* 河縁の春のよすがも綻びて一銭五厘の娘となりぬ 火を燈し六角星のぬばたまに攫われていくパレスチナかな 日本語の律いっせいに狂いたる夏の匂いの向日葵畑 雲射抜く機体を見あげ一滴の汗する望郷詩篇の書 更ける夜の公衆電話一頭の鯨夢見ん声また声 流民…
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