みずから書き、みずから滅ぶってこと。

中田満帆 / a missing person's press による活動報告

7月/july

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07/01

 7時40分に起きる。湯浴み。喰うものがない。日記を加筆して投稿。9時になったら口座を確認する。金が入ったら、公共料金の支払ののち、代引きで来るPCの分をとっておく。公共料金と代引きで¥46,000降ろすことにする。9時、コンビニで公共料金を払い、酒を買ってでる。帰ってiherbを見る。プロテインとリッパーが欲しいが、それだと8千500も消えてしまう。とりあえず、リッパーはやめる。製本直送で本を発注。だいぶ迷った。予算が少ないからだ。けっきょっく「旅路」を6部(うち1部は森先生にだ)、「広告」を3部、「ぼくの雑記帖・補遺」を3部、「point boreak」を10部にした。来月には「裏庭日記/孤独のわけまえ」を3部、「ぼくの雑記帖」を3部にする。残金¥60,298。そこら共益費¥1,000、労災に¥2,000,映画に¥1,000だ。それからAmazonを見た。「マルサの女日記」が4千まで値下がりしてた。ピック、ブコウスキーの新刊と一緒に注文。残金¥50,645。あとは食料と日用品。洗剤と洗濯代もいる。外出、まずは三宮へ。コーヨーで明太フランスを買って、郵便局へ。損害賠償に¥2,000払った。それから元町映画館にいこうとしたが、時間がなくて諦める。あしたにしよう。センター街の古本屋で「マルサの女」パンフと、ライアル「拳銃を持ったヴィーナス」を買う。¥770。帰って家計簿入力。バターコーヒーを始めたいが、MTCオイルとバターがいる。でも、けっきょくバターはやめて、オイルと高樹マリアのDVDで¥3376。師匠のために詩篇をまとめる。あした、郵送する。倉田てつをの交流会に参加したいが、いまも受付してるのかがわからない。とりあえず、Twitterのアカウントにリプライを送っておいた。もし決めればサイン色紙がわりにムックか、コミックを買って持っていくつもりだ。ブログに短篇集の宣伝。読者がひとり増える。AK-48。

07/02

 9時55分に起きる。朝餉に蜆汁と燕麦倉田てつをの店にメール。きのうとおなじ問い合わせ。PCはきょう来るらしい。賃貸契約更新の葉書が来る。¥8000払えという。やってられない。またも映画には間に合わず、帰る。業務スーパーでこれからの飯を仕込んで帰る。ヤマトからの不在連絡。ダイエーで牛脂を貰う。PCが届いたのでデータの移行をする。そして機体を動かしてみたが、背景を変えるのですら簡便でない。いろいろ不都合があるので、限界までは7を使うしかない。あとは外付けHDDを買うだけだ。倉田てつをの店に電話。交流会について空きがあるのを確かめたが、メールへの返事はなし。町田町蔵のCDを落札。

07/03

 13時20分に起きる。映画はもう終わりだ。諦めるしかない。倉田てつをの店から返答はなし。「マルサの女日記」、葵みのり写真集、ピックが届く。ピックは1枚のみだった。¥1000余りだしてこれだ。¥960で12枚のセットを買うべきだった。夕方、森先生へ詩を送る。あとは酔っ払ってなにもわからない。36歳になった。

07/04

 14時10分に起きる。倉田てつをの店から連絡。入金は8月でいいと云ってくれた。外出。業務スーパーへ。刺身蒟蒻なんかを買った。帰って酒を呑みながら品定め。古本をいくつか注文。刺身蒟蒻を喰う。物足りない。酒の呑みすぎでおかしくなってる。早く寝ることにした。

07/05

 きょうから断酒。注文したものが届く。これでは買いもの依存症だ。安物買いの銭失いだ。シアナマイドを嚥む。まともに食事が摂れない。デニス・ジョンソンプロテインが届く。熱い1日を無為に過ごした。22時には床についた。

