みずから書き、みずから滅ぶってこと。

中田満帆 / a missing person's press による活動報告

2019-02-16から1日間の記事一覧

愛が、愛がわれわれをひきはなす(今月の歌篇)

* とっぷりと暮れるときには会えていたころよものみな遠ざかるなか あれがただ青麦みたいに見えるからふりかざされるまえに答える 沈黙に守られながらいたいといいてももろびとのやかましさ 光り降る二月の夜だってことを抱きながらふるえるわれよ 若かりし…