みずから書き、みずから滅ぶってこと。

中田満帆 / a missing person's press による活動報告

2019-07-12から1日間の記事一覧

貧しき詩集(2007)

* すずかぜや眠る男の夢に吹き一瞬の絵を描きて去るかな 少年の一人の赤きまなこもてピカソの青に病むころもあり 他人の手求む一人の夜行より月の光のをはりへ急ぐ しぐれさす詩の一行の終点をどこに打つかな寺山修司 雁帰る何処ぞと問うも声はなし大方貧し…