中篇小説
来月の出版物です。過去に書いた中篇小説と、いままでエッセイから完成度の高いものを撰んで収録しました。小説『ソクラテスという名のポン引き』は収録見送りです。いつか、だれかがリライトしてくれたらとおもっています。 www.seichoku.com
* ホチーチェルイバってなんのことかな──ブローティガン「ディキンソンのロシア語」 * リュックもギターも奪われた。トートだけ持ってわたしは男の室からでてきた。恐怖とともに。財布と電話はある。そいつはいった、おれから逃げるなら荷物は渡さない!──…
* おれたち、淡い夢のように糞をたれ齢をとっていくか!──中上哲夫「旅へ!」 * 7月12日 固茹で卵を3つ喰う。パプリカをまぶして。午前はずっとひとりでリハーサル。今回、ビザールを持っていくことにした。いつものチューニング。画材を鞄につめる。大阪…