みずから書き、みずから滅ぶってこと。

中田満帆 / a missing person's press による活動報告

for MISSING/the NEWS LETTER 17/04/18

for MISSING/the NEWS LETTER17/04/18by mitzho nakata 正直いってネットでのウケはわるい。詩集や絵も売れない。 正当な方法、道筋を知らなくちゃいけない。 それがどこに書かれてあるか、というわけだ。 賞に当たるというのもいいのだろうけど、正直自信は…

そして遊戯は終わる

詩集「世界の果ての駅舎 詩群2014-2016」あとがき どうしてこんなにも警官が多いのか。やつらの車はわたしが坂を降るたびに、角を曲がるたびに、そして大通りで信号待ちをしてるときにも現れる。回転灯を光らせ、静かに。加納町交差点にいたマル暴は消えた。…

きようの落書、絵を描く練習

長篇小説、そして創作について断片集

* 3/28 小説、新たなエピソードを挿入。1頁増える。夜、スケッチを二本書く。 4/10 小説、加筆。そして終盤の内相を削る。再編輯。阪神震災を追加。実家の現在の外観も。外出、食器拭きを買い、パンツを買い、食料を少し。ノックビンを呑み、禁酒2日め。小…

長篇小説「裏庭日記」テスト版、限定販売

わたしの初の長篇自伝+犯罪小説「裏庭日記/孤独のわけまえ」が完成しました。その記念にテスト版5部を限定販売致します。全233P。値段は、¥1400+送料(定型外)です。後払いも可能です。よろしくお願いいたします。 mitzho84@gmail.com 中田満帆 a missing pe…

短歌とオイル・サーディンについての論考

腹が減った。きょうから禁酒のためにノックビン散薬を呑んでる。「短歌研究」及び「角川短歌」、どちらも脱肛した。できあがったということだ。角川は題名以外すんなりといったが、研究は何度も駄目だしを喰らい、ようやく出来た頃には最初の主題はほとんど…

これは海難救助法ではありません

* 3/27 モノマネ鳥の正しい使い方 長篇小説は直してるあいだに220pを超えてしまった。頁数はすなわち予算だ。あとはまた校閲・校正だ。骨が折れる。02/07に完成したはずが、もう二ヶ月ちかく経ってる。noteに最終稿があるので興味あれば読んで欲しい。有料…

おまえらの顔なんざ見たくもない、でも愛してるんだ(生活保護者の実像)

3/11 * 長篇小説はできた。けっきょくおれはコントロール・フリークなのだろう。ようやく気づいた。Vincent galloや伊丹十三とおなじだ。頁のすべてに拘った。表記、書体、レイアウト、改行、表紙などなどなど。こいつを出版社に送ってみるとしよう。だめだ…

詩を金に換えるということ、そのほか

詩を金に換えるということ わたしの理想をいえば、文藝投稿サイトにも投げ銭や書き手支援のシステムがあったらいいとおもってる。中国ではすでにあるらしいが、日本に蔓延ってる潔癖症的同調主義がそれを赦さないだろう。こいつを黙殺し、破壊しながらやるし…

縁日の世界 Pt.2

縁日の世界 Pt.2 水際を谺する花いちもんめ 流れそこねたおもいでがひらり ぼくは齢をとる、できそこないのまま 林檎飴を食べたことがない まちがった回廊を歩いた でたらめな大人になった 水切り遊び 石は語らない 祭りはもう終わり あの娘が消えていく こ…

中田満帆の予告編:小説「裏庭日記/孤独のわけまえ」

アイデンティティ: 青年と危機 作者: エリク・H.エリクソン,Erik H. Erikson,中島由恵 出版社/メーカー: 新曜社 発売日: 2017/11/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る アイデンティティとライフサイクル 作者: E.H.エリクソン,西平 直,中島…

「土のなかのぼく、土のなかのまぼろし(仮題)」没歌篇2018

過日、森忠明先生へ二篇の短歌を送ったのだが一偏ぜんぶ没になってしまった。というわけでこの行き場のない歌をここに残しておこう。 「土のなかのぼく、土のなかのまぼろし(仮題)」──短歌研究新人賞のための歌篇 わが帰途を見失えりただひとりゆくなら黄…

きらわれもの

●きらわれることについて そのときその場所でいちばんの女に惚れてきた。きれいな女どもはわたしに腹を立てていなくなった。男たちもまたわたしに嫌気を差して去っていった。数年まえのことだ。わたしはフェイスブック上で、自身の怒りと恋情をさらけだして…

政治

球根を赦すまじや花という禍のために野は濁れり ぼくはほとんど政治や歴史を手放して来た。それ自体組織ではないかとおもった。新聞はあいかわず見出しとしショットのレイアウトの産物であっても、思考の産物ではない。いかにかれらが考えてるかをかたちにし…

ブコウスキー「モノマネ鳥よ、おれの幸運を願え」1972年

チャールズ・ブコウスキー「モノマネ鳥よ、おれの幸運を願え」1972年 Charles Bukowski "Mockingbird Wish Me Lock" - 1972 Block Sparrow Press モノマネ鳥よ、おれの幸運を願え (ブコウスキー詩集) 作者: チャールズブコウスキー,Charles Bukowski,中上哲…

