おととしにだした短篇集「旅路は美しく、旅人は善良だというのに」を改訂、新版をだすことになりました。今年の文学フリマのためにです。表紙、収録作も変更しました。きょう、サンプルを発注したので、校閲をもういちど紙の状態でやってから、販売開始します。よろしくお願いします。
旅路は美しく、旅人は善良だというのに *11
れもんの若い木々 *47
愛についてのみじかく、そして淡いなにか *64
ディック・フランシスを読んだことがない *70
家出娘 *82
ひと殺し *84
からっぽの札入れとからっぽのお喋り *94
インターネットと詩人 *100
小説のあいまに *105
おもしろおかしく生きて死にたい *112
みずから書き、みずから滅びるってこと。(Reprise)*137
オイルサーディンによって書かれた詩論 *160
パンケーキの墓 *167
エセ詩学の半ダース・パック *184
犬を裁け *192
それはまるで毛布のなかの両手みたいで *256
光りに焼かれつづける、うち棄てられた冷蔵庫のブルーズ *279
著者略歴 *303