、買う、学ぶ、そいつが必要だ。いまは本来、商業イラストについて勉強と実践が必要なんだ。でも、意識はつねに移ろい、そしてじぶんの人生から可能性を間引きする。
 ブログはもはやおなじ人物しか読んでない。あたらしい読者を発掘するのがむつかしくなってる。どうしたらいいだろうか。文芸よりも絵を投稿したほうがいいのかも知れないが、いまはまだむつかしい。「キャラ作画上達ドリル」をまずはマスターするしかない。
 映画「東京ナイト」を観る。「二人の銀座」とOPがまったくおなじ演出だったから、一瞬戸惑った。つづけて「ライ麦畑の反逆児」を観ようとする。だが集中できない。空腹だ。喉もやたらに乾く。オンラインのギター教室を探した。ウェブ・カメラが要る。探した。少し肉を喰った。とりあえず、音楽については歌以外できそうにない。いまは絵を優先するしかなさそうだ。

05/19

 7時過ぎに起きる。朝餉。無理に眠る。郵便、銀行からだった。午に起きて、肉を焼いた。やや遅れて作業所へ。数ページやって終わり。帰る。上腹部の膨らみが気になる。youtubeで検索。いくつかの動画が指南するようにしてみた。少し凹んだ。夕餉にカレー饂飩。筋トレをして湯浴み。iherbの注文はきょうも届かない。佐川に問い合わせのメール。注文をキャンセルしようかとおもう。あしたで7日めだ。時間の空費。けっきょくキャンセルした。
 ブログの閲覧数を見るに短歌はウケたようだ。それでも物事はマンネリになってきた。新基軸が要るようにおもう。エレカシをファーストから生活まで聴いた。

05/20

 夢/映画のなかの出来事が現実に変わる。男に追われて日本に来た白人の娘。かの女は店の集まるアーケードのなかで働きながら暮らしてる。おれはかの女と親しくなる。だが、ある日アーケードをでた途端に殺される。かの女をべつの町に連れだすことができたらと後悔する。件の男は、かの女の姉妹なんかを殺した挙げ句、射殺される。かの女のいない町で、殺害現場を歩きながら感傷に浸るおれ。
 西宮、三田あたりで空爆が起きてる。おれは「ユカコ」が死んだことを識る。もはや、どうにもならないおもいだけが燻ってる。現場を見る。建物の残骸があるばかり。若い男が声をかけてきた。かれは山羊を連れてる。かれと一緒に被災者情報の案内にいき、じぶんのなまえを紙に書いた。だからといって、かの女に会えるわけじゃないが。

 7時過ぎに起きる。朝餉。iherbの注文、キャンセル完了の報せがない。問い合わせのメールを送った。8時40分に外出。雨が振り始めてる。三ノ宮へ。金を降ろし、大安亭へ。業務スーパーにはまだ饂飩があった。9食分買って帰る。喉が渇く。帰ってメールを見る。返信があった。けっきょくはフルネームを登録してないから荷物が停まってるということだった。前回はむこうからの電話で問題が済んだのに、今回はどうしようもない。佐川に電話してなまえを報せた。しばらく眠る。映画「ライ麦畑の反逆児」を観ながら散文を書く。時間をかけたが5ページも書けなかった。物語も発見できず、ただの愚痴になってしまった。サリンジャーの著作を図書館で予約。夕餉に最後の鶏肉を喰う。それから歌の練習を少しだけやった。すぐに声が枯れてしまった。時間の空費。追加で麺を一袋喰った。エレカシを5からdead or aliveまで聴いた。