07/06

 断酒の影響で眠れず、苦しいおもいをした。郵便物あり。森先生からひとつ、高樹マリアのDVD、町蔵のCD。町蔵は高騰してる「どてらいやつら」以外を売ることにした。傷みがひどいからだ。それに手持ちと重複してる。オークションの画像には「ほな、どうせいゆぅね」があったが、現物にはなかった。ダイエーで鶏胸肉と大根サラダを買った。帰って調理してみたが旨くない。いい加減に読書か、映画を観よう。手淫してから横になって森先生からの郵便を読んだ。「高3コース」時代の投稿作品についての論考だった。むずかしいフレーズばかりで少し胸焼けがした。起きてブコウスキードキュメンタリー映画を観た。ブログの読者がひとり増えてた。49。詩を書くには気分がむかない。誕生日を迎えたのを種になにか書くしかない。けっきょく散文と詩を書いて終わり。禁酒の誓いをやぶって連続飲酒。Amazonプライムで「パーティで女の子に話しかけるには」を観た。最期にザンが登場するとおもいこんでいたが、それは映画館での見まちがいだった。エンディングテーマのフレーズ、「初恋はあなたを永遠に嘲笑う」から「鍵」という曲を書いた。数日中にアップしたい。そうこうするうちに日付が変わった。薬が効かなかったから余計に呑んだ

07/07

 15時に起きる。ピックと寺山修司「ぼくが戦争に行くとき」、dirty threeのアルバムが届いた。古本屋からは連絡なし。レアブックスに再注文する。また飲酒。金がなくなっていく。本も映画も観てない。あした、横尾忠則現代美術館にいきたいが、もはや金なし。森先生に電話する。谷萩さんのために短篇集の分¥3000送ってくれるらしい。夕餉にスパゲッティを喰うが、気分がわるくて嘔いてしまった。

07/08

 17:50分に起きる。なにもせずにいる。古本屋から返事なし。夜になって本を読むも中断。

07/09

 製本直送から荷物。森先生から葉書。夕方になってかれに電話。送った短篇集に言及。最初は褒めてくれたが、あとは苦言。読者の読みたがってるところを流すとか、飛躍するとか、説明不足とかいわれる。こんなことならゲラを送っておくんだった。「犬を裁け」から詩を削除、フォントを2ポイント大きくする。夕方、映画「許された子供たち」を観る。せっかくヒロインが登場したのに母子の物語に収斂するのが頂けない。かの女になにか〆の科白をいわせるべきだった。パンフレットを買った。

07/10

 森先生に電話。短篇集、きのうは絶賛だったが、きょうはわるいところをしつこくいわれる。「他者をじぶんの分身とおもわなくては」など。短篇集の改篇版をつくる。題は「スカートの灰」。けっきょく両方とも谷萩さんに送ることにした。「森忠明に師事」という文言を削除した。ほかの著名人・詩人のなまえをイニシャルにした。幸地クリニックにいった。でも、薬局には間に合わなかった。酔いつぶれる。

07/11

 15時45分に起きる。糖質減量パスタが届く。夕方になって業務スーパーへ。3千円未満で買い出し。帰って冷しゃぶサラダをつくって喰った。ネットでカネコアヤノの動画を観る。短篇集の原稿と、表紙を修正。森先生は、かれのとの対話場面を以前には絶賛したくせに、いまでは削れという。ベケットエピグラフも消した。

07/12

 ひどい気分。17時55分に起きる。なんとか耐える。短篇集、ふたつバージョンがあるがどっちを残すか。じぶんの作品を切り刻まれたという気分。またも冷しゃぶを喰った。手淫して眠る。

07/13

 11時に起きる。ひどい眠気。プロテインを呑む。12時、鯖缶をつかってスパゲティ。持てあます。なにもやる気がしない。夕方、酒を呑む。貌が真っ赤。くるしい晩、手淫をする気にもなれない。プロテイン燕麦を喰って終わり。