SUZURIにてオリジナル・グッズ販売

ずっと放置していたSUZURIのグッズ販売に手を入れてみる。もちろんこんなものが売れるとはおもってない。自己満足の範囲である。こういったところを使ってうまくやるひとびともいるのだろうけど、わたしのようなスタイルの絵はまずもって受けない。それでも…

ほとんどなにもできないままで

きょうはHPをつくってみたが、大した経歴や作品があるわけでもないからなんとなく上滑りだった。Mitzho-nakata-a-missing-person-s-press からだを傷め、ろくな仕事にもありつけず、日を送ってる。おれはほとんどなにもできないままでこの年を終えようとして…

横尾忠則 HANGA JUNGLE(仮稿)

#hangajungle #横尾忠則現代美術館 横尾忠則全版画 HANGA JUNGLE 作者: 横尾忠則 出版社/メーカー: 国書刊行会 発売日: 2017/04/25 メディア: ハードカバー この商品を含むブログ (2件) を見る 死なないつもり (ポプラ新書) 作者: 横尾忠則 出版社/メーカー:…

ジューク・ボックスの時代に

ジューク・ボックスの時代に 水鉄砲撃ちつくしたり裏庭を駈けて帰らぬ幼年の業 美少年クロスロードにさしかかり魂しいの値をきょうも数えん 翻るワンピースや物干しの彼方に失せる数千のきみ 怖じ気づいて去るぼくの姿よ泥濘のなかに紛れん犯意の確かさ ロッ…

きみにとっておれが善良でなくとも

すべての郵便局が驟雨に呑まれてしまうまえに メルセデスを叩き潰し それからふたりで甲殻類を喰いにいこう 文鳥が鳴きやむまで 腹いっぱい タクシーは油虫みたいにロータリーで睦む けっきょく選択肢はどこにもない あるいは恋人たちとともにして アスパラ…

旅の写真帖:新潟

9/18 青森から東京へもどる。そこでまたも中野の裏庭文庫氏の室で泊めてもらった。かれと合流したとき、しこたまに酔っててわたしはふらふらだった。からだはあちこち痛んでるし、痛み止めは暑さで溶けてた。 新宿だかどっかの公園で寝てるとき、電話があっ…

旅の写真帖:青森後篇

9/18 朝、ホテルをでる。六ヶ所村を経由して恐山まで連れていってもらう。わたしの格安スマートフォンが圏外なる。入山料を払ってもらい、ふたりで入る。台風が来たあとだというのに、駐車場には観光客たちの車があった。 激しいかぜでまっすぐに歩けない。 …

旅の写真帖:青森前篇

9/16 人生初のアラスカ、ではなくて青森。 pic.twitter.com/xxILX2spRN— mitzho nakata/中田満帆 (@mitzho_nakata) 2017年9月16日 朝、上野から青森へ。着いたときに夜の8時だった。まっくらななか、月を見る。手のひらにぢっと汗を掻いてた。 夜明けまでを…

旅の写真帖:東京

ずらかりたい。たしかにあまい考えかも知れない。わたしはアマゾンの下請倉庫をうろつき、右のものをひだりに、うえのものを足許へ動かしてるあいだずっとそう考えてた。いまいるところを抜けだしただけであるのはちがった現実であって、またそいつに喘ぐこ…

ちんすこうりな「女の子のためのセックス」2017

ちんすこうりな「女の子のためのセックス」2017/草原詩社 女の子のためのセックス 作者: ちんすこうりな 出版社/メーカー: 人間社 発売日: 2017/08/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 青空オナニー 作者: ちんすこうりな 出版社/メーカー: 草…

犬の名は月曜日

前略 親愛なるS・E氏、そして愛犬のマンデーへ 仕事を探してる。33にもなって。寮つきの工場はだめだった。どれも長期、みじかくとも6ヶ月。超過勤務とその手当を前提にした求人票を見るたびにやつらの経営陣はばかなんじゃないかとおもう。8時間も立ち仕事…

黙する、まなざし

黙する、まなざし またたきの天体 おきざられた観覧車が、 さまようぼくを照らす夜 かわるがわる、 飛びかかる過去やらきみやら、 流動体みたいなスカーフ、 色のないスコール、 交わって。 おはようございます、 はじめまして、 ぼくはうれしい、 どうぞよ…

夏の定型詩

短歌 真夏の死たとえばぼくの万華鏡いつもみたいにきみが視えない けものすらやさしい夜よみずからを苛みながらも果実は青い 森番のひとりのかげを手斧もてわかちつつある狩人のぼく まだ解けぬ方程式も夕暮れてきみのなまえのなかに眠れる 神殺むるときを経…

ニューオーリンズ

ニューオーリンズの日々についてブコウスキーは語りたがらない あるいは語るべきものがあまりないのか 5セントの棒つきキャンディを嘗め 空腹を抱え 書くためだけの時間を求める あるいは子供たちに追われて、 酒屋のなかへと逃げ込む 果たしてすべてはおも…

ダン・ファンテ「天使はポケットに何も持っていない」1998年

ダン・ファンテ「天使はポケットに何も持っていない」1998年 Dan Fante - "Chump Change" Sun dog Press '1998 天使はポケットに何も持っていない (Modern&Classic) 作者: ダン・ファンテ,中川五郎 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2004/07/21 メディ…