05/21

 カネコアヤノの「よすが ひとりでに」を聴く。1曲欠けてるのが残念だ。2時過ぎて床に就く。夢のなかにカネコアヤノが登場した。そのなかでおれはかの女とそのスタッフとともにラジオ番組の収録にいく。かの女はおれのギターを触る。控え室でそれを聴きながら、じぶんの曲を聴かせたいとおもうが、チューナーがない。
 9時過ぎに起きた。朝餉。朝寝。すっかり遅れて外出。きのう、町田康の動画を観た。「ひととおなじことをやっても儲からない」といってた。「他人と交換可能なことをするより、コアなファンのつくことをやったほうがいい」みたいなこともいってた。果たして、いまやってるキャラ作画が意味を持つのかが不安になってきた。確かにうまく書いてバズればいいが、それでほんとうにおれの独創性がでるのかがわからなかった。ちんたら絵をなぞって時間を潰す。終わって三ノ宮。図書館で本を返し、役所で収入申告と、作業所利用の申請をした。それから医者にいった。30分の待ち時間のあいだに本屋へいった。ジム・トンプソンの「漂泊者」、「バッドボーイ」が気に入った。受診。帰って肋骨矯正の運動をした。「終夜営業」が1冊売れた。佐川からプロテインとファットバーナーが届いた。饂飩を喰った。それでも腹が減った。プロテインを呑んだが、味がいまひとつだ。あたらしい散文詩を書いた。自由詩も1篇書いた。短歌にも手をつけた。だが腹が減ってイメージが湧かない。ブログの読者は減ってしまった。茹で卵をつくって、そいつを蜆汁に入れて喰った。そしてまたプロテインを呑んだ。あとはやたら水を呑んで、小便をして時間を過ごした。ジーンズの股座に孔が開きかけてるのに気づく。来月買うとしよう。エレカシは「町を見下ろす丘」まで聴く。

05/22

 1時半に床に就く。眠れずに薬を足す。8時過ぎに目醒める。眠り足りない。朝餉。喰ったら疲れてしまった。けっきょく朝寝。午まで眠った。起きる。腹が減ったが食糧が乏しい。プロテインを呑んだが、我慢ならずに饂飩を喰った。それでも気分が優れない。詩を書こうとするが、なんだかやる気が起きない。万策尽き果てたという感触。来月から詩誌への絨毯爆撃を始めよう。「塔」にも参加する。プロテインを買うのはもういい。まともな食事を摂ることにしよう。酒はスピリタス一本だけでいい。
 森先生への手紙を書く。短歌をいくつかつくる。エレカシを聴きつづける。やはりユニバーサル時代はごく一部を除いてだめだった。特に「wake up」は音づくりも曲も詞も退屈だ。それにノヴェルティ・ソングやみんなのうたなんかを入れて水増ししてるのが気に喰わない。夕餉に饂飩。それでも足りなくてほうれん草を卵に和えて焼いて喰った。肋骨矯正の運動をした。いくつか動画を観て、薬を嚥む。

05/23

 零時過ぎて床に就く。5時まえに起きるも二度寝。7時に起きる。さらに眠る。8時過ぎに起きる。朝餉。きのうの曲に手を加える。youtube、広告が表示されるようになってる。あたらしい曲をつくる。まずまずの出来だ。午まえになってまた眠くなってきた。昼餉を喰って外出、徒歩で図書館へ。サリンジャーギンズバーグを借りる。地下鉄で帰る。新曲に手を入れる。折坂悠太の節回しを意識する。早くマイクを買い直して録音したい。コード弾きと指弾きで手を馴らす。それから詩と短歌をやる。あとは時間の空費。肋骨矯正の運動はしなかった。湯浴み。夕餉に饂飩。深夜になって映画のアイデアが浮かぶ。主演は筒井巧と妹尾青洸を想定した。あらすじを途中まで書いた。

