みずから書き、みずから滅ぶってこと。

中田満帆 / a missing person's press による活動報告

#蝗のような新鮮な気分

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 ナンバーガールが再結成ツアーということで、なんとか大阪公演にいきたい。リアルタイムではライブなどいかなかったし、そうでなくともおれはライブにいかない人種だった。エレカシイースタン、ファウル、宙ブラリ、キングブラザーズにはいった。なんとかこの機会を逃したくない。

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 ちがごろはずっと港湾労働をやってる。即金を得るにはいい仕事だ。おれはふたつの会社に登録してる。いっぽうは楽だが長い仕事、もういっぽうは短いがきつい仕事だ。おれには返すべき借金(携帯電話料金¥20万、父から¥5万)があるし、PCだって買い替えたい。とにかくいまは仕事だ。けっきょく「河出 文藝」新人賞のためにおれはなにも書けなかった。しかたがなく以前の長篇を中篇に編輯してだすつもりだ。そして写真の賞──こいつは来月でもいい。今月の歌篇ももうすぐで終わる。短歌は7月まで書きつづけるつもりでやってる。目標は歌集をだすこと。ハードカヴァーで10部、ペイパーバックで40部だせればいいとおもってる。そうしたらしばらく文藝とはおさらばだ。絵を習いたい、写真を極めたい。

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 目下のところ、まず父からの¥5万を返す。それからは少額ずつでも電話料金のため、弁護士事務所に金を入れる。ほかに歌集出版の費用や、PCの予算も貯金する。優先順位は後者になるだろう。

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 根拠不明の自身家のようにいまのおれは見えることだろう。だが十数万の罰金を払い終え、仕事にも慣れてきたおれは今年中にもじぶんの願望を実現したいと考えている。なんとか夏になるまえに成果をだしたい。

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 きょうはずっとバナナの検品と荷降ろし。1時間早く終わった。休憩のとき、若い女の子がおれの年齢を訊く。親しくする気もないくせに馴れ馴れしくするんじゃねえと心の内奥でかぼやき、おれはまた帰ってきたというわけだ。

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Number Girl - 我起立一個人 (Live at SHIBUYA ROCKTRANSFORMED)