みずから書き、みずから滅ぶってこと。

中田満帆 / a missing person's press による活動報告

コラム

酒鬼薔薇聖斗をめぐるショート・カット

* たぶん多くの人間が罰するということに激しいけれど鈍感で、赦すということに屈辱と同義なものを見いだしている。これは偏見である。もちろんのこと、これから書くことはすべて偏見の為せる業である。かれを赦せとはおもわないし、さらに罰しろ、曝せとも…

オイルサーディンによって書かれた詩論

* 文藝は淋しさばかり書架の秋 * 窓からそとを見る。どうしてあんなところに大型トラックが停まっているのかとおもう。これぞ詩だ。いまさらいうべきことなんかない。わたしが詩というものを書いてきてもはや15年になる。年数はどうだっていい。どうして詩…

よりかからないでください。──極私的・エレファントカシマシ小論

エレファント カシマシ II アーティスト: エレファントカシマシ 出版社/メーカー: エピックレコードジャパン 発売日: 1988/11/21 メディア: CD クリック: 2回 この商品を含むブログ (20件) を見る 《よりかからないでください》──これは、'88年「PATI-PATI」…

学歴というもの──マミー石田を再考する

そういう享楽的な諸君の姿を見ていると胸糞が悪くなります!──セリーヌ「死体派」 かつてマミー石田という男がネット上にいた。おもに「高卒者」を嘲笑するためにアジビラまがいの投稿を繰り返していた。かれには追従者もあったし、かれのサイトには共犯者も…

マイ・ポリティカル・ペーソス

* 子宮発の地下鉄に乗って * このくそ社会について書くまえに、わたしは自身について語ろう。わたしは病院や飯場を転々とした挙句、'11年12月より神戸市中央区より生活保護を受けている。そのあいだに自閉症スペクトラムなどの精神疾患から入院を繰り返し…

陳腐なる、救いようのないものについて

* たとえばわたしが24のとき、はじめての膵炎で入院していたときだ。病室のテレビで堀北真希のドラマ「イノセント・ラブ」の第1話をたまたま見た。田舎から不幸な理由があって堀北は上京し、ハウスキーパーの仕事に就くも、同僚の宮崎美子(だっけ?)にか…

長篇小説、そして創作について断片集

* 3/28 小説、新たなエピソードを挿入。1頁増える。夜、スケッチを二本書く。 4/10 小説、加筆。そして終盤の内相を削る。再編輯。阪神震災を追加。実家の現在の外観も。外出、食器拭きを買い、パンツを買い、食料を少し。ノックビンを呑み、禁酒2日め。小…

詩を金に換えるということ、そのほか

詩を金に換えるということ わたしの理想をいえば、文藝投稿サイトにも投げ銭や書き手支援のシステムがあったらいいとおもってる。中国ではすでにあるらしいが、日本に蔓延ってる潔癖症的同調主義がそれを赦さないだろう。こいつを黙殺し、破壊しながらやるし…

かつての、かつての、

from a jack-off machine#05[end] あたらしいものが書けないとき、かつてのものを読み返す。どれもこれもひどい。たしかにぼくの書くものも、内面も、暮らしぶりも、過古よりはずっとよくなってる。おととしよりも去年、きのうよりもきょうというぐあいで、…