05/24

 北朝鮮のドキュメンタリーを見つける。声は大塚明夫だ。眼が痛くなってきた。2時過ぎに床に就く。二度寝して目醒める。電話が鳴る。すぐに切れる。時間は10時過ぎだった。朝餉。日記を書く。シナリオ、あらすじ加筆するが、書き急いでるような気がしたのでやめる。とりあえず、映画「マンチェスター・バイ・ザ・シー」でも観ようか。作業所にはいかないことにした。昼餉はプロテインのみ。ドキュメンタリーのつづきを観た。タイムラインを追うだけの単調で、救いがたい時間。夕方、あした支援センターの人間が来るので室を掃除した。皮膚がやたらに痒いから湯浴みした。どうも季節の変わり目は質がわるい。映画は観なかった。上岡龍太郎の動画をいくつか観た。シナリオには社会性が要る。「男らしさの終焉」を読んでから、つづきを書こう。横になってサリンジャー「このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる」を少し読む。この本は買って読んだほうがよさそうだ。23時を過ぎて卵を茹でた。味噌汁に入れて喰った。薬を嚥む。

05/25

 20分を過ぎて床に就く。7時半に目醒める。二度寝して9時に起きたものの、眼球が重い。朝餉を喰い、少しPCを触ったあと、ドン・キャバレロを聴きながら寝る。眠り就くまでに時間がかかった。13時過ぎて起きる。まだ眼球が重い。鈍痛がする。タイムラインを眺める。投稿した詩にブックマークがついてる。「ポルノ・シッピング」という詩だ。ひさしぶりにべつの読者が現れた。
 googleからメール、以前書いた口コミが話題になってるという。山口中学校について「教師も生徒も五流のチンピラ」と嘔き棄ててる。おもわず、吹きだしてしまった。けっきょく、なにもしないまま過ごす。夜になって、加古川の中古PC販売「USED-PC(別名:大西ジム)」の口コミを書く。その半時間あと、連中から電話。怒りにまかせた恫喝を受ける。「ウソを書いた」、「約束をやぶった」、「誹謗中傷」、「訴える」などという。「頭がおかしい」とまでいわれる。かれがいうには今年は七つの訴訟で勝ったとか、決して赦さないとか、そんな内容を延々と並べ、あとは「書く目的はなんだ?」とか、「どうしてウソを書くのか?」、「あなたの個人情報をすべて公開する」だとか、いわれる。おれは「裁判ならすればいい」、「個人情報なら公開すればいい」といった。相手は「開きなおりだ」といい、猶も「書く目的」や「なぜウソを?」と問う。そもそもおれのメールに回答がなかったのは事実だ。メールの履歴にはなにもない。それにインストールしたソフトの一覧は送ったはずだ。だのに送った、送らないの話になったから、履歴をまとめて送ってもらうようにいったが、それはできないという。その義務がないからだという。大変慇懃無礼な口ぶりに疲れて、「口コミを消す」といって電話を切った。電話がまた鳴ったから、電話線を抜いた。そして口コミを編輯した。発端と結果だけ残した。大変疲れてしまった。

 《¥36,000にてHPのデスクトップを購入。データ移管、ソフトのインストール後に起動不能になる。けっきょくPCはドスパラにて売却、他店よりHPのコンパクトPCを¥34,000にて購入することになりました。データ移管、ソフトも問題なし。USED-PCの評判を事前に知っていたら、そこで購入することはなかったでしょう。初心者の甘さが酷い失敗を招いたとおもっています。》

 とても映画どころじゃなかった。森先生への手紙を書きあげ、23時になるまえには余分に薬を嚥む。そして零時まえには床に就いた。

05/26

 6時に目醒める。二度寝して9時、それでも足りなくて11時まえに起きた。USED-PCのことが夢にでた。気分がわるい。朝餉。きょうこそは作業所にいかなくてはならない。そのまえに図書館にいって時間稼ぎだ。きのうの日記を書いて、件の口コミを加筆した。きのうの電話のことを書いた。電話線を抜いた。心身ともに疲れてて、なにも意欲が起きない。短歌をブログに投稿した。

