みずから書き、みずから滅ぶってこと。

中田満帆 / a missing person's press による活動報告

失われた6月

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 つまらない買いものばかりしてしまった。詩集や新刊の発注は仕方ないにせよ、むかし持っていたプレミア本を高値で買ったり、いま急に必要なわけでもないのに、ジョイ・ディヴィジョンの評伝を買ったりした。そしてポルノに7千突っ込んだ。さらにはプロテインやサプリに9千ほど使ってしまった。まともな食料はスパゲッティだけだ。

 

 

 師匠と話しをした。おもに小説について。上林暁を紹介された。私小説でいいといわれた。短篇なら、おれにも書けるだろうとおもい、何作か考えている。秋には結果がだせるといい。

 

聖ヨハネ病院にて・大懺悔 (講談社文芸文庫)

聖ヨハネ病院にて・大懺悔 (講談社文芸文庫)

  • 作者:上林 暁
  • 発売日: 2010/11/11
  • メディア: 文庫
 

 
 おれが詩を書き始めたころ、もっとも影響を受けたのは中上哲夫のビート詩だった。とくに「グッドバイ」がよかったのだが、ネットにはもはやなく作者にコピーを願うことになった。自著と手紙を思潮社宛に送った。渡してくれると電話で聞いたからだ。 

中上哲夫詩集 (現代詩文庫)

中上哲夫詩集 (現代詩文庫)

  • 作者:中上哲夫
  • 発売日: 2015/06/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 今月は金がなくなったから、おしまい。なにもする気が起きない。「文学極道」に投稿しようとふたつの詩を書いたものの、場に束縛されたような出来で、没にした。けっきょく、あそこでは態度やら作風を普段通りに行使することができない。少なくともおれには。だから、なにもかもを擲って、おれは離れることにした。もはや、できること
はない。蝗のやつがまたぞろ投稿してるが、おれにはなんの関係もないことだ。もちろんのこと、場につくられたやり方はおのれを蝕む。おれをおれでないものに仕立て上げる。だからやめる。

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 短歌?──そうとも短歌があった。こいつは年内50首書ければいいことにしよう。今年はコロナやら、フリマやらで叶わなかったが、来年こそは絵に専念したい。早いうちに歌い収めておきたいものだ。