あまざらす布地のうえをきれぎれに光り降りたる寒き汎神 カチガラス見下ろすなかを帰りゆく学生鞄の少女の犯意 道まぎれつつあり冬草に足をとられて転ぶ太陽 為すすべもなくてあまりにうつくしい麦の色したきみのうなじは かつてまだ夢などありしときおもう…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。