みずから書き、みずから滅ぶってこと。

中田満帆 / a missing person's press による活動報告

2019-03-24から1日間の記事一覧

ぼくの足は冷え切ってる(今月の歌篇)

* みずからを蔑してばかり遠ざかる町がらすのなかのかのひと ためらいもなくてぼくは呼びかける朱雀の翔る春の前触れ 鯨雲ひととき首垂れながら髪掻き毟る淡い午后の陽 月影のまたも滴る零時過ぎスケートボード横転する わるぎのないいたずらなまなざしにさ…