《ちなみにこの書き込みの半時間あと、20時過ぎに先方から電話がありました。慇懃無礼な口調で「誹謗中傷だ」、「訴える」、「あなたの個人情報をすべて公開する」、「家にいく」などと恫喝。さらに「なんの目的があって書いたのか」、「削除しろ」、「頭がおかしい」などと執拗にいわれました。業者撰びは気をつけた方がいいですね。》

 出かける支度に入ったものの、汗を掻いてたから湯浴みした。F-LABOのTシャツは着なかった。サイズがでかすぎる。普段2Lを着てるおれにも明らかにデカすぎた。ポロシャツを着た。ひどく眠かったが、でかけることにした。外気は涼しかった。ところが三ノ宮に着くと、もう暑かった。JDの1STをあしらったシャツの男がいた。図書館へ。「男らしさの終焉」と、谷本真由美の英語についての本を借りた。それから上沢にいき、終了まで「キャラ作画上達ドリル」をやった。地下鉄でJDの1STをあしらった黄色いシャツの男がいた。帰って眠ろうとしたが、2時間横になっただけで終わった。起きて蕎麦をふた玉喰った。またもタイムラインを眺めるだけで終わった。ひさしぶりに手淫

05/27

 零時過ぎに床に就く。黄色い錠剤を余分に嚥んだが、けっきょく11時過ぎまでしか眠れなかった。外してた電話線を繋いだ。これでよし。苫米地英人がおれのアカウントからフォローを許可してた。プロフィールにおれはかれのいう通りに、かれの著作を既読3冊書くということはしなかった。ただ本名だったから許可されたんだ。佐藤允の息子がおれのツイートに「いいね」してる。かれの映画「みな殺しの霊歌」を#一生観られる映画3選に挙げたからだ。14時から16時まで眠った。起きてギターを手に、作曲のつづきに入った。ふたつの新曲を途中までつくった。これで4曲め。夜になって、谷本真由美&ポール・ポブソン「添削! 日本人英語」を流し読み、それからグレイソン・ペリー「男らしさの終焉」を通読した。これをシナリオに反映させるのはむつかしい。零時てまえだった。ずっとSIONを聴いてた。刺さるモノはなかった。フジッリが余ってるから、茹でる。「現代詩フォーラム」、おれの短歌にまたしてもK氏がコメント、というより嘲弄してる。反応しないことにした。信じられるのはプロの辞だけだからだ。素人にかまってる場合ではない。

05/28

 1時半に床に就く。12時過ぎに起きる。朝餉。湯浴み。口座の入金履歴をメモした。ブックコーポレーションというところから入金があったが、詳細は不明。外出。図書館で予約した小島なおの歌集と、武田泰淳の対談集を借りる。役所で収入申告。担当者不在。歌集を渡そうとするも、連絡が取れないいって受取されずに追われる。作業所にいくのはやめた。帰って詩を編輯。Kindle用のデータをつくる。Amazonにアップ。作曲のつづきをやる。「眠る(仮題)」が完成した。夕餉に蕎麦を喰う。ほうれん草がなくなった。小島なおを読了。結社入会のあとに歌集をだしてる。やはり商業出版するには結社は不可欠のようだ。映画「マンチェスター・バイ・ザ・シー」を観る。茹で卵と味噌汁を流し込む。映画はよかった。ただ家族を構成する縦軸の関係性の描写が弱かった。なぜチャンドラー家が地域のなかで目立ってるのかが伝わりづらい気がした。父親について言及が少ないのが腑に落ちなかった。

05/29

 零時過ぎに映画が終わった。しばらくして眠った。6時半に目醒める。二度寝、9時過ぎに起きる。朝餉。すぐに寝る。13時過ぎに起きる。時間の空費。ギターで新曲をやる。指がうまく動かない。夕方になってチャップブック詩集を入稿。ブログに販売ページを投稿。退屈だ。それを破るにはルーティーンから脱出しなきゃならない。意志で以てして、ちがう時間の使い方をしなきゃならない。日活映画「人間に賭けるな」を観る。題名が結末を明かしてるみたいで鼻白むが、渡辺美佐子の迫力が光る作品だった。つづいて歌謡映画「可愛い花」に手をつけるが、途中で展開が見えてしまい、やめる。21時から配信の「仮面ライダーアギト」を観てから、大宝映画「狂熱の果て」を観る。星輝美主演。作風はいいが、音楽とシナリオはいまひとつだった。