07/14

 14時半に起きる。動画を観ながら時間の空費。フジッリをふた袋茹でる。なんとか文章を書こうとするも、なにもない。それでも詩をひとつだけ書いて投稿。夜、酒を呑んでしまう。金が少ないなかで。酒で眠剤が効かない。追加で酒を買い、真夜中を過ごす。なにもできることがないという事実。

07/15

 16時半に起きる。フジッリを茹でて喰った。それからマグカップとアイスクリームとウィルキンソンを買った。ウィルキンソンはぬるかった。ファミリーマートで買い直す。時間の空費。眠りそうになる。ここ3週間ほど、筋トレもやってない。本も読んでない。なにも書く気がしない。

07/16

 酒に溺れる。

07/17

 酒に溺れる。

07/18

 18時に起きる。残金は¥250ほどしかない。オリーブ油がないことに気づく。業務スーパーへ。けれども、オイルを買うのをやめてダイエーで酒。金がなくなった。あとは谷萩さんから金が送られて来るのを待つだけだ。時間の空費。あとはなにもしなかった。体力もなく、だらだらと過ごした。

07/19

 ほとんど眠れなかった。7時半に起きる。朝餉にフジッリ、コーヒー。ヤマトから不在連絡メールがあったので問い合わせてみたものの、けっきょくはむこうの誤りだとわかる。眠い。ブコウスキー「ポスト・オフィス」の書評を書こうとおもう。途中まで書いたものの、からだのひどい痒みで断念。湯浴みをして、貌にニベアを塗った。貌が真っ赤だった。午睡。4時半まで浅い眠りを眠った。からだが熱い。燕麦を喰った。痒みが治まらない。きょうのうちに書評を書くのはむりそうだ。からだが怠い。ダニでも湧いてるのかも知れない。時間の空費。発熱。胃痛がしてる。22時目前になってフジッリを追加で茹でる。喰った。胃の痛みは少し治まった。水を呑み、音楽を聴いた。あとブクのドキュメンタリー映画から書評に使える箇所を探すだけだった。
 けっきょく零時過ぎて書評はできあがった。浅彫りな印象もあるし、まだ書けそうだったがやめた。

07/20

 ひどい寝起きだった。目覚めがわるい。11時10分。燕麦とコーヒーを用意。ブログに書評を投稿。朝食を摂ってると、もう12時だ。詩をいくらか書こうとおもった。あるいはチャップブックのために詩を編輯しようともおもった。あるいは小説を考えることだ。13時半を過ぎて午睡。16時5分まで。チャップブックにとりかかる。きょうもあちこちが痒い。鼻なんてひどいもんだ。書評はまるでウケなかった。伸びすぎた髪が気になってしょうがない。夕餉にフジッリとコーヒーを摂った。gyaoの配信、「ボーイズ・オン・ザ・ラン」は見逃した。代わりに「愛の嵐」でも観るしかない。でも、きょうはなにについても集中できない。この肉体が不愉快だ。ブコウスキー新訳の書影が公開された。未公開+未収録作品の2巻めだった。
 落ち着かない。手がむくんでる。報われない苦痛のなかで、できることがない事実。ブンゴクで葉山美玖がおれの発言に言及していた。しかしその引用された発言に憶えがない。たしか《隣でひとが殺されてるかも知れないなかで詩情すること》だとよ。生憎あそこじゃ、酒に酔ってしか書き込みをしたことがない。
 胃の具合もずっとよくない。ヒリヒリしてる。どうにもならない。

