* 老木のごとき時間を過したる夕暮れまえのぼくのためらい きみをまだ好きだといいてかりそめの証しを立てぬ流木の幹 涙という一語のために濡れながら驟雨の駅舎見あげるばかり いっぽんの釘打ちひとりさむざむと弟だったころをおもいぬ 薪をわる手斧のひと…
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