2021-01-07 衝突 詩 なにもかに激しく取り憑かれることがある 赦されないものに激しく憑かれることもなる ぼくは国道の架線でぼく自身を見喪った それも母国よりも激しい主語や述語で ぼくをなぎ倒した どうだろう? ぼくのなかでインターゾーンが目醒めるとき、 バラードを読むぼくのおもざしが、 きっと水色だってきみがいうのを待ち、 そして鈍色のまま死体となって蘇るときをぼくは待ってる もはや、副詞がぼくを接合しないことにすべてを見喪っているほどには、