07/21

 眠れるまでに時間がかかりすぎた。7時50分に起きる。どうせまた午睡することになるだろう。顔面がヒリヒリする。プロテインを呑み、燕麦を喰う。Amazonからメール。どうやら予約した本は、予約時に決済ができてるわけじゃないということだ。金はない。キャンセルした。憐れなおれ。カードのキャッシュバックで酒を買うことにした。眠る。3時に支援センターの男が来る。押印。それからトウメイとかいう会社からセールスの電話。まえにもあった。今度は早々と電話を切った。6時まで眠った。それからショート缶を買い、電車に乗った。図書館で3冊受取。帰って湯浴み。ロング缶を呑む。それから夕餉にスパゲッティを喰った。夜、猛烈に眠くなって9時ごろに眠った。2時25分に目醒める。4時まで起きてまた眠った。

07/22

 9時24分に目醒める。10時までうつらうつら。起きてコーヒー、燕麦。腹が痛い。くそをしてtwitterを見てるあいだに正午になる。きょうは賃貸契約更新料について電話、そして思潮社にも電話だ。ろくな気分じゃない。やることがないから映画脚本でも書こうとか考える。城戸賞とやらに向けてだ。相も変わらず、眠いし、からだが痒い。意欲も集中力も湧かない。舟を漕いでる。14:04。身体中が痒い。胃や食道がヒリヒリと痛む。落ち着かない。なにもできない。湯浴みをして、19:25まで眠る。郵便ナシ。ふいに見たTwitterであしたから4連休だと識る。まいった、しまった、医者にいけない、眠剤がない。けっきょく手淫をして眠った。

07/23

 3時16分に起きる。スパゲッティを茹でた。けっきょくは売るものを決めた。いまは用がない、英文法やフィンガーピッキングの教本、アニメ私塾の作画の本、そして帯のないキングブラザーズの星盤、カメラリュックを撰んで外出。¥1450也。それから酒を買って市場へ。業務スーパーで9日分の鯖缶とパスタを買う。帰って荷物を降ろし、ダイエーで酒。帰って呑む。さらにいっぽん買う。脚本について考える。オフビートな作品はどう足掻いても落とされる。アッパーな物語を書かなきゃならない。22時を過ぎて電話。谷萩さんからだった。かの女から短篇集の注文。あとはおれが一方的にしゃべくった。そして気まずい沈黙。会話が不発で終わる。恥ずかしい気分。金が入るのは27日になるだろう。なんとも癪に障る、連休だ。

07/24

 あまりの胃痛で眠れず、ボルタレンを使用。14時10分まで継続的に眠る。このところ、ずっと気分がよろしくない。落ち込み勝ちだ。燕麦を喰った。夕餉にフジッリ鯖缶スクランブルして喰った。それでも物足りずに燕麦を喰った。気分がわるい。追い打ちをかけるみたいに、ブンゴクを見ると6月におれのなまえがなかった。とっくに見放したはずのところの評価がおれの胸糞をわるくする。短歌を解する人間がいないらしい。あいかわらず、トップに田中宏輔とか、アンダンテのごみのような散文なんかが撰ばれてる。ばからしい。多くの人間はアカデミックなものに瞞される。そしてまともな散文も書けなければ、読むこともできやしない。そして記名性すら持とうとしない。まるでフリーメイソンみたいな貌の見えない臥所のなかで自己慰撫に忙しいだけなのだ。書けない詩人ほど文壇ごっこに忙しい。
 アラルモメとかいう投稿者を擁護してる連中もばからしい。やつがアラガイというなまえでおれの書いたものに下品で、救いがたいコメントを寄せていたのをおもいだす。アルフ・Oもくだらない。屁理屈いいの、口減らずだ。書いてるものはもっと救いがたい。サウンドも風景も肉声もない。かといって技巧があるわけじゃない。産廃よりも質がわるい。しかし、いちばんどうしようもないのはせっかくの時間を、そんなところに突っ込んでしまってるおれ自身だ。この悪癖を早いところ戒めなくちゃならない。
 ひとりでずっといるときほど、他者の視線を想定してしまうことはない。自縄自縛して身うごきがとれなくなってる。ともかく、早めに眠ってしまうことだ。

