みずから書き、みずから滅ぶってこと。

中田満帆 / a missing person's press による活動報告

あいびき

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 なかなか眠れず、4時45分に目醒める。起きておもいついた曲をメモする。コードが合わない感じ。それから喰わずに終わってる蕎麦を見つけて喰った。朝餉には足りないとおもって、バジルソースのリングイネをつくる。それから歌詞をPCで清書して、コードを験してみる。まだギターを弾く時間じゃない。いずれかの写真集のためにファイルづくり。多様性に欠ける。それに完成度もムラがある。時間が経って、曲を弾き語って録音した。ワンコーラスのみ。きょうは朝寝しない。昼餉にパスタを平らげ、それから郵便物を見る。
 森先生から短歌の撰と、ブックオフからムーンライダーズの「月面賛歌」が届いた。前者について、とりあえず書いてみよう。短歌研究用はほとんど採用されていた。《全体いいものだと思う》とコメント。角川短歌用には《「哲学は概念を創造し、芸術は感覚を創造する(作田啓一)」とすれば、「角川用」の全体に「創造」の弱さを感じた。『星蝕――』には1首ごとに新(珍?)感覚の意味力や刺激があると思うが。〈イグザクトネス・イズ・ア・フェイク〉(ホワイトベドゥ)なら短歌の最高機能は、論理や実証を嘲うのではなく、それらを手元、あるいは土台(しょくばい)として「ぼんやりしたもののタシカサ」を暗証してみることだろう。角川用は、君の、いい意味での〈惡〉や無茶が薄まっているようだ。ゴッホ的溶解体験画や、ソニー・ロリンズ『サクスホン・コロッサス』ばりの美しき、品のある、暴力性が欲しいし、君なら実現できるはずだ。雑ぱくに読めば自他世界へのエグリの方法が浅いのだと考える。》とあった。ちなみに角川には以前の撰から洩れた歌をあつめて送るつもりだった。
 さっそく電話をした。おれは研究での題名を「a freerider on the ash」とするつもりだといった。先生は「それはキザだね。自分を強く見せようとしてる。もっと短くしなくちゃ、頭を使わせるようなものはだめ」といわれ、その場で、別の、ふたつの案をだした。ひとつは「灰語」、もうひとつは「うきわれ」。前者は寺山さんみたいといわれ、その場で「うきわれ」に決定した。角川には送らないことにした。
 すぐに原稿をつくって外出。なのに郵便局は時短営業で閉まっていた。午后3時までという。けっきょく、そのまま心療内科にいった。2番めだった。気づくと、汗で濡れまくっていた。医者と長々と喋り、太った自身を疎ましくおもいながら帰る。ダイエーで蜆汁をふたつ買って、薬局で処方してもらった。室にもどると、すぐに湯浴みをした。ムーンライダーズの「月面賛歌」を聴く。なかなかいいアルバムだ。リアムタイムじゃあ、欲しくても買えなかったものである。

 夕餉はラーメン半分に卵を落として食べた。しばらくは喰う量を減らそうとおもい、岡田隆の「除脂肪メソッド」を読み、ダイエットについての動画を観たりした。とにかく食生活を正しくしないといけない。あとはサプリのなまえを本からメモしたり、検索したりで過ごした。そとではずっと雨が降っている。うるせい。

 


あいびき[first demo] / mitzho nakata


 あいびき [a first demo track] / mitzho nakata

「あいびき」

Csus4
 がらすのような
Am7    Dm7
 まちがいに気づかない
GM7  
 ままで 

Csus4
 遠くに棲まう
Am7   Dm7
 人妻に恋をして
GM7  CM7
 どうする? どうなる?

Em      Am
 やがて咲いた 花
Em AonE
 ぼくをすり抜けて
GM7
 ゆくのさ
CM7
 O.K?

Em Am D7*2

BonA Em
 裸足の、  まぼろし
BonA Em
 夏に立ちのぼる
BonA Em
 焦らせないで 
BonA Em
 きみの果実に
BonA Em
 やられていたい
Cadd9  G 
 どうか お願いだ