05/30

 1時過ぎて床に就く。8時まえに起きる。二度寝して10時20分に起きる。朝餉。フジッリが一袋余ったから、間食に喰うか。ブログなどの投稿、反応なし。タイムラインもこれといって話題もない。きょうは日曜日だからだ。12時まえに横になった。14時過ぎまで眠った。余分のフジッリを喰った。アップ済みのKindleデータを修正、写真集をKindle用データにしてアップ、画集もデータをつくろうとしたものの、メモリ不足で沙汰止み。短歌を少しつくった。夕餉に蕎麦を喰う。映画「娘の季節」を観るも、途中で寝落ち。起きて20時まえ、タイムラインに反応なし。味噌汁を呑む。為すすべもないといった感じ。プロテインも残り少ない。少しだけ筋トレ、スタミナがない。湯浴み。Kindleの宣伝はあした以降にすることにした。アニメを数本観た。ようやく零時まえ。薬を嚥む。

05/31

 先月、今月と手持ちものを処分せずになんとかやっていけた。来月はプロテインもファットバーナーを買わない。食事だけで痩せるつもりだ。¥6000以上の余裕ができる。とにかく計画的に過ごすこと。零時過ぎに床に就き、8時35分に目醒める。もっと寝ようとしたが起きる。朝餉。喰い終わると非常に眠くなった。けっきょく10時には床に就いた。それで12時まで眠った。ブログに電子書籍の告知を投稿。「現代詩フォーラム」からポイント1の作品を削除。タイムラインを眺める。田中修子氏がツイキャスをやってたから、聴きながらコメント。かの女がおれの作品を宣伝してくれた。15時まえから、15時50分まで眠る。渡邊琢磨の音楽を聴く。ノイズが美しい作品だが、いかにしてそれを、どんな機材でそれをつくったのかを知りたいとおもう。投稿への反応は乏しい。報われない。ギンズバーグを読んだ。ようやく21時半。「弱い闇、弱い闇、夜のような闇」と呟きながら用を足した。あしたの準備に鞄をひらく。内部の両サイドに細長い袋を見つける。こんなところに収納スペースがとおもうが、大根を突っ込むくらいの用途しかおもいつかない。ひとに送る郵便と、払込票をまとめた。あしたの朝は、食糧(フジッリ鯖缶MCTオイル)と日用品(BVDのパンツ、ポロシャツ)などをネットで注文し、三ノ宮で金を降ろす。公共料金や雑費を払ってから、印刷所へいき、作品と手紙を郵送。郵便局で発送し、業務スーパーで食糧を買う。一旦帰ってから無印良品で靴下とズボンを買う。
 浅井いにお原作の映画「ソラニン」を見始める。だがナレーションと科白、音楽で終始説明してて厭気が差してしまった。説明と描写は厳密に分けられるべきだ。そのちがいを論理化し、理解する必要がある。笑えない小ネタも我慢ならない。人物造形ができてるとはおもえない。それにセット内が暗すぎる。テレビに脳味噌まで浸かった人間のつくる映画はどうしようもない。見せ場である、最期の演奏シーンの途中で、それもサビのまえで回想を入れてる。とにかく心情描写の鬱陶しい作品だった。画面を観ないでも展開がわかる。GS映画のほうがよっぽどマシだ。
 ようやく24時のてまえまで来た。疲れた。あしたの朝にはストロングでも呑んでしまいそうだ。それで連続飲酒に陥るのが怖い。時間の空費。

 

男らしさの終焉