山河ゆく背嚢ひとりたずさえて故国の春に咲かんとす 花薺みどりの恐怖訪れてわれを招くは青い戦車か 失える鍵よみずから沈みゆくさらば春の日――葉桜並木 サンドバッグが死体のように横たわるボクサー地獄のほとりの水よ ソーダ水弾けてひとり地にかけりわれ…
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