07/25

 眠れずに4時まで起きてた。茹で卵を喰った。継続的に眠って12時23分に起きる。かつての肉親との諍いの夢。目醒めがわるい。炊きだしがどうなったのかが気になる。燕麦を喰った。郵便がふたつ、ゆうちょ銀行と火災保険の更新。いまは払えそうにもない。9月まで待ってもらうしかないだろう。胃と食道の痛みに悩む。逆流性食道炎か。時間の空費。動画を何本か観る。21:19、眠たい。22:18、マスを掻いたから寝る。

07/26

 0時25分に起きる。ふたたび寝ようと粘ったものの、けっきょくは2時まえにあきらめ、起きる。PCをつけて、短篇集の改訂作業。表紙も作り直す。題名に苦心する。疲れてはいるものの、眠気がしない。作業を終えると、もう5時だ。それでも眠れそうにない。完全に睡眠障碍だ。薬なしには眠れない。じぶんにうんざりしながら、のろくさいうごきをつづける。茹で卵をふたつ、プロテインを一杯呑んだ。
 5時過ぎて床に就く。断続的に11時46分まで眠る。人前で弾き語る夢だった。夢のなかでじぶんの曲がおもいだせずに恐怖するという内容だったせいか、起きてすぐにギターで自作を弾いた。ギターの音が気に入らない。高音域がきれいにでないので、なんとなく輪郭がぼやけたようなサウンドしかでない。ナットとサドルを交換すれば解決するのか。ブログから「ニューオーリンズ」という詩をコピーしてチャップブックの原稿に移植した。短篇集の表紙、バーコードを貼り直す。横長に配置。14:28、雨はやんでる。額や眉間あたりが痛む。眠い。コーヒーで胃が荒れる。疲れた。寝るか、デニス・ジョンソンでも読むかだ。それからしばらく本を読んだ。でも、けっきょくはモニターのまえで時間の空費。賞品が撰べるという写真投稿サイトに登録し、作品をアップしようとしたが、あまりにもサイトのつくりがくそ過ぎる。ギャラリーの作成で躓き、写真をギャラリーに加えるのに躓き、まちがってつくったギャラリーの削除もできず、ヘルプを読んでも重要なことが書かれてない。けっきょくは操作方法を問い合わせた。あまりに使い勝手がわるすぎる。操作性がくそ。とんでもなく徒労に充ちた気分で、サイトを閉じた。18時過ぎて夕餉。フジッリにバジル・ソース、燕麦。さすがに肩や首が痛む。眼もつらい。20:20、しばらく横臥する。音楽を聴く。筋トレをする。23:07、そろそろ寝よう。

07/27

 朝まで眠れず、7時5分から8時50分まで眠る。金が入ったので、缶チューハイやらスコッチを呑む。河南歯科へ。余計に眼が冴えてしまう。4時に幸地クリニックへ。帰って寄って手淫。うまくいかず、薬を2日分呑む。

07/28

 午12時30分に起きる。飲酒。それから外出。業務スーパーへ。鯖缶フジッリを買う。図書館で本を受け取って帰る。酒を呑み、鶏胸肉を喰った。18時になってフジッリを茹でた。じぶんの認知のゆがみにほとほと振りまわされてる。ひどい空想癖だ。それからあとは時間の空費。やたらに腹が減る。しなくちゃならない電話を忘れてた。あしたこそしよう。

07/29

 夜中、ひどい胃痛に悩まされる。けっきょくボルタレンを入れる。そして眠れずに薬を余計に呑む。14時17分に起きる。電話をかける用意。まず賃貸更新料について。担当者が休みだった。次ぎに火災保険。繋がらなかった。そして思潮社。おれの送った郵便が転送されないままになってたことがわかった。きょうのうちに転送するといわれた。燕麦を喰う。それでも物足りない。鯖缶をひとつ喰った。
 郵便を見ようと外にでる。扉をあけたら、だめ押しかいやがらせのようにユアネストから、先日とまったくおなじ火災保険の通知が挟まれてた。手書きでアンダーラインが引かれ、「水曜日は休日」と書かれてた。あした、電話するしかない。当の郵便はなし。室にもどって、写真サイトに投稿。あいかわらず使いづらいサイトだ。19時過ぎて夕餉。フジッリ鯖缶、マヨネーズ、カレー粉、タバスコ。プロテインを一杯呑む。紅茶を淹れた。短篇集の校閲。「冷蔵庫のブルーズ」の森忠明との電話の場面を幾度も修正。納得のいく表現がなかなかでない。会話の内容をカットするようにいわれてるから、いかに簡潔にまとめるかが重要になる。なんとか終える。22:20。あとは時間の空費。

