きみに手紙を書こうとおもいながら、いったい幾年が過ぎたやら ぼくは病院と留置場と裁判所をいきつもどりつして、 すっかりくたびれてしまった ぼくはぼくがなにものかになることを待ってて、 待ちすぎてとても疲れてしまったんだよ 曳航のしすぎで、あらゆ…
* パーティはなかった 雨季の名残りがあらゆるところに点在しては、早くもぼくを蚕食しようとかまえる 自動車を比喩にして逃げ穴に変換するスペース・キーが壊れてるのにだれかが、 かれらを、そしてかの女らを掴まえる 河に飛び込むツェランへの最後の督促…
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