 今後の予定/賃貸更新料についての電話を待つ。火災保険会社に電話。来月頭に倉田てつをの交流会に¥12,000。短篇集の改訂版を森先生に送る。¥1,000ぐらいか。谷萩さんに短篇集、ふたつのエディションを送る。「ぼくの雑記帖」5部、発注。「裏庭日記/孤独のわけまえ」を3部発注。食料とサプリとプロテイン、MCTオイルを買う。ブコウスキーの新訳を買う。Tシャツ数枚、買う。
 9月、牛骨ナットとサドルを買う。デジカメを買う。コロナの影響なければ、交流会と文学フリマへ。チャップブックの配布を開始。参加有料の文芸誌に投稿。エキストラの事務所に登録。ポートレイトを撮ってもらう。
 
07/30

 4時に床に就いた。12時47分に起きる。朝餉に燕麦。電話の用事を片づける。なんとか支払を9月にしてもらう。それからspotifyのフォローを整理すべく、まったく聴いてないミュージシャンの曲を聴く。boys lifeはわるくない、captain beefheartはいまひとつ。いまはcate le bonを聴いてる。久々にギターの練習をした。スケールをやり、コードを憶える。しばらく9thについて調べたい。2時半に障害者就労支援センターの男が来た。「就職はどうか」と訊かれる。忌々しい。こんな時節に仕事の話なんかできやしない。とりあえず、文学フリマや委託販売で作品を売る話をした。しかし、こんなもの仕事とは認められるわけがない。ボウフラのような人生。18時過ぎてフジッリを喰った。チーズがなくなった。
 あとは英語学習についての動画を数本観た。写真を投稿した。時間をただただ痰壺に嘔きだすだけの夜だった。あしたで、7月は終わり。なんとも苦々しい1ヶ月だった。

07/31

 最近、なんどか見かけてたでっかい油虫をまた見つけた。今度こそ殺してやると、夢中になって追いまわし、プッシュアップバーで叩き潰した。それでもまだ生きてて、触覚を動かしてた。ティッシュで掴み、完全に殺した。どっと疲れた。2時30分に床に就く。9時10分に起きる。燕麦とコーヒーで朝餉。音楽を聴きながらソロの練習。しかし右目が痛くなって横になる。12時過ぎから3時まで午睡。だが、それでも眠気はひどく、しばらくなにも手に着かない。なんとかギターの練習をする。横殴りの雨また雨。18時半、夕餉をつくる。フジッリ鯖缶の炒めもの。そしてプロテインを呑み、コーヒーを淹れた。やっと7月も終わり。おれの誕生月も終わり。とにかく、この1ヶ月はきびしいものがあった。空想によって現実の餓えを癒やす思考から、そろそろ離乳するときだ。もう23年もそうやって、心の坑に蓋をしてきた。それも今年中には終わるかも知れない。じぶんがひとりきりだってことに、じぶんが独力で生きるということに肯定的になれるかも知れない。とにかくじぶんにとって、都合のよい空想原則から離脱して、少しでも現実をよくすることに力を注ごう。

 

「マルサの女」日記

「マルサの女」日記

 
どてらいやつら

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  • アーティスト:町田町蔵
  • 発売日: 1991/05/21
  • メディア: CD
 

 


bloodthirsty